会議終了後、記者団の取材に応じる京福バスの岩本社長(右)と福井鉄道の吉川社長=28日、福井市のアオッサで 県内で路線バスを運行する京福バス(福井市)と福井鉄道(越前市)は28日、10月にも一部路線の廃止や減便を行う方向で検討していることを明らかにした。京福バスが6月から一部路線で廃止や減便を行うと発表していたが、両社とも運転手不足の解消のめどが立たず、4月の法改正の影響で勤務時間の制限が厳しくなったため、ダイヤの見直しが不可避な状況という。 この日、バス事業者や中部運輸局福井運輸支局、県、市町でつくる「路線バス人材確保緊急対策会議」が福井市のアオッサで開かれ、終了後に京福バスの岩本裕夫(やすお)社長、福井鉄道の吉川幸文社長が記者団の取材に説明した。