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ブックマーク / wien2006.livedoor.blog (96)

  • 日本人は本当に「外国人嫌い」か : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2024年05月06日06:00 カテゴリ時事問題 日人は当に「外国人嫌い」か 日が同盟国と信頼してきた米国の大統領から「日人は外国人嫌いだ」と指摘されたことに日人はかなりショックを受けたようだ。まったく見当外れならば落胆することもないし、見過ごしてしまえばいいだけだ。 ▲バイデン大統領に挨拶する岸田文雄首相=2022年5月、東京で開催された日米豪印の首脳会合で(首相官邸ホームページから) 米国は大統領選挙戦中だ。選挙はどの国でもそうだが、政治家を狂わせる。政治家の言動は、有権者受けを狙ってどうしても極端になってしまう傾向がある。当方はバイデン氏の発言を聞いて、「バイデン氏は大丈夫だろうか」と心配になった。バイデン氏はこれまでも政治家の名前を間違えたり、過去と現在の違いが分からなくなったような発言が多くあったからだ。 日人がバイデン氏の発言にショックと怒りすら感じたとすれば、バ

    isrc
    isrc 2024/05/06
    バイデン氏の発言が失言なのは、移民受け入れ云々=外国人嫌いの尺度と考えたことだろう。日本人は外国人嫌いではないと思う。ただ、自分と民族、文化が違う人間に対して、日本人は心を開くことがうまくない。
  • イスラエル「イラン核施設」へ空爆も  : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2024年04月15日06:00 カテゴリイスラエルイラン イスラエル「イラン核施設」へ空爆も イランが13日夜(現地時間)、イスラエルに向けて数百機の無人機、ミサイルを発射した。イスラエル側からの報道によると、防空システム「アロー」がほぼ全ての無人機を撃ち落としたという(イスラエル軍の発表では的中率は99%)。軍事施設の一部が破壊されたほか、一人の子供が負傷したという。 ▲テルノフ空軍基地を視察したネタニヤフ首相(2024年4月11日、イスラエル首相府公式サイトから) ▲イラン革命防衛隊のホセイン・サラミ少将「報復攻撃は予想以上に成功した」(2024年4月14日、IRNA通信から) 「真の約束」と呼ばれるイランの今回の軍事攻撃は、今月1日、イスラエル空軍の在シリアのイラン大使館への爆発攻撃に対する報復という。同攻撃で「イラン革命防衛隊」(IRG)の准将2人と隊員5人が犠牲となった。イラン

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    isrc 2024/04/15
    イランは核開発を継続し、核兵器製造用の濃縮ウラン製造を進めている。イスラエルは絶好のチャンスを得た。イランがイスラエル本土に攻撃を行ったことから、イスラエル側はイランの核関連施設に軍事攻撃ができる
  • 欧州人が理解できない「トランプ人気」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2024年03月16日06:00 カテゴリアメリカヨーロッパ 欧州人が理解できない「トランプ人気」 2024年は「史上最大の選挙イヤー」(英誌エコノミスト)と呼ばれ、世界各地で大統領選、議会選などが実施されているが、そのハイライトは何といっても世界最強国・米国の大統領選だ。今年11月の大統領選には民主党から現職のバイデン大統領、共和党からはトランプ前大統領の出馬が確定したばかりだ。2020年の大統領選の再現となった。ここでは米大統領選の見通しをまとめるつもりではない。 ▲ワシントンで開かれたCPACの年次総会に参加したトランプ氏(UPI) 欧州人は米国の大統領選に強い関心を寄せている。大西洋を挟んで米国と欧州の2大大陸が横たわっている。そして、欧州と米国は共にキリスト教圏に入り、民主主義を国是とする点など多数の共通点を持っている。同時に、多くの欧州人が理解できないことがある。その一つは共和

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    isrc 2024/03/16
    母親から頭が悪いといわれ続けてきたトランプ氏はその後、その汚名を晴らすために努力していった。そんな出世話は米国では受けるが、欧州では「やっぱり、トランプ氏は頭が悪いのだ」と受け取る。
  • 欧米の懸念「ロシアが敗北した場合」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2024年02月27日06:00 カテゴリウクライナロシア 欧米の懸念「ロシアが敗北した場合」 欧米諸国はウクライナに武器を供与してきたが、戦闘機やロシア領土まで届くミサイルの供与は拒否してきた。それは北大西洋条約機構(NATO)がウクライナ戦争に介入し、NATOとロシア戦争に発展することを恐れているからだといわれてきた。その説明には一理あるが、それ以上に欧米諸国が恐れていることがある。「ウクライナの敗北」以上に「ロシアの敗北」を恐れているのだ。 ▲ウクライナとNATOの旗(NATO公式サイトから) ロシア軍がウクライナに侵攻した直後、ウクライナのゼレンスキー大統領は、「ロシアとの戦争は単に我が国とロシア戦争ではない。民主主義世界をロシアの侵攻から守るための戦争だ。ウクライナ軍は欧米諸国の安全のためにロシア軍と戦っているのだ」と主張し、欧米諸国に武器を提供するようにかなり強い口調で要求

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    isrc 2024/02/27
    プーチンは敗北を甘受できないから、核兵器を導入するかもしれない。ポーランドやバルト3国に攻撃を始めるかもしれない、等々の悪夢が再び浮上/NATO加盟国の国境警備を一層強化か、ロシアとの全面衝突の危険か
  • ナワリヌイ氏が残したメッセージは : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2024年02月18日06:00 カテゴリロシア ナワリヌイ氏が残したメッセージは ロシアの著名な反体制派活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏が16日、収監先の刑務所で死去した。明確な死因については不明だ。同氏は昨年末、新たに禁錮19年を言い渡され、過酷な極北の刑務所に移され、厳しい環境の中、睡眠も十分与えられず、事、医療品も不十分な中、独房生活を強いられてきた。刑務所管理局FSINは16日、「ナワリヌイ氏は流刑地で散歩中、意識を失って倒れた。救急車が呼ばれ、緊急救命措置が取られたが無駄だった」と説明している。 ▲ナワリヌイ氏とユリア夫人(2020年10月6日、ベルリンで=ナワリヌイ公式サイトから) ナワリヌイ氏が療養先のベルリンからモスクワに戻ることを決意した時、同氏の死は十分に予想されたことだった。その意味で同氏の死はサプライズとはいえないが、ロシア国民は貴重な人間を失った。 ナワリヌイ氏

    isrc
    isrc 2024/02/18
    もし自分が亡くなったらロシア国民に何をメッセージに残したいか「悪なる者が勝利するのは、(それを阻止するために)他の者たちが何もしなかった時だ。だから、諦めてはならない。強く雄々しくあってほしい」
  • 海外は日本の実力を評価している : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2024年01月02日06:00 カテゴリ雑感 海外は日の実力を評価している 欧州ではクリスマスが過ぎると、あとは大晦日にシャンパンを飲み、踊って楽しんだ後、2024年零時を待つ。そして「待っていました」とばかり花火が夜空に一斉に打ち上げられ、その夜景を見ながら新年を迎える。過ぎ去る1年を振り返り、新しい年を迎えるといった哲学的で厳粛な雰囲気はない。近くの神社にお参りして新しい年を迎える日の大晦日・新年の風習が時には懐かしくなる。 ▲大晦日の花火(2024年1月1日、ウィーンで) ▲花火が嫌いなメーアーティラ(雌) 若い時は零時の花火を見上げるのも楽しかったが、最近は花火の音が耳に突き刺さってくるので苦痛になってきた。だから、数回の花火を見たら、「今年も花火を見た」と自分を納得させ、窓を閉じて自分の部屋に戻る。 大晦日の花火は慣例だが、動物たちにとっては苦痛の時だ。花火の音が大きく響

  • 予言者「プーチン氏は今年死を迎える」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2024年01月01日06:00 カテゴリ時事問題 予言者「プーチン氏は今年死を迎える」 新年明けましておめでとうございます。今年も皆様の上に神の祝福がありますように。 さて、激動の2023年が過ぎ去り、新年2024年を迎えた。ドイツ語協会が昨年、2023年の言葉に「危機モード」を選出したが、新しい年はその「危機モード」を継続していく年となることはほぼ間違いないだろう。英紙ガーディアンは2024年に予測される世界情勢を詳細にまとめて掲載しているが、ここでは経験豊富なジャーナリストの「2024年の予測」ではなく、人知を超えた別の世界との繋がりを有する著名な予言者、霊能者が語った「2024年に起きる内容」を紹介する。2024年の世界情勢を予測する上で参考にしていただければ幸いだ。 ▲「バルカン半島のノストラダムス」と呼ばれたブルガリアの予言者ババ・ヴァンガ(ウィキぺディアから) 当方は「マラキ

  • パレスチナ人はアラブの危険な番犬? : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2023年11月06日06:00 カテゴリパレスチナ パレスチナ人はアラブの危険な番犬? アラブ諸国にとって「パレスチナ問題」はアラブの結束を内外に誇示する貴重なテーマだった。その背後には、イスラエルへの対抗という政治情勢があった。だから、アラブ諸国はパレスチナ難民を人道的、経済的に支援してきたが、アラブ諸国の中でイスラエルと国交を正常化する国も出てきたこともあって、パレスチナ問題はもはやアラブの結束を促すテーマから徐々に脇に追やられていった。 ▲踊りだしたパレスチナの人々(2012年11月29日、ウィーン国連内にて撮影) ただし、アラブ諸国は公式の場では依然、パレスチナ人の支援を表明する。パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム過激派テロ組織「ハマス」がイスラエルに侵入してテロを行い、イスラエル軍がガザ地区に報復攻撃を始め、ハマス壊滅に乗り出すと、アラブ諸国はハマスの奇襲テロには一定の

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    isrc 2023/11/06
    アラブ世界はパレスチナ人に同情しているが、潜在的には彼らを危険な番犬と見なし、自分たちの寝室や子供たちから遠ざけたいと考えている。番犬は寝室ではなく庭につながれ、敵に対して吠えるべきだと思っている
  • ああ、エルサレム、エルサレム : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2023年10月09日06:00 カテゴリ中東イスラエル ああ、エルサレム、エルサレム パレスチナのガザ地区を実効支配しているイスラム過激派テロ組織「ハマス」は7日、早朝、数千のロケットをイスラエル領土に向け発射する一方、戦闘員が海路、陸路からイスラエル領土に侵入し、イスラエル兵士や住民を人質にする一方、イスラエル内に深く進攻していった。ハマスの軍事攻撃に驚いたイスラエルのネタニヤフ首相が同日、「われわれは戦争下にある」と国民に説明し、「我々はこの戦争に勝利する」と強調して、国民に結束を呼び掛けている(8日午前現在、双方で500人以上の死者が出ている。イスラエル側の死者数は300人以上といわれ、レバノンのイスラム過激派テロ組織ヒズボラとの交戦の2006年以来、人的被害が多い)。 ▲「われわれは戦争下にある」と語るイスラエルのネタニヤフ首相(2023年10月8日、ドイツ民間ニュース専門局nt

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    isrc 2023/10/09
    アジア地域で北朝鮮の韓国侵攻、習近平国家主席の台湾進攻が近い将来起きた場合、世界最強の軍事国・米国ももはや対応できないだろう。21世紀が「戦争の世紀」となってしまう潜在的危険性は残念ながら排除できない
  • 起こるべきして起きた騒動 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2023年04月24日06:00 カテゴリ中国 起こるべきして起きた騒動 先ず、北京発時事の記事を読んでみてほしい。 「パキスタン北部で今月、水力発電所建設に携わる中国技術者の男性が、イスラム教を冒涜したとして告発された。怒ったパキスタン人作業員らによる暴動を懸念した地元当局は、男性を遠隔地へ移送。パキスタンでは近年、中国権益への反発が強まっており、住民感情の刺激が両国の不協和音に発展しかねない状況だ。17日のAFP通信などによると、男性はイスラム教のラマダン(断月)期間のせいで『仕事の進行が遅い』と指摘。作業員との口論で、アラー(神)や預言者ムハンマドを侮辱するような発言があった」 ▲訪中したイランのライシ大統領を迎える習近平国家主席(IRNA通信、2023年2月14日) 上記の記事を読んで「起こるべきして起きた騒動」といった印象を受ける。パキスタンの国民は95%前後はイスラム教徒だ

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    isrc 2023/04/24
    中国共産党の宗教弾圧は激化している。中国外務省は「現地の宗教」を尊重すべきだとは求めていないのだ。そんなことは言えない。だから、やはり「起こるべきして起きた騒動」と言わざるを得ないのだ。
  • ゼレンスキー大統領の「春欝」の原因 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2023年03月08日06:00 カテゴリウクライナ ゼレンスキー大統領の「春欝」の原因 ウクライナのゼレンスキー大統領は少し憂になってきているのを感じる。ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトの動向を考えて、というわけではないだろう。この戦争をどのような形で幕を閉じることができるかで頭を悩ましているのだ。 ▲リヴィウで開催された国際会議(United for Justice)で語るゼレンスキー大統領(2023年3月3日、ウクライナ大統領府公式サイトから) ゼレンスキー大統領はこれまでクリミア半島を含むロシア軍の占領地を全て奪回するまで戦い続けると何度か表明してきた。そしてロシアのプーチン大統領との停戦交渉については拒否の姿勢を保ってきた。しかし、ここにきてゼレンスキー大統領は自身の考えを変えてきたのではないか。ロシア軍の攻勢がこれまで以上に激しくなってきたから、という理由ではない。

    isrc
    isrc 2023/03/08
    ロシア側も自身の国家メンツを失わないためには、譲歩も必要となるだろう。ひょっとしたら、ウクライナ東部に国連和平監視部隊を派遣し、停戦を監視するという案も出てくるかもしれない。
  • 胡錦濤の「芝居説」が浮上? : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年10月24日06:00 カテゴリ中国 胡錦濤の「芝居説」が浮上? 中国共産党第20回党大会(10月16日〜22日)をテレビニュースで見ていて驚いた読者も多かっただろう。北京の人民大会堂で行われた中国共産党党大会閉会式の22日、習近平総書記(国家主席)の左隣に座っていた胡錦濤前総書記(79)が突然退席するというシーンがあった。外電によると、胡錦涛氏は自身の意思に反して退場を強いられたのではないか、という。 ▲党大会の閉会式前に退席する胡錦濤前総書記(2022年10月22日、オーストリア国営放送のスクリーンショットから) 党大会でのハプニングについて、3つの憶測が流れている。①胡錦涛の「病気説」、②習近平の「権力誇示説」、③胡錦涛の「芝居説」だ。 そこで人の表情、眼球、口周辺の筋肉の動きからその精神状況を読み取る「マイクロ・エクスプレッション」(微表情)の専門家、精神行動分析学者カル

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    isrc 2022/10/24
    胡錦涛の「芝居説」。党大会時に68歳以上なら引退するとの不文律がある。69歳の習近平がこれを破って続投を決め独裁者になってきたことに対し、党内では強い反発があることを知っていた胡氏は党大会で芝居をした
  • 北メディア「朝日の情報操作」を暴露 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年08月21日06:00 カテゴリ政治と宗教とメディア 北メディア「朝日の情報操作」を暴露 まず北朝鮮発の2つの報道を紹介する。 ①北朝鮮のウエブサイト「わが民族同士」は今月13日、同国の朝鮮アジア太平洋平和委員会が「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の創設者・文鮮明師の死去から10年に向けた追悼文を遺族に送ったと報じた。同委員会は追悼文の中で、「民族の和解と団結、国の統一と世界の平和のために傾けた文鮮明先生の努力と功績は末永く追憶されるだろう。世界平和連合の全てのことがうまくいくことを望む」と記述している。 ②ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮の「わが民族同士」は20日、韓国の尹錫悦政権の対日外交を非難する記事を掲載し、その中で安倍晋三元首相の国葬が行われることを伝えた。北朝鮮メディアやサイトが安倍氏の死去に言及したのは初めての可能性がある。同サイトは安倍氏を「極右保守の象徴

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    isrc 2022/08/21
    北朝鮮にとって統一教会と安倍氏はまったく異なった存在であり、両者が友好関係にあるといった認識はない。極言すれば、旧統一教会は親北、安倍氏は反北といえる区分け
  • ゼレンスキー大統領「毎日が月曜日」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年08月17日06:00 カテゴリウクライナ ゼレンスキー大統領「毎日が月曜日」 多くの労働者にとって週の初めの月曜日は憂だ。「また1週間が始まった」という思いが出てくるからだ。会社の上司の顔が浮かんできて気が重くなることもあるだろう。ウクライナのゼレンスキー大統領はインタビューの中で、「週の初めの月曜日はやはり気が重い。しかし、ロシア軍がウクライナに侵攻して以来(2022年2月24日)、毎日が月曜日となった」と呟いている。 ▲ウクライナのゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府公式サイトから) 軍事的には圧倒的に優位のロシア軍と半年あまり戦ってきた。戦争勃発初期段階では軍事大国ロシアの侵略を許さないといった愛国心、祖国防衛心が大統領だけではなく、大多数の国民にもあった。プーチン露大統領は短期間でウクライナの首都キーウを制圧できると計算していたが、ウクライナ軍はそのロシア軍の攻勢を

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    isrc 2022/08/17
    完全な勝利者はいない一方、敗北者を出すわけにはいかない。ロシアは制裁の解除を要求するだろうし、ウクライナは占領地の返還を求めているからだ。双方の要求を完全に満たすことはできないが、停戦は考えられる。
  • メディアの「ストックホルム症候群」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年08月10日06:00 カテゴリ政治と宗教とメディア メディアの「ストックホルム症候群」 安倍晋三元首相が銃殺されてはや1カ月が過ぎた。これまでの捜査で明らかになった点は、山上徹也容疑者(41)の母親が宗教法人「世界平和統一家庭連合」(家庭連合)、元統一教会の信者であり、高額献金をして家庭を破綻させたとして、息子の山上容疑者は元統一教会を恨み、同教会と関係があると考えた安倍元首相を射殺したという。日のメディアは連日、事件を大きく報道しているが、山上容疑者への非難より、来は被害者の立場であるはずの元統一教会に対する批判が溢れる一方、同教会を糾弾する山上容疑者を英雄視する声すら聞かれ出した。 ▲朝日新聞の社(朝日新聞公式サイトから) 朝日新聞のオンライン版を見ると、連日、統一教会批判のオンパレードだ。まるで統一教会が安倍元首相を殺害したといわんばかりだ。元信者、元2世と言われる

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    isrc 2022/08/10
    山上容疑者は左派系メディアが報じる安倍氏と統一教会との関係を鵜呑みにして犯行に及んだ。そして左派系メディアは統一教会をスケープゴートとすることで、反安倍で奔走してきた自らの過去を隠ぺいしている。
  • 「ペロシ台湾訪問」への欧州の視点 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年08月04日06:00 カテゴリ中国ヨーロッパ 「ペロシ台湾訪問」への欧州の視点 米下院議長のナンシー・ペロシ氏が2日夜(現地時間)、台湾を訪問した。同訪問については欧州でもトップニュースで報じられた。その背後には、ロシアのプーチン大統領がロシア軍をウクライナに侵攻させたように、中国の習近平国家主席がペロシ下院議長の台湾訪問を契機に台湾海峡に軍事侵攻をするのではないか、という懸念があるからだ。 ▲ペロシ米下院議長と台湾の蔡英文総統(オーストリア国営放送HPのスクリーンショットから、2022年8月3日) ベアボック独外相は7月22日のドイチェランドフンク(Dlf=独公共放送ラジオ局)の週刊インタビュー(サイト版)の中で、中国による台湾侵略の可能性について西側の諜報機関が警告していると指摘、「ロシアウクライナに対する侵略戦争と同じ過ちを犯さないようにしなければならない。欧州はロシア

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    isrc 2022/08/04
    台湾危機が欧州を含む世界にも大きな影響が波及すると同時に欧米諸国にとっても軍事的、経済的に大きな負担となることは避けられない。ペロシ氏について「原則」支持だが、その影響を考慮して慎重とならざるを得ない
  • ベルリンの「少女像」は韓国の恥 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年07月19日06:00 カテゴリドイツ韓国 ベルリンの「少女像」は韓国の恥 少し報告が遅れたが、事の推移をまとめておく。問題の件は2020年9月28日、在ベルリンの韓国人団体「韓国協会」がベルリンの公道に日軍の慰安婦を象徴した「少女像」を設置したことから始まった。 ▲ベルリンの少女像撤去を求める韓国市民団体(韓国中央日報日語版2022年6月28日から) 韓国側は旧日軍の蛮行を批判し、女性の権利を蹂躙したと指摘、少女像は戦時の女性の権利擁護の一貫でもあると主張。それに対し、日側は韓国側の主張するような強制的な従軍慰安婦はいなかったこと、日韓両外相(岸田文雄外相と尹炳世韓国外相=いずれも当時)は2015年12月28日、慰安婦問題の解決で合意に達し、両政府による合意事項の履行を前提に、「この問題が最終的、不可逆的に解決することを確認する」と表明。それを受け、慰安婦問題は外交上解

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    isrc 2022/07/19
    韓国の市民団体が「史実ではない」と指摘し、「韓国の恥だ」と叫びだしたわけだ。同市民団体の抗議には韓国内で反発の声が聞かれるというが、同市民団体は反韓グループではない。韓国の未来を思う愛国者の集まりだ。
  • メルケル前首相が語った「プーチン像」 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年06月09日06:00 カテゴリドイツ メルケル前首相が語った「プーチン像」 ドイツのメルケル前首相の件についてはこのコラム欄で書いたばかりだが、メルケル氏は7日、ベルリンで開催されたアウフバウ出版とベルリーナーアンサンブルが主催したイベントで独週刊誌シュピーゲル誌の記者のインタビューに応じ、16年間の政権時代のロシアへの融和政策について、 昨年12月の退任後、初めて語った(「メルケル前首相が沈黙する理由」2022年6月4日参考)。 ▲シュピーゲル誌記者の質問に答えるメルケル前首相(シュピーゲル誌オンラインから、2022年6月7日、ドイツ通信ファビアン・ゾマー記者撮影) メルケル氏はロシアへの融和政策を弁明し、ミンスク合意を例に挙げて、「その合意がなければ状況はさらに悪化していたかもしれない。外交が成果をもたらさなかったとして、その外交が間違いだったとは言えない」と述べ、「ロシア

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    isrc 2022/06/10
    メルケル氏のコメントの中で一つ驚いたことがあった。プーチン氏が冷静な戦略家ではなく、憎悪に動かされた独裁者だという指摘だ。単に嫌っていたというのではなく、「敵意」と「憎悪」を感じてきたというのだ
  • ウクライナ戦争への関心低下 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年05月13日06:00 カテゴリウクライナ ウクライナ戦争への関心低下 ロシア軍のウクライ侵攻が始まって明日14日で80日目を迎える。ロシア軍は当初、ウクライナの首都キーウを短期間で陥落できると考えていた節があったが、ウクライナ軍と国民の激しい抵抗に遭遇し、撤退を余儀なくされ、現在はウクライナ東部・南部を中心に攻撃を行っている。その間、ウクライナから隣国ポーランド、スロバキア、ルーマニア、モルドバなどに避難する国民のほか、国内でも数百万人が住み慣れた場所から追われ、国内避難民となっている。その総数は1200万人をはるかに超えたという。 ▲ウクライナのゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府公式サイトから) 戦後70年以上の平和を享受してきた欧州では「欧州で戦争が再び起きた」と強いショックを受ける一方、戦争に追われたウクライナ国民に対しては温かい保護の手を差し伸べ、連日、ポーランドな

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    isrc 2022/05/14
    欧州では「人道的カタストロフィー」から「経済的カタストロフィー」に国民の関心が移ってきたのは自然の流れかもしれない。ウクライナ戦争が長期間すれば、その傾向は一層顕著になることが予想される。
  • ウクライナの“オーストリア化”が浮上 : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2022年04月11日06:00 カテゴリウクライナオーストリア ウクライナの“オーストリア化”が浮上 欧米指導者はロシア軍のウクライナ侵攻後、ウクライナの首都キーウをポーランド経由で訪問するケースが増えてきた。特に、マリウポリの廃墟化、ブチャの虐殺事件が発覚し、ロシアのプーチン大統領の戦争犯罪を追及する声が高まってからは、その傾向は一段と加速してきた。ジャーナリスチックに表現すれば、欧米指導者のキーウ詣でがモードとなってきた。 ▲オーストリアのネハンマー首相(右)を歓迎するウクライナのゼレンスキー大統領(オーストリア連邦首相府公式サイトから、2022年4月9日、キーウで) 軍事大国で核保有国のロシアの攻勢を受け、懸命に国を守るウクライナのゼレンスキー大統領と国民の姿が西側に伝わると、欧米の政治指導者はウクライナへの連帯を表明したい、といった衝動に駆り立てられても不思議ではない。政治家も一

    isrc
    isrc 2022/04/11
    ウクライナの中立国化が関係国で囁かれ出している。ウクライナはNATOには加盟せず、軍事的に中立国となる一方、EU加盟を加速化させるという案だ。それはウクライナのオーストリア化を意味する