ジュニアユースから浦和に所属していた高橋峻希。ユースでは、MF山田直輝やFW原口元気とともに、2008年の高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会で優勝を果たした 今、Jリーグで最もタックル数が多い選手をご存知だろうか? Jリーグ公認データサービス『Stats Stadium』によると、18試合を消化した時点で最もタックル数が多いのは、浦和レッズの右サイドバック、高橋峻希だ。身長169cmと高さはないが、Jリーグでもトップクラスの速さと馬力を武器にサイドを疾走する、レッズユース出身の21歳である。 最多タックル記録者が高橋だと聞いて、意外に思った人が多いかもしれない。昨季、フィンケ前監督の下、高橋は主に4-2-3-1の右MFで起用されていた。たとえば昨年11月の横浜Fマリノス戦では右MFとして出場し、サイドをぶっちぎってクロスをあげて2点をアシストした。ユース時代から、攻撃が武器という印象が