年が明け、オバマ氏が大統領に就任しましたが、流れるニュースは国内・国外共に大量解雇とか最大の損失とか不景気な話ばかり。目を通すたびに憂鬱な気分になります。海外のRFIDメディアもその例外ではありません。2008年の秋ごろにはこれらメディアはRFIDマーケットにはある程度楽観的でした。不況の初めの時期は投資の差し止めや余剰人員の解雇など目先のコストカットが中心になるとしても、それらが落ち着いたら本格的なコスト削減に取り組む必要があります。現在の海外でのRFIDの売れ筋のソリューションは1年以内に投資が回収でき、投資の絶対額も小さいため、そういったコスト削減プロジェクトのビジネスチャンスを掴むことが可能だ、というのが楽観論の理由でした。ですが、この見通しが出た後も景気の悪化が続いて「落ち着いた」という状態にならないので、そういったビジネスチャンスは今のところ現実になっていません。 他の分野でR