1973(昭和48)年5月、大阪駅に出現したのはデビューを間近に控えた新型の振り子式電車の381系。急激に速度を落とさなくてもカーブを曲がれる車両として開発された。 国鉄が69年から試験電車でテストを重ねて量産。この年の7月、中央本線の特急「しなの」に投入され、その後、紀勢本線などの「くろしお」、伯備線の「やくも」にも活躍の場を広げた。 その381系も、やくもの新型車両への置き換えにより、2024(令和6)年6月15日の定期運行終了で役割を終える。(久保木善浩)
北陸新幹線「米原ルート」に決まらなかった理由とは…乗り換え必要、新大阪まで時間長く 有識者は投資効果の乏しさ指摘 一部変更論に福井県内から困惑も 北陸新幹線敦賀以西の整備について、米原駅につなぐ「米原ルート」への転換を求める声が石川県の一部などから上がっている。小浜・京都ルートの認可・着工に向けた進展が見えないことが原因だが、与党の議論で既に決定したルートの変更を求める声に福井県内の関係者から困惑の声も上がる。米原ルートは工期こそ短いが、想定される米原駅での東海道新幹線への乗り換えがデメリットで、新大阪までの所要時間も長く、識者は投資効果が乏しいと指摘する。 ▽東海への乗り入れ困難 敦賀以西の整備を巡っては、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)が「小浜・京都」「米原」「小浜・舞鶴・京都(舞鶴)」の3ルート案を検討。新幹線整備の認可に必要な「着工5条件」で同意が求められる営業主体
鉄道事業(安全の取り組み) 鉄道事業(安全の取り組み)トップ JR西日本グループ鉄道安全考動計画2027概要 安全管理体制 安全管理体制に対しての第三者評価 福知山線列車事故後の安全性向上に関する取り組み 安全の取り組みの紹介 事故などの発生状況 お客様にご迷惑をおかけする事象への対策 お客様・沿線の皆様との連携 鉄道を支える人たち~社員紹介~ 鉄道安全報告書 踏切事故防止 安全研究所 鉄道事業(快適にご利用いただく取り組み) 鉄道事業(快適にご利用いただく取り組み)トップ CS向上の取り組み 技術開発の取り組み プロジェクト工事 JR WEST LABO 創造事業(物販飲食・不動産・SC・ホテルなど) 創造事業(物販飲食・不動産・SC・ホテルなど)トップ 物販飲食事業 ショッピング ホテル 住まい くらし 企業・IR・採用・法人向け情報 企業・IR・採用・法人向け情報トップ 企業理念・安
【読売新聞】 西九州新幹線の武雄温泉駅(佐賀県武雄市)から九州新幹線までの「未整備区間」を巡り、佐賀県の山口 祥義 ( よしのり ) 知事と、長崎県の大石賢吾知事、JR九州の古宮洋二社長は13日、初めて3者で会談した。長崎とJR側は
例年、多客期に運行される臨時寝台特急「サンライズ出雲91・92号」。2024年の「92号」は、出雲市~東京間で16時間31分もかかるそうです。定期列車よりも4時間以上長いのはなぜか、乗って確かめてみました。 入線から出発までは5分 東京~出雲市間953.6kmを走る寝台特急「サンライズ出雲」には、多客期のみ運行される臨時の「サンライズ出雲91・92号」があります。2024年春は、東京発「91号」が5月2日と6日に、出雲市発「92号」が5月1日と5日に運行されました。 この臨時「91・92号」は近年、年を追うごとに運行時間が長くなっています。下りの「91号」は、2016(平成28)年時点では東京21時21分発、出雲市13時7分着でした。今年は、東京発は変わりませんでしたが、出雲市着が13時39分と32分長くなり、所要時間は16時間18分となりました。 拡大画像 出雲市駅に入線する臨時の寝台特
東武鉄道グループは2024年〜2027年の中期経営計画において、磁気乗車券の全廃を目指すと明らかにした。QR乗車券によって代替するという。 磁気乗車券とはいわゆる「従来型の紙の切符」のことだ。「Pasmo」などの交通系ICカードなしで鉄道を使う場合には購入が必須となっている。 全廃方針、広報部の回答は 全廃の方針について東武鉄道の広報部は、CNET Japanの取材に対し「QR乗車券の導入により、自動改札機のメンテナンス性向上や、企画乗車券の造成等も柔軟にできると考えている。鉄道事業については、デジタル技術の活用等を通じて持続的な運営と安定した利益の確保を図っていくことを掲げており、その方針の一つの施策」と説明した。 このうち「メンテナンス性向上」については、磁気乗車券に対応する改札機の機械駆動部は非常に複雑で、そのメンテナンスコストが鉄道会社にとって負担となっている。一方、沖縄の「ゆいレ
JR東日本「みどりの窓口削減凍結」に、改めて思うこと:杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/4 ページ) 2024年5月7日、JRグループの旅客会社は大型連休(4月26日~5月6日)の新幹線と特急の利用状況を発表した。NHKニュースがまとめたところ、前年同期に比べて102%の微増、新型コロナの感染拡大前の2018年と比べると95%の回復となった。 2020年は大幅な減便があって、それでも乗車率0%の列車があったとか、プラットホームに行列がないなどと報じられていた。それから4年、ようやく列車や駅ににぎわいが戻ったようだ。 需要が回復した副作用として、大型連休前にみどりの窓口などJRのきっぷ売り場は大混雑となった。今年の「みどりの窓口」の大混雑の理由は、鉄道旅行需要がコロナ禍以前のレベルまで回復した一方で、みどりの窓口が激減しているからだ。JR東日本では2021年5月時点で440あったみどりの窓口が
人工知能(AI)を用いた踏切の異常検知システムの実証実験の様子。AIが映像解析で人を検知する=沖電気工業提供 人身事故が続く踏切が大阪府の住宅街にある。全長約16メートル、健康な成人でも渡りきるのに20秒程度かかり、歩行者が列車にはねられて亡くなる悲劇が重なった。どうしたら事故を防げるのか。対策に頭を悩ませていた鉄道会社はこの春、最新技術を駆使して「魔の踏切」解消に乗り出した。 監視カメラの映像には踏切を歩く男性の姿が映し出されている。目の前の遮断機が下りた。「危ない」。そう思った瞬間、画面上に「パーソン(人)」と解析結果が示され、近くを通る列車の運転士に停止の信号が送られた――。 これは南海電鉄が試験的に導入した人工知能(AI)を用いた検知システム作動の一場面だ。南海では3月から踏切1カ所にシステムを設置して事故防止の効果を検証している。 沖電気工業と丸紅ネットワークソリューションズが共
近畿日本鉄道は2024年5月10日(金)、奈良線、京都線、橿原線および天理線で10月から、新型一般車両を運行すると発表しました。 【画像】新機軸も!「8A系」内装をチェック 形式は「8A系」。2024年度は4両編成を12本、計48両導入します。混雑状況に応じてロングシートとクロスシートを切り替えられるL/Cシート、利用客が操作できるドア開閉スイッチ、ベビーカー・大型荷物対応スペース「やさしば」などを整備するほか、ドア付近の利用客と着席している利用客とのあいだには大型の仕切りを、車内には防犯カメラを1両あたり4か所、ドア上には多言語対応の大型の液晶ディスプレイを設置します。また乗降しやすいよう、出入口の高さを下げてホームとの段差を低減します。 8A系の消費電力は従来車両と比較して45%減といい、環境にも配慮した車両です。 外観デザインは近鉄らしさを踏まえツートンカラーに。近鉄は「ご利用の皆さ
JR東日本は、経営効率化のために削減してきた「みどりの窓口」について、削減の方針を凍結することを明らかにしました。繁忙期に激しい混雑が発生しているためで、当面は窓口の数を維持し、繁忙期には臨時の窓口も設けるとしています。 JR東日本は、新型コロナウイルスの影響で厳しい経営が続いていた3年前、対面で切符などを販売する「みどりの窓口」を2025年までに7割削減する方針を示し、集約を進めてきました。 しかし、ことし3月下旬から4月上旬にかけて、一部のみどりの窓口では、定期券を購入する人や、訪日外国人などで激しい混雑が発生し、多くの利用者から苦情が寄せられたということです。 これについてJR東日本の喜勢陽一社長は、8日の定例会見で「お客様に多大なるご迷惑をかけていることを重く受け止めている。深くおわび申し上げる」と謝罪したうえで、削減の方針を凍結することを明らかにしました。 会社では、3年前には4
大手私鉄でまさかの「磁気乗車券の全廃」。 QR乗車券の導入で「磁気乗車券の全廃」を推進へ 東武鉄道は2024年4月30日、グループ中期経営計画2024~2027を策定。その中に「QR乗車券の導入による磁気乗車券の全廃」を推進する方針を盛り込みました。 拡大画像 東武の車両(画像:写真AC)。 「磁気乗車券」とは、磁気を使って有効区間や有効日などの情報を書き込めるよう、裏面に「磁性体」が塗られたきっぷのことです。自動改札機に通して使うことでお馴染みのきっぷです。 東武鉄道は2023年10~12月に、QRコードを利用したデジタル乗車サービスの実証実験を行っています。この実験では、スマートフォン上に表示された日光エリアのフリーパスのQRコードを、自動改札機や係員窓口のタブレット端末にかざすことで、ICカードと同等の入出場が可能になるというものでした。 今後、QR乗車券が本格的に導入されるとみられ
楽しいゴールデンウィークの旅行に暗い影を落とす出来事です。人気の寝台特急「サンライズ出雲」の臨時列車の切符が、フリマサイトで高額転売されていることが分かりました。鉄道愛好家も憤慨。一体何が起きている…
南海電気鉄道高野線の「30000系」は数ある私鉄有料特急のなかでも特色ある車両と言える。 くの字になった先頭部の中央の愛称幕、両側には縦に並んだライト。“顔のパーツ”の一つひとつが大きめで愛嬌がある。明るい印象の紅白の車体色で、側面の赤帯に入った「NANKAI」の白文字。緑の木々の中でもよく目立つ姿は、世界遺産・高野山の風景の一部になっている。 特急「こうや」の車両 「全国登山鉄道‰(パーミル)会」。鉄道ファンの多くが「1000m進むと何m昇降するかを表す」と人に解説したくなる単位を冠した私鉄の親睦団体がある。南海電鉄のほか、標高差のある路線を抱える神戸電鉄(兵庫県)、富士山麓電気鉄道(山梨県)、大井川鐵道(静岡県)、叡山電鉄(京都府)、小田急箱根(神奈川県)、アルピコ交通(長野県)が参加する。 このうち南海電鉄は唯一の大手私鉄で、大都市中心部から山岳地帯の終点まで直通する「大運転」に対応
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