二人を結びつけたキッカケになったのは、ファッションだった。シーズンに入って、同じブランドのアパレルが好きであることがわかり、意気投合。それ以降、色々と話をするようになったという。池田は言う。 「ソトさんはおしゃれ。ボクがよく着ているブランドがあって、それをソトさんも着ていて、そこから話が弾むようになったんです。打撃も教えてもらうし、服とか靴とかも教えてもらう。この着こなしはこうだぞとか。この服にあう靴はこれだぞとか」 「ナイスボイス」と褒められて 球場のロッカールームに入ると、「これ、どう?」とソトから私服の感想を求められることもある。そうやって少しずつ打ち解けていき、今ではすっかり心酔。もちろん打撃に関する教えも聞く。 「ソトさんは右打者として“右の軸”を大切にしている。ボクも右投げ右打ちで、少し前に突っ込んだりする癖があって、パワーがボールに伝わらなかったりする。そうならないようにどう