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ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (572)

  • ナデシコの花 - ururundoの雑記帳

    ナデシコ(撫子) 数年前に パラパラと蒔いた アメリカンワイルドフラワーの種。 小さな袋に 数種類の種が入っており 一斉に花が咲くのかと思えば そうではない。 青い花が咲き しばらくするとオレンジ色が咲く。 去年は白のナデシコが咲いた。 「アメリカンワイルドフラワーにナデシコの種・・・?」 そして 昨日 赤とピンクの小さなナデシコが咲いていた。 思わぬ時に 思わぬ9の花。 何か とんでもない事が起こったように 写真まで撮り その後愛でた。

    ナデシコの花 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/06/11
    何てかわいいのでしょう!青々とした葉を背景にしたとても素敵な写真ですね。
  • 花の香り 梅の実の香り - ururundoの雑記帳

    コアジサイ 淡いブルーのコアジサイと 白いウツギの花は 同時に群れて咲く。 濃密な香りは むせるようだ。 山の中 道路の脇 毎年 自分たちの領域を広げていく。 上に螺旋を描いて飛ぶ鳶は その香りに酔ったように 大空を舞う。 いつものように 可愛い声で鳴く事もなく ゆっくりと 風に乗っている。 数日前に 淡い緑の南高梅を少し買った。 白の琺瑯鍋で漬けられるだけの量。 毎年 一年分の梅を漬ける。 実を「小屋」の中で熟れさす。 熟れるにつれて 甘い香りが漂う。 オレンジと赤い色になると すももの様に齧ってみたいなあと思う。

    花の香り 梅の実の香り - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/06/09
    紫陽花の時期ですね。漬かった梅の実には時間が閉じ込めてあるのだと読んでいて気づかされました。
  • 「カザルスへの旅」伊勢英子著 - ururundoの雑記帳

    大して期待もせずに 読み始めたであるのに 最初から面白く 読み進んでいる。 「カザルスへの旅」伊勢英子著。 5月15日のブログ 『見えない蝶をさがして」「チェロの木」』の作者だ。 「日常のこまごまとした事に 押しつぶされそうになっていた私の感性。 一度自分の全ての束縛から放り出してみたかった」と 伊勢英子は カザルスの住んでいた スペインの小さな村プラドへ旅立った。 カザルスは フランコ独裁政権下で故国スペインを去り 一才の権力に背を向け 永遠の亡命者を決意した。 私が説明するまでもなく 余りにも偉大なチェリストだ。 3歳からチェロを弾いている 絵作家の伊勢英子は なぜカザルスの地に行ったのか。 それは読み進めば 分かるだろう。 文章の上手さ 美しさ 生きる事への情熱。 日常の束縛から解き放たれたいと思い それをすぐに行動に起こす決断とバイタリティ。 旅をする伊勢英子の心の中は 彼女の

    「カザルスへの旅」伊勢英子著 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/06/07
  • モミジバキイチゴ ラーメンと冷麺 - ururundoの雑記帳

    モミジバキイチゴ 私の知っている 黄色の果実の木苺は モミジバイチゴだけ。 春の終わりに 白くて長い花びらの花が咲く。 花びらが散り どこに咲いていたのかも忘れていると 今日の様に 突然私の前に姿を現す。 山吹色の艶々とした果実。 以前のように 摘んでべたりはしない。 昨日 京都の夫の友達から 中華の「サカイ」のラーメンと冷麺が届いた。 麺を湯がく手間だけでべられる。 太麺のラーメンスープは濃厚で メンマ 焼き豚 ネギ 海苔がついている。 冷麺はスープに辛子がよく効き 細く切った焼き豚と胡瓜 これにも小さな海苔がついている。 美味しくて嬉しい 贈り物だった。

    モミジバキイチゴ ラーメンと冷麺 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/06/05
  • 山羊を見に行く - ururundoの雑記帳

    れん うちから車で15分ほどの所。 私より20歳若い友達と言うか 知人と言うか その人が 小さな山小屋を借りている。 山小屋の周辺の草を 草刈機で刈る代わりに 「山羊を2頭レンタルしたから 見にくる?」 と LINEを貰った。 ケーキを二切れ ラップに包み 軽トラで山道を走った。 白の山羊は草を喰み 黒い山羊は ブルーシートのテントから 私を見ていた。 「黒い山羊は怖がりだから」 私が小屋に入るまで テントから出なかった。 電気カーペットと電気ストーブで暖かい部屋。 育てた綿のふわふわの 沢山のコットンボールが 日当たりのいい窓際に広げてあった。 ちょうど2時間 大いに話した。 しっかり者の彼女は 私に色々と教えてくれ 私は「自分に正直に生きたい」と まるで若者が言う様な事を 恥ずかしげもなく言った。 お昼ご飯に間に合うように 「小屋」に帰った。 150年ほどの年輪の杉の上に エゴの花がパ

    山羊を見に行く - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/06/03
    すべてが美しくキラキラと輝いているように感じます。
  • 佐伯祐三 「アルルの跳ね橋」 - ururundoの雑記帳

    佐伯祐三 1924年 アルルの跳ね橋 友達が ゴッホの描いたアルルの跳ね橋に行ってきた と 話してくれた。 そのツアーの数人以外に 観光客はおらず 橋の近くに 「ゴッホの跳ね橋」の 案内板が立っていたと。 佐伯祐三との米子は 1924年にアルルに行き 跳ね橋に出会い 心踊るように その橋を描いたと 米子のエッセイに書かれていたのを思い出した。 1978年 京都国立近代美術館 没後50年記念 佐伯祐三記念展があった。 私はそこで その展覧会の図録を買った。 経年劣化で表紙が色褪せた その図録を 久しぶりにページをめくると 鉛筆で描かれた アルルの跳ね橋が在った。 モノクロの写真だが そのスケッチは空は青く 草は淡い緑に塗られていたのだろう。

    佐伯祐三 「アルルの跳ね橋」 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/31
    絵画に描かれた場所を訪れる、とても素敵な行為だと思います。
  • 28日 豪雨強風 - ururundoの雑記帳

    今日28日 豪雨と強風。 風で初夏の緑の木の枝が 大きく撓んで揺れた。 雨は 時には霰かと思うほどの音で ある時は 止んだのかなと思うほどの静かさで降った。 雨は 屋根から滴り落ち 下に置いた 大きなポリバケツに溜まる。 晴れが続いた日の 植物にやる水に使う。 今日も バケツに雨はすぐに溜まり 水の表面が 激しく揺れた。 咲き始めたジギタリスの花 葉っぱに 雨の雫がたっぷりと留まり 落ち続けた。 たっぷりと水を吸った 生き生きとした濃い緑。 川の水は黄土色に変わり早い流れで でも 心配をするほどではない。 29日は お天気になるとニュースで言った。 久しぶりの青空と キラキラ光る木漏れ日が 美しいはずだ。

    28日 豪雨強風 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/29
    ご無事でよかったです。関東でも夜中まで強風が吹き荒れていました。嵐が去った後の草花は何事もなかったように佇んでいて逞しいですね。
  • 植木鉢の草たち - ururundoの雑記帳

    数年前 茶色の大きなすり鉢の底に穴をあけ 土を入れ 植木鉢とした。 そこに何の花が植っていたのか 思い出せない。 今年の雪が消え 春になり 初夏が来た。 すり鉢の植木鉢には 何種類もの草が 箱庭の原っぱのように 姿を現した。 ジギタリスの芽 黄色い花の草 薄水色の花 マムシ草のような草 名前の知らない草 等々。 好きな所に 好きなように咲いている。

    植木鉢の草たち - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/27
  • 梅の実を拾う - ururundoの雑記帳

    今は廃屋となってしまった 築何百年の家の庭。 そこには 桜 梅 柿 紅葉 山椒 馬酔木等々 大きな幹になり それぞれの木々が実をつける。 その廃屋のそばの 黒いアスファルトの道路に まるで どんぐりが撒かれたように 小粒の梅が落ちていた。 淡い緑の 銀杏くらいの大きさや どんぐりくらいの大きさの 梅の実を拾って持ち帰った。 余りにも美しく 可愛い形だったから。 手のひらに載った青い小さな実は 一人前に甘い香りを 微かに放つ。 杉の大木の年輪の上に 置いてみる。 梅より先に落ちていたのは エゴか クロモジの実なのか? 共に並べて 写真を撮る。 梅の実の赤い色が 少女のようだ。

    梅の実を拾う - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/25
    じっと眺めていると時の流れを感じ色々なことを考えました。木の年輪と青々とした実の対比がとても美しいです。
  • 薔薇 「グリーンアイス」 - ururundoの雑記帳

    薔薇 グリーンアイス 苗ポットに植っていたのは なんとも珍しい花びらのバラだった。 「あげるから どこかに植えたらいい」と貰ってきた。 名前はグリーンアイス。 植木鉢に植え替える時に 小さな棘に 指をチクチクと刺された。 小さな蕾が次々と開いた。 花の真ん中に 緑の葉っぱのようなものが出て それが 蕊なのか 葉なのかは分からない。 初めて見た 鹿子模様の白にピンクの薔薇は 果たして 私の元で元気に育つのだろうか。 夜露や雨を浴び 小鳥たちの声を聴き 木洩れ陽を見上げながら グリーンアイスよ 大きくになれ。

    薔薇 「グリーンアイス」 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/23
    初めてみるバラの花びら。白が縁のピンクと相まってかわいらしく感じます。
  • ツタンカーメンの豆 筍 - ururundoの雑記帳

    ツタンカーメンの豆ご飯 筍酢味噌辛子和え 初夏 旬の材の到来。 夫の兄の家庭菜園で採れた「ツタンカーメンの豆」 隣の集落のHさんの竹林で採れた筍4。 ツタンカーメンの豆は 炊き上がったときは普通の豆ご飯。 保温にして時間が経つと赤飯になる。 今日(19日)は 小雨の1日で肌寒く 朝から ストーブで薪を燃やし続けた。 筍は ストーブの上に載せた大鍋に 糠を入れたたっぷりの湯で じっくりと湯がいた。 まず今日の筍の一品。 自生している山椒の葉 味噌 砂糖 辛子 酢。 すり鉢でゴリゴリと擦り 厚い目に切った 筍の柔らかい部分を さっくりと和えた。 はんなりとした桜色の豆ご飯 感も嬉しい筍の酢味噌和え。 菜の花色のほうれん草のオムレツと かぼちゃ ちくわ わかめの味噌汁の晩御飯。 指先に残る 筍の皮を剥いた時の香りも嬉しい。

    ツタンカーメンの豆 筍 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/20
  • 葉桜 ペパーミント - ururundoの雑記帳

    数日 良いお天気が続いている。 強い南風が その気持ちよさに邪魔をする。 シャワーよりも小さな雨粒が 顔にかかるのは 葉桜となった桜の 柔らかな葉の上に見える 軽やかに流れる 白い雲から届くのか? もらったダリアの芋を5個 土に植えたのは二週間ほど前。 狭い花壇の様な所に 良い加減に植えたら芽が出た。 果たして 花が咲くまで辿り着けるだろうか。 ジギタリスの種が風で飛んだのか 小さな芽があちこちに出ている。 来年に花を咲かせると嬉しい。 と書くと 園芸好きに思われそうだ。 「小屋」の周り 花壇の中 ミントが元気に背丈を伸ばし 濃い緑の葉っぱが 質素な小屋の いい彩りとなっている。 私は毎日 その葉っぱや茎を摘み 大きめのガラスのコップに挿し サラダに お茶に 料理にと使う。 そのせいか 繁殖力の強いミントだが 今の所 ちょうどいい力関係で 折り合いをつけている。

    葉桜 ペパーミント - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/19
  • 絵本「見えない蝶をさがして」「チェロの木」 伊勢英子著 - ururundoの雑記帳

    NHKラジオで 絵作家の伊勢英子さんの話を聴いた。 沢山の挿絵 絵を出している人だそうだ。 私は知らなかった。 滑舌が良く 途切れる事なく話す人。 過干渉の母から 大学生になっても逃れられなかった伊勢さんは 大学生の時(卒業後かもしれない) ヨーロッパツアーのチラシを見て申し込む。 そして パリで帰国せず留まり 一年を過ごす。 今から50年ほど前の事だ。 ここで 私は親から自立した伊勢さんに興味を持った。 どんな絵なんだろう。 すぐに図書館から借りた。 文も絵も 確かな力を感じさせ でも 子供には難解ではないかと思った。 沢山の絵の中から 2冊を選んだ。 「見えない蝶をさがして」 「チェロの木」 チェロ製作の職人である父は 息子のクリスマスプレゼントにする チェロが間に合わなかった。 そして 誕生日に 作ったチェロをプレゼントする。 息子はずっとチェロを弾き続け 大人になって 演奏

    絵本「見えない蝶をさがして」「チェロの木」 伊勢英子著 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/15
    たくさんの光を感じる素敵な絵。実際手に取って見てみたいです。
  • 多和田葉子の小説 - ururundoの雑記帳

    1ヶ月の間に 多和田葉子の小説を2冊読んだ。 ずっと気になっていたのに なぜか後回し という経験は誰でもあるだろう。 その中の一人が 多和田葉子だった。 初期 中期 最近の作品とリストの中から選び まず 今回は初期と中期のを図書館から借りた。 「犬婿入り(ペルソナ)」は芥川賞の受賞作 「ヒナギクのお茶の場合/海に落とした名前」は 短編8作からなる。 大学を卒業してからドイツに住み そこで 小説と詩を日語とドイツ語で書き 写真で見る風貌は 厳しい表情をしている。 そんな数行の前知識だけで 読み始めた。 「犬婿入り」はマグリットの絵のようであり 「ペルソナ」のラストはアバンギャルトの ヨーロッパ映画の様。 「ヒナギクのお茶の場合/海に落とした名前」の 8作も含め どれもシュールで エロティックで LGBTQが登場する。 言葉 単語の意味は深く しかし それは難解ではない。 読後は「後を引く」

    多和田葉子の小説 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/13
    小学校の頃、同じ苗字の同級生がいたことを思い出しました。とても惹かれる内容。ぜひ読んでみようと思います。
  • アジュガの花 - ururundoの雑記帳

    アジュガ 京都から 引っ越しの時に持って来た薔薇は あんなに蕾をつけていたのに こちらでは 貧相な風采になってしまい ヒョロヒョロとやっと立っている。 勿論 最近は蕾をつけた事はない。 なんとか 手入れをしないと と思いつつ 10数年が過ぎた。 ブルーベリーも同じだ。 息も絶え絶えに 成長もせずに頑張っている。 増え過ぎて困ると言われている木苺類。 うちでは育たなかった。 かと思えば 植えた栃の実から芽が出て あっという間に 今は2メートルを超える木になった。 細い木だが 一人前の大きな葉っぱを 空に向かって広げている。 ジギタリスも 自生の百合も 毎年 少しずつ増えている。 肥料もやらない。 でも 育つものは育つ。 同じように陽の光を浴びているのに。 問題は土との相性かもしれないと 最近思うようになった。 狭い地面に 色々な草木が植っている。 放っておいても元気なもの 心配しながら 目を

    アジュガの花 - ururundoの雑記帳
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    neputa 2024/05/10
  • 藤の花が咲いている - ururundoの雑記帳

    藤の花 雨が降ったり止んだり 南風が吹いたり止んだり そんな日が昨日から続き なんとなく心が騒がしい。 でも そんな事には関係なく 緑は色を変え 木々に咲く花々は 移り変わる。 桜 山桜 梅 木蓮は遠に終わり 今は 薮椿の落ちた花が美しく あちらこちらに淡い薄紫の藤の花が咲き 濃い黄色の山吹の花は 今年は少ない。 「小屋」の前の崖に ガマズミの小さな花が満開で 紫色の花のアジュガが ドアの前に群れている。 ウマノアシガタの黄色の花は 細い茎の上で 風に揺れる。 何種類もの鳥の声が 山の中から聞こえるが 私が分かるのは ツツドリだけだ。 と、良い事ばかりを並べてみた。 自然の天候の厳しさは 想像していただこう。 台風の時は 雨雲レーダーを見て 避難するかどうかを決めている。 絵「葉っぱのフレディー」は 林の木々達の葉っぱの一生を語っている。 それを読んだ後では 強風で裏返る葉っぱ 枝がしな

    藤の花が咲いている - ururundoの雑記帳
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    neputa 2024/05/08
  • 映画「悪は存在しない」 監督:濱口竜介 - ururundoの雑記帳

    4日土曜日 京都シネマまで 映画を観に行った。 山から下り 京都まで映画館に行くのは 京都に住んでいた頃のように 買い物のついでに というわけにはいかない。 だから 一年に2〜3回ほどの映画鑑賞となる。 「悪は存在しない」 監督は濱口竜介。 なんの前知識もなく ミニシアターの 通路側後部シートに座る。 『長野県水挽町。代々そこで暮らす男と小学生の娘。 その暮らしは 水を汲み、薪を割るといった 自然に囲まれた慎ましいもの。 ある日 近くにグランピング場を作る 計画が持ち上がる。 それは環境や水源を汚しかねない ずさんな計画で・・・』 と チラシに書かれている。 筋書きだけだと 開発業者と地元民の対立だが 重奏音の音楽 自然の怖さを感じさせる映像 笑わない地元民達の表情が 何かあると観ている者に思わせる。 映画館から出て歩いている時や 電車の中 私は難解なラストの意味を考えた。 今でも ふと考

    映画「悪は存在しない」 監督:濱口竜介 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/06
  • 杉の年輪 黄色の枯れた花 - ururundoの雑記帳

    八重咲き水仙 道端のあちらこちらに 群れて咲いている 黄色の八重咲水仙を 7、8手折り 持ち帰り 白い花器に投げ入れた。 その花達もやがて萎れ 「小屋」の中の高い場所に 紐で結えて吊るした。 やがてそれは しっかりと乾き 薄い花びらを触ると パリパリと音がしそうな程だ。 外の杉の木の上に 並べる。 150年は生きたであろう杉に 数日の命だった 黄色い花達。 そよとも風の吹かない 雲一つない青い空の下 若い芽吹きの木々に囲まれ 遠くから聞こえる ツツドリの鳴き声を聞きながら 質素な美しさの 杉の年輪と黄色い枯れた花を眺め 私は満足である。

    杉の年輪 黄色の枯れた花 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/04
  • 蕗のとうの綿毛 - ururundoの雑記帳

    蕗のとうの綿毛 蕗のとうが 小さな花を咲かした後 茎がどんどん伸び 60センチほどになった。 そして 今は綿毛が飛び立つ準備をしている。 白い綿毛の芯は赤く 顔を近付けて見ると 今まで気がつかなかった可愛さを見つけた。 蕗の薹 ボロギク ススキの綿毛が順番に 風の流れに乗って飛んで行くのも もうすぐだ。 今でも 朝晩にはストーブに薪をくべている。 今日は小雨の1日で寒く 冬の服に戻った。 安定しない今年の春だ。

    蕗のとうの綿毛 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/05/02
  • 買い物の帰り道 - ururundoの雑記帳

    27日 午後 買い物の帰り 私が住む山間の村にも そして うちから車で30分の 図書館や道の駅がある所も 田んぼに水が入った。 水面に 山並みや 白い壁の小屋や 空が映っている。 雲も やがてやってくる 飛ぶ燕も映る事だろう。 車で走っていると ハッとする景色が目に入ってくる。 助手席に座っている時は 車が走っているままで 窓から その景色にスマホをかざす。 私が運転している時は 車を止めて 外に出て撮る。 今日の写真は どちらだろう?

    買い物の帰り道 - ururundoの雑記帳
    neputa
    neputa 2024/04/28