7月2日、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数の速報値は107人。緊急の記者会見を開いた小池百合子東京都知事は「感染が拡大しつつある」状況であるとの専門家の総括を発表した上で、休業要請などが必要な段階ではないとの認識を示した。感染者数が増え続けてるのに、なぜこのような対応を取るのか?小池都知事、そして専門家の医師2名から語られたのは、現在の感染者の7割は20代・30代の若年層であること、検査体制が3月時点よりも拡充されていること、そして若年層は重症化するケースが少ないため、現在の医療提供体制にはまだキャパシティがあるということだ。【BuzzFeed Japan / 千葉雄登】 感染者数の増加をどのように捉えれば良いのか。今後、取るべき対策は。小池都知事、そして専門家が会見で語ったことをまとめた。 東京都は7つの指標をもとに、感染動態をモニタリングしている。この指標をもとにそれぞれ4段階