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毎日新聞に関するninamuのブックマーク (49)

  • 英大使館跡地から弥生時代の集落 説明会開かずマンション建設へ | 毎日新聞

    東京都千代田区一番町の英国大使館跡地から弥生時代の集落跡が見つかったことが千代田区への取材で分かった。見つかったのは三菱地所レジデンス(東京都)などが再開発を進めている土地で、縄文時代のものも含めこれまでに竪穴住居跡が28棟確認された。ただ、遺跡として現地に残すことは難しい見込みで、調査後に埋め戻されてマンション建設が始まる予定。現地説明会も開かれない。都心における遺跡活用の難しさを改めて浮き彫りにした。 千代田区などによると、10月下旬までにこの土地で見つかった弥生時代後期前半(1~2世紀)の竪穴住居跡は21棟。縄文時代のものも3棟あり、そのうち1棟には貝が残っていた。時期が不明の竪穴住居跡も4棟あった。弥生土器や縄文土器も出土し、近世の上水木樋(もくひ)や井戸、地下室なども確認された。 調査は2024年3月まで行われる。調査対象となった約7700平方メートルのうち、まだ約3700平方メ

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  • 類例なく「国宝級」発見 「盾形銅鏡」出土 奈良の富雄丸山古墳 | 毎日新聞

    出土した鼉龍文盾形銅鏡。盾と鏡を合わせたようなデザインで、鼉龍文や幾何学文様など精緻な装飾が特徴的。中央の丸い突起はひもを通す「鈕」=奈良市教委提供 奈良市にある国内最大の円墳、富雄丸山古墳(4世紀後半、直径109メートル)の未盗掘の埋葬施設から、過去に類例のない盾形の銅鏡(長さ64センチ、幅約31センチ)と蛇行剣と呼ばれる鉄剣(全長237センチ、幅約6センチ)が出土した。いずれも国産とみられる。盾形銅鏡は国内で出土した銅鏡で最も大きく、裏面には精緻で複雑な文様が施されていた。蛇行剣は曲がりくねった刃が特徴で、古墳時代の鉄剣としては東アジア最大、蛇行剣では国内最古という。25日、発表した市教委と奈良県立橿原考古学研究所は「古墳時代の金属器の最高傑作」と評しており、国宝級の発見といえる。 埋葬施設は、墳丘から北東方向にせり出した「造り出し」で見つかった。木の幹を二つに割り、内部をくりぬいて被

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  • 「最後のカラス部隊」が籠下ろす 行商列車に揺られて70年 | 毎日新聞

    「もうこの籠を背負うこともないかね」。石山文子さんの笑顔は心なしか寂しそうだ=茨城県利根町布川で2022年12月25日午後2時19分、堀井泰孝撮影 「蒸気機関車がポー、ポッポーって近づいてくるんよ」。茨城県利根町布川の石山文子さん(93)は懐かしそうに目を細める。駅ホームに設置された行商台から体重の2倍近くある籠を背負い、前かがみになり行商列車に乗り込む。東京・銀座の「最後のカラス部隊」が約70年間、毎朝繰り返した日常だ。新型コロナウイルスの感染拡大で休止して間もなく3年。「電車に乗らなくなって足腰が弱ってしまった。もう行けないよ」。石山さんはついに籠を下ろした。【堀井泰孝】 1923年の関東大震災後、茨城や千葉の農民が野菜を担いで国鉄(現JR)常磐線、成田線で東京に通い、行商は広まる。戦後、東京の糧難を補い、農家の現金収入獲得のために格化。当時は米の売買が主流だったが、42年制定の

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  • ひろゆき氏の「それってあなたの感想ですよね」 小学生の流行語1位 | 毎日新聞

    「それってあなたの感想ですよね?」――。ベネッセホールディングス(HD)が1日発表した2022年の小学生の流行語ランキングで、「論破王」と呼ばれるインターネット掲示板2ちゃんねる」(現5ちゃんねる)開設者「ひろゆき」こと西村博之氏のセリフがトップに輝いた。学校の先生や親から注意された時に反論する際の言葉として小学生の間でブームになったという。大人にとっては、大いに悩まされた年となったようだ。 「それって~」は、ひろゆき氏がテレビ番組で論客を“論破”する際の「殺し文句」として使ったとされる。

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  • じわり広がる「こん棒」人気 競技も誕生 仕掛け人の秘めた思い | 毎日新聞

    令和の世で、原始的なあの道具が、じわり人気なのだという。山から切り出した木を削った「こん棒」。都会の展覧会では若い女性が大声を上げて振りかざし、インテリアグッズとして売れていく。世界初?の競技大会まで開かれるという。仕掛け人は、大阪から奈良の山里へ引っ越した一人の青年だ。聞くと、木の棒にさまざまな思いを込めたようで。 奈良県宇陀市の農林業、東祥平(あづましょうへい)さん(31)。大阪府富田林市出身で、関西大在学中に魅了された農業で生計を立てようと、2015年に奈良へ移住した。こん棒にはまったきっかけは21年、山林整備の仕事を手伝い、直径約10センチの木の切れ端を持ち帰ったことだった。

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  • ウクライナ軍、東部拠点リマンでロシア軍包囲「ほぼ完了」と表明 | 毎日新聞

    ウクライナ東部ハリコフ州のイジューム近くでウクライナ軍に確保されたロシア軍武装車両に放尿する犬=9月30日、ロイター共同 ウクライナ軍は9月30日、東部ドネツク州のリマン周辺でロシア軍の包囲が「ほぼ完了した」と表明した。ウクライナメディアが報じた。親ロシア派も周辺で劣勢だとした。ロシア軍が拠点とするリマンを攻略できれば、隣接するルガンスク州の拠点リシチャンスク奪還の可能性が高まる。 米シンクタンク、戦争研究所は30日、ウクライナ軍が72時間以内にリマンを掌握…

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  • 宗教2世の漫画家がのみ込んだ言葉 親を恨めず、怒りの矛先自分に | 毎日新聞

    「喉元まで出かかった言葉をのみ込んでばかり」。安倍晋三元首相(67)が奈良市で遊説中に銃撃されて死亡した事件の翌9日、ツイッターにこんな投稿が流れた。発信者は漫画家の菊池真理子さん(49)。信仰熱心な親を持つ「宗教2世」を当事者目線で描いた作品が評判になりながら、連載途中に終了したことが話題になっていた。言葉をのみ込んだ理由を聞きたい。菊池さんに連絡してみた。【賀有勇】 菊池さんは2021年9月、集英社のウェブメディア「よみタイ」で「『神様』のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~」の連載を始めた。しかし、連載を進めるうち、宗教団体や登場人物の描き方を巡って菊池さんと編集部の意見の折り合いがつかなくなり、今年3月までに連載が終了した。 オンラインでインタビューに応じた菊池さんは「宗教に翻弄(ほんろう)される人たちを題材にスタートしたのに、宗教の描写をできないのは無理があると感じ私から降りま

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  • ガードレールの丸いところ盗難、408枚に 被害総額102万円 福岡 | 毎日新聞

    福岡県豊前市などで鉄製ガードレールの盗難被害が相次いで確認された問題で、豊前署は31日、豊前市と上毛町、築上町で計408枚(被害総額約102万円)の被害があったと発表した。同署は自治体からの被害届を受理し、窃盗事件として捜査を始めた。 同署によると、盗まれたのはガードレール先端の丸まった袖ビームと…

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    ninamu
    ninamu 2022/06/01
    “袖ビームと呼ばれる”
  • 特集ワイド:「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦さん 35周年秘話/上 時代が生んだヒーロー 「スタンド」無限の可能性 | 毎日新聞

    累計発行部数が1億2000万部を超える人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」が、誕生から35周年を迎えた。1部から8部まで、世代を超えてファンに愛される「ジョジョ」。作者の荒木飛呂彦さん(61)が取材に応じ、ジョジョが生まれた経緯や「幽波紋(スタンド)」誕生の裏話、作品に隠されたテーマなど、とっておきのエピソードを語った。「荒木ワールド」を2回にわたり紹介する。 東京都内のマンションの一室。資料が並ぶ書棚、年季の入った大きな作業机、隙間(すきま)には、オーディオセットがはめ込まれている。そこが「ジョジョ」ストーリーが紡がれる現場だ。 「もう、古いですよ。ずっとここです。アトリエっぽくしたくないんですよね。画板も30年ぐらい使ってる」。てらいのない調子で荒木さんが表情を崩した。原則、平日の午前11時から午後11時まで、荒木さんはずっとジョジョを描いている。 「ジョジョ」は、ジョジョとディオを巡る

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  • 山梨・道志村で発見の骨、不明女児と断定 DNA型鑑定で | 毎日新聞

    捜索活動が続く山梨県道志村の山中。写真左のひし形の沢が人骨が見つかった「枯れ沢」=山梨県道志村で2022年5月14日午後3時56分、社ヘリから 山梨県道志村で見つかった人骨について、山梨県警は14日、DNA型鑑定の結果、2019年9月に同村のキャンプ場から行方が分からなくなっている小学1年だった小倉美咲さん(行方不明時7歳)=千葉県成田市=のものと断定したと発表した。山梨県警捜査1課は事件と事故の両面で捜査を続け、美咲さんが死亡に至った経緯について調べる。 県警などによると、DNA型鑑定を進めていたのは右側の肩甲骨。5月4日に道志村のキャンプ場近くで捜査員らが見つけた。

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  • 旗艦沈没「ロシアの苦戦、印象与える」 東京大・小泉悠専任講師 | 毎日新聞

    ウクライナ侵攻中のロシア軍で黒海艦隊旗艦である巡洋艦「モスクワ」が沈没したことについて、東京大の小泉悠専任講師にその影響などを聞いた。 ◇ モスクワは巡航ミサイルを発射し、ウクライナ南部を脅かしていたわけではないと思う。むしろ巨大なレーダーを高い位置に積んで、黒海全体の状況を見渡す「艦隊の目」だったのではないか。強力な防空能力を持っていたので、非武装の揚陸艦など黒海艦隊全体を守る役割も担っていたのではないか。従って、モスクワが沈没したから、ウクライナ侵攻作戦に支障を来すわけではないだろう。 今回のウクライナ侵攻では東部戦線に焦点が置かれ、陸の戦いがメインになっている。今回の件だけを受け、大きく情勢が変化するとは思わない。 一方で、もしウクライナ軍の攻撃でモスクワが沈められたとしたら、今後、露海軍は容易に黒海沿岸の主要都市オデッサ沖合に近づけなくなる。米国防総省も指摘しているが、モスクワが爆

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  • 素手で放射性物質 ロシア兵、チェルノブイリで相当量の被ばくか | 毎日新聞

    ロシア軍が掘ったざんごうのそばで放射線量を測る専門家=ウクライナ北部のチェルノブイリ原発周辺で2022年4月7日、ロイター ウクライナのチェルノブイリ原発で立ち入り制限区域を管理する当局は10日、撤退したロシア軍が原発の研究施設に保管していた放射性物質を持ち去ったとフェイスブックで発表した。露軍の撤退後に原発周辺に入った欧米メディアの報道では、放射性物資を素手で触るなど、ロシア兵たちの無謀な行動が次々と明るみに出ている。 「危険だからやめるように言ったが、無視された」。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は8日に掲載したチェルノブイリ原発の現地ルポで、安全管理担当者の話を伝えた。同紙によれば、ロシア軍は1986年に起きた原発事故で汚染された地域で、身の安全への注意を払わず、ブルドーザーなどを使ってざんごうを掘り、敷地内を移動した。露軍にはNBC(核・生物・化学)戦に対応した部隊の人員が含ま

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  • 「虐殺の町」ブチャを見た日本人写真家 「蛮行の証拠、はっきりと」 | 毎日新聞

    侵攻してきたロシア軍とウクライナ軍の戦闘で激しく破壊されたブチャの街並み=2022年4月4日、写真家の八尋伸さん撮影 後ろ手に縛られ撃たれて折り重なる私服の遺体、焼け焦げて並んだ多数の戦車や装甲車、外壁が黒ずみ大穴の開いたマンション――。ロシア軍が多数の民間人を殺害したと批判されるウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊のブチャを、日人写真家、八尋伸さん(43)が取材した。5日、毎日新聞のオンライン取材に応じた八尋さんは言った。「街中どこに行っても黒焦げ。銃砲弾の着弾痕も多く、戦闘の激しさが思い浮かぶようだった。遺体もあちこちに横たわり、ロシアの蛮行がはっきりと残されていた。なぜこんなむちゃをやるのか」【和田浩明/デジタル報道センター】 ブチャはキーウ北西、車で30分ほどの距離にあるベッドタウンだ。ウクライナ全面侵攻が始まった2月24日の後、間もなくロシア軍に占拠され、3月末ごろまで制圧下に

    「虐殺の町」ブチャを見た日本人写真家 「蛮行の証拠、はっきりと」 | 毎日新聞
  • 「家に戻りたい」 絶望に沈むマリウポリ AP通信ルポ/下 | 毎日新聞

    出産したばかりの娘ベロニカちゃんとベッドに横たわるマリアナ・ウィシュギルスカヤさん。出産前の3月9日に入院中の産科病院がロシア軍に攻撃され負傷していた=ウクライナ南東部マリウポリで3月11日、AP ※記事中に残酷な描写があります。閲覧ご注意ください。 【マリウポリ(ウクライナ南東部)AP】3月4日、また子どもが救急搬送されてきた。よちよち歩きのキリルの頭に、砲弾の破片が当たったのだ。母と養父は息子を毛布に包み、最善を祈ったが、最悪の結果に耐えねばならなかった。 「なぜ、なぜ、なぜ?」。キリル君の母、マリナ・ヤツコさんは、力なく見つめる医療者の前で、すすり泣きながら病院の廊下で問うた。彼女は遺体を包んでいた毛布を優しく開くと、息子に口づけをし、最後の匂いをかいだ。母親の暗色の髪が息子にかかっていた。

    「家に戻りたい」 絶望に沈むマリウポリ AP通信ルポ/下 | 毎日新聞
  • 重なる子どもの遺体 絶望に沈むマリウポリ AP通信ルポ/上 | 毎日新聞

    ※記事中に残酷な描写があります。閲覧ご注意ください。 【マリウポリ(ウクライナ南東部)AP】砲撃が絶え間なく続く中、マリウポリの凍土に急いで掘られた狭いざんごうに、投げ込まれた子どもたちの遺体が横たわっていた。 生後18カ月のキリル君は、よちよち歩きの小さな体の頭部に砲弾の破片による致命傷を負っていた。16歳のイリヤ君の足は、学校の運動場でのサッカー中に爆発で吹き飛ばされた。6歳以下にしか見えない女の子は、一角獣の絵柄のパジャマを着ていた。ロシアの砲弾で死んだマリウポリの最初の子どもたちだ。 子どもらの遺体は他の何十体とともに市外縁部にあるこの集団墓地に積み上げられていた。道ばたの男性の遺体には明るい青の防水シートがかけられ、石の押さえが置かれていた。赤と金のシーツでくるまれた女性の両くるぶしは、白い端切れできちんと結ばれていた。作業員は次々と可能な限り素早く遺体を墓穴に投げ込んでいった。

    重なる子どもの遺体 絶望に沈むマリウポリ AP通信ルポ/上 | 毎日新聞
  • 「北京冬季五輪」特派員が競技場で見た意外な素顔 | 海外特派員リポート | 小倉祥徳 | 毎日新聞「経済プレミア」

    北京冬季オリンピックの男子スピードスケート。観客席は空席が目立った=北京市内で2022年2月8日、小倉祥徳撮影 熱戦が続いた北京冬季オリンピック。今回は毎日新聞の特派員として、私が経験した素顔の北京五輪を紹介したい。現地では予想外の発見があった。 北京五輪は新型コロナウイルスの感染防止のため、一般の観戦チケットは販売されなかった。選手や五輪関係者らがいる「バブル」と呼ばれる区域は、感染防止のため外部との接触が厳密に遮断された。 北京常駐の特派員は五輪取材を断念 毎日新聞は私を含めて北京に3人の特派員がいるが、北京五輪の競技取材は日から来た運動部記者らが担当している。事前申請すれば私も選手らを直接取材できるバブル内に入ることは可能だったが、バブルから出る際に、指定のホテルで3週間も部屋の外に一歩も出られない「強制隔離」が義務づけられてしまう。 これでは五輪以外の通常の取材に大きな支障が出る

    「北京冬季五輪」特派員が競技場で見た意外な素顔 | 海外特派員リポート | 小倉祥徳 | 毎日新聞「経済プレミア」
  • 「ビクター」家庭用ビデオカメラの生産終了 スマホに押され | 毎日新聞

    JVCケンウッドは3日までに、家庭用ビデオカメラの生産を昨年10月に終了したことを明らかにした。「JVC」や「ビクター」のブランドで1984年度から販売し、累計で3600万台を出荷したが、近年は動画撮影ができるスマートフォンに押されていた。 今後は、高画質を実現する映像技術などをドライブレコーダー…

    「ビクター」家庭用ビデオカメラの生産終了 スマホに押され | 毎日新聞
  • スズメバチ駆除に救世主? ドローン活用、バキュームで吸引 | 毎日新聞

    多様な分野で活用が広がるドローン(小型無人機)がハチの駆除に導入されている。駆除作業では強力な毒針を持つスズメバチに刺され、年10~20人程度の死者が出ている。巣を取り除くには手作業が不可欠だが、ドローンを使うことで安全性は飛躍的に高まるという。 山深い兵庫県北部の養父市草出で11月上旬、2階建て倉庫の軒部分に直径約35センチのスズメバチの巣がぶら下がっていた。「ブーン」とプロペラ音を響かせるドローン(幅約80センチ)を数メートル離れた地上からリモコン操作し、慎重に巣に近づけていく。バキューム機能があり、ラッパのように先端の広がった筒が飛び交うハチや巣を吸引した。仕上げの手作業を含めて約2時間で、女王蜂とみられる個体を含む100匹以上を退治して巣を取り除いた。 ハチ駆除にドローンを活用するのは清掃用品のレンタル販売やミスタードーナツの運営を手がけるダスキン(大阪府吹田市)。県と公益財団法人

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  • ママ、パパに伴走 25周年 Eテレ「いないいないばあっ!」ワンワン役・チョーさん | 毎日新聞

    ワンワンを演じた25年を振り返るチョーさん=東京都渋谷区で2021年11月5日午後6時5分、稲垣衆史撮影 「永遠の5歳児」気持ちのままに 乳幼児向け番組「いないいないばあっ!」(NHKEテレ、月~金曜午前8時10分)が今年、放送開始25周年を迎えた。当初から番組を見つめてきたのが、子供に大人気のキャラクター「ワンワン」を演じる声優・俳優のチョーさん(63)だ。赤ちゃんと一緒に歌って踊り、ママ、パパと歩んできたチョーさんに、世代を超えて親しまれてきた番組への思いを聞いた。 ワンワンは「永遠の5歳児」。「いつも元気なワンワンでーす」が登場時のお決まりのセリフだが、時には「いつもかわいいワンワンでーす」とちゃめっ気たっぷりだ。歌や体操だけではなく、「あっしは~でござんす」という口調の旅人風に扮(ふん)したり、ハンドパペットをしたりと役がバラエティー豊かで、赤ちゃんにとっては最初の友達のような存在

    ママ、パパに伴走 25周年 Eテレ「いないいないばあっ!」ワンワン役・チョーさん | 毎日新聞
  • 武道の達人100人が工藤会から市民を守る 福岡県警の保護対策 | 毎日新聞

    全国唯一の特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)の壊滅を目指す「頂上作戦」で、福岡県警が取り締まりとともに力を入れてきたのが、暴力団の襲撃から市民を守る「保護対策」だ。8月に死刑判決を言い渡された工藤会トップで総裁の野村悟被告(75)が裁判長を威圧するような発言をしたことで、その存在感は高まっている。 保護対策を担うのは、県警組織犯罪対策課の「保護対策室」だ。武道などにたけた約100人で構成。県警は詳細な配置や活動内容を明らかにしていないが、情報提供者や被害者、元組員などの保護対象者に全地球測位システム(GPS)付きの通報装置を渡すなどして24時間態勢で警戒を続けている。暴力団による民間襲撃の防止を目指す全国初の保護対策室は2013年3月に発足した。 発足前は、工藤会の関与が疑われる市民襲撃事件が相次ぎ、12年8~9月には北九州市小倉北区で飲店関係者やタクシー運転手が顔を切られるなどし

    武道の達人100人が工藤会から市民を守る 福岡県警の保護対策 | 毎日新聞