記事の概要 この記事は、Meta 社 relay.dev チームの Jordan Eldredge 氏の Tweet で紹介された GraphQL 成熟度モデル (GraphQL maturity model) を個人的な見解を加えながら和訳した記事です。 jordaneldredge.com GraphQL を実装する上で、どの程度 GraphQL を使いこなせているか判断するための参考になれば幸いです。 実際の成熟度モデルの和訳 最初の Tweet 私は、GraphQLの利点がまだ十分には理解されていないと思っています。ほとんどの組織では、GraphQL の提供する価値を捉えきれていません。 そこで、私は「GraphQL成熟度モデル」をスケッチしてみました。あなたの組織はどの程度成熟して(=使いこなせて)いますか? もし以下に示す13の成熟度を達成していたとしたら、よりGraphQLを
Exploring the Implementation of “t.Run”, “t.Parallel”, and “t.Cleanup”
GraphQLはエンドポイントが1つだけになるため、従来のHTTPキャッシュが使いにくいという側面があります。Apollo Serverはこれを解決するために、独自のキャッシュ機能を備えています。このキャッシュ機能を使うと、レスポンスの内容に応じて適切なCache-Controlヘッダーが追加されます。この情報に基づいて、CDNやBrowserでキャッシュを持つことが可能になります。 Cache-Controlヘッダーとは Cache-ControlヘッダーはHTTP/1.1仕様の一部として定義されたもので、リクエストとレスポンスの両方でキャッシュのためのディレクティブ (指示) が格納されています。Apollo Serverが関与するのはレスポンスのディレクティブのみです。Cache-Controlについて詳しく知りたい方はこちらの記事が詳しいです。 https://developers
この記事は一休.com Advent Calendar 2023 25日目の記事です。 一休レストランでは、よりスムーズな予約体験の提供を目的とするシステムのリニューアルを進めています。その一環として、2023年10月から、レストラン個別ページの表示から予約までのスマートフォンビューにおいて、バックエンドのサーバをRustで書かれたものに置き換えました。 一休レストランの Rust バックエンドが正式リリースされました。https://t.co/7N4VGv5ej9 このページのスマートフォンビューはバックエンドが Rust で書かれた GraphQL になってます— naoya (@naoya_ito) October 4, 2023 本番運用が始まって3か月近く経ちましたが、これまで安定して継続的な開発と運用ができています。これはRustだからと構えることなく、「ふつう」のバックエンド
"LayerX、スタディサプリ、SHEと考える GraphQLが向いている現場とは?運用実践LT" で登壇した資料です。 引用した資料 [Rails アプリに RESTful API のレールを敷いて生産性が大きく上がった話 | Wantedly Engineer Blog](https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/85098) [React Server Components と GraphQL のアナロジー | by Yosuke Kurami | Dec, 2023 | Medium](https://quramy.medium.com/89b3f5f41a01) [実質無料で GraphQL Gateway を手に入れる / low-cost GraphQL Gateway - Speaker Deck](
はじめに STORES 予約でエンジニアをしているhiromu617です。この度 STORES では STORES レジ に STORES 予約 がもつ予約情報を連携できる機能をリリースしました。 この機能を提供するにあたってサービス間で通信をする必要がありました。サービス間の通信には、Schema Stitchingという技術を活用しています。 本記事では、Schema Stitchingの活用例について紹介します。 どのような機能か STORES レジ に STORES 予約 がもつ予約情報を連携できる機能です。STORES 予約を通じて入れた予約情報を元に STORES レジ で会計することができます。 予約情報を連携した STORES レジの画面 前提として STORES では商売に関する複数のプロダクトが展開されています。 それらのプロダクトのすべてが STORES という1つの
GraphQL とマイクロサービス GraphQL を利用してマイクロサービスを作成する方法として代表的なものに Schema Stitching と Apollo Federation v2(以下 Apollo Federation) がある。 この2つが達成したいことは基本的には同じではあるものの、アプローチの仕方などには差がある。 この記事の中では Schema Stitching と Apollo Federation をなるべくフラットに比較し、それぞれにどういった違いがあるのかについて説明をしていく。 共通のコンセプト Schema Stitching にしても Apollo Federation にしても共通している部分が存在している。 それはスキーマのマージである。 スキーマのマージがどのように行われているのか、具体的な例を持って説明を行う スキーマのマージ import
Next.js の App Router が安定版となり、React Server Components (以下 RSC) を実際に試す環境が整ってきた。 実際、今年はやれどこそこのプロダクトが Next.js を採用しただのやっぱり捨てだのといった話題が尽きなかったように思う。 かくいう自分自身も、今年は App Router の案件に取り組んで RSC と格闘する日々を送っていた。 その過程で、こんなようなことを考えるようになったので、今回はこの辺りの話を書き残しておこうと思う(何回か X に同じ旨の POST は上げていたけど、一回もちゃんとまとめてなかったので)。 RSC がない頃の、別の言い方をすると getServerSideProps を使っていた頃の、Next.js におけるアプリケーションの設計は、トラディショナルな MVC にかなり近しい。 ここでいう MVC は、Sp
BARフロントえんどう #1 「フロントエンドリアーキテクト」で使用した資料です! https://cybozu.connpass.com/event/297123/
The Guild は GraphQL Code Generator や GraphQL Yoga を筆頭に、多くの GraphQL 関連 OSS をメンテナンスしています。これらは一見 GraphQL エコシステムにフォーカスしているように見えますが、The Guild は Web API エコシステム全体の改善を目指しているようです。 その世界観について、GraphQLConf 2023 で The Guild CEO の Urigo から聞いた内容をもとに、僕の解釈を交えて紹介します。 GraphQL Mesh によって全てが GraphQL になる GraphQL Mesh は、様々なデータソースから自動的に GraphQL スキーマを生成して配信するゲートウェイです。別の GraphQL API はもちろん、REST API (OpenAPI, JSON Schema) や gR
This specification aims to provide an option for GraphQL clients to consistently handle pagination best practices with support for related metadata via a GraphQL server. This spec proposes calling this pattern “Connections” and exposing them in a standardized way. In the query, the connection model provides a standard mechanism for slicing and paginating the result set. In the response, the connec
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