Published 2022/03/04 16:11 (JST) Updated 2022/03/04 16:12 (JST) 総務省が4日発表した1月の労働力調査によると、正社員として働く労働者は前年の同じ月と比べて27万人少ない3554万人だった。2年4カ月ぶりの減少。総務省によると、情報通信業の就業者数が伸びなかったことが主な要因で、理由は不明。担当者は「企業によるデジタル技術導入の動きは続いており、減少は一時的ではないか」としている。 男女別では男性が24万人減、女性が4万人減だった。女性の正社員が前年同月比で減少するのは2014年11月以来。女性の就労を促してきた政府方針もあり、これまで女性の正社員は増加していた。