北欧のフィンランドは、バルト海の海底を通ってヨーロッパの天然ガス供給網をつなぐパイプラインが損傷し、稼働を停止したと発表しました。何らかの外部活動が原因とみて捜査を進めています。 10日、フィンランド政府の発表によりますと、フィンランドとバルト三国のエストニアとを結ぶ天然ガスの海底パイプライン「バルチックコネクター」が損傷し、稼働を停止したということです。 あわせて通信ケーブルも損傷が確認されました。 このパイプラインを通じてフィンランドはヨーロッパの天然ガス供給網につながっています。 フィンランドのオルポ首相は10日の会見で、「損傷は外部活動の結果とみられる」と述べ、捜査を進めていることを明らかにしました。 天然ガスのパイプラインの修理には数か月間かかるということですが、LNG=液化天然ガスの貯蔵施設があるため、エネルギー供給への影響は小さいとしています。 フィンランドはロシアのウクライ