ゲームソフトの有害図書指定について 神奈川県青少年保護育成条例に基づく、ゲームソフトの有害指定につきまして、さまざまなご意見をいただき、ありがとうございます。 ひとつひとつのご意見に対してお答えすることはできませんし、また、すべてをブログでお伝えすることはできませんが、他のメディアを通して私の考え方を知っていただくことができます。 7月12日の定例記者会見で、質疑がありましたので、次のメディアでご覧いただければと思います。 ○神奈川県のホームページ 神奈川県のホームページで、私の定例記者会見の記録をお読みいただけます。 次のページで「知事定例記者会見」を選んでください。 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/hisyo/chiji/toppage.htm ○かながわインターネット放送局 映像・音声による記者会見の模様は、かながわインターネット放送局
神奈川県の松沢知事が、ウェブログ「松沢しげふみタックルレポート」で「ゲームソフトの有害図書類指定をめぐって」と題するコメントを寄せています。 松沢知事は、「残虐性の高いゲームが犯罪を誘発するかどうかの科学的証明は、まだ行われていないことは事実」と科学的に規制合理性が存在しないことを認めつつも、一部の漫画やゲームなどが「青少年の健全な育成を阻害するおそれのある有害な社会環境」であるとして、従来の有害図書類規制とその対象範囲の拡大する姿勢を表明しました。 松沢知事のコメントは、規制合理性がないことを知りつつ規制合理性があるとの前提で規制し続ける矛盾した態度の県政を追認するものです。 ■松沢しげふみタックルレポート http://matsuzawa.cocolog-nifty.com/ ゲームソフトの有害図書類指定をめぐって 2005年7月 7日 (木) http://matsuzawa.coc
神奈川県が実施した「ゲームソフトの有害図書類指定」について、多数のご意見をいただいております。また、この問題については、現在開会中の神奈川県議会でも議論が行われております。このブログでは、最初におことわりしたように、個々の意見への返事はできませんが、この問題には数多くの反響が寄せらておりますし、昨日、議会での議論も終わりその意見も伺うことができましたので、以下、私の考え方を述べさせていただきます。 まず、「有害図書類指定」に対する私の基本的な考え方ですが、本来、業界や流通市場における自主規制や浄化作用の中で淘汰され解決されるべき問題であり、行政による規制は最小限のものであるべきだと考えています。 しかし、青少年の健全育成に向けた社会環境を整えていくためには、このような自主規制を待っているだけでは状況は悪化するばかりであるというのが、残念ながら実態です。そこで、青少年の健全育成を阻害するおそ
残虐ゲーム有害指定を諮問 神奈川県、全国で初 私は、成長期の子供の行動に関してはある程度の抑制と監視が必要だと思っている。当然、嗜好品に関しても、ある程度の制限を設けるべきだと思っている。 勿論、そう考えない人もいるわけで、何にせよ、その決定権は基本的に親にあるというのは、前にTVについてもゲームについても書いた。 ●「見せたくない」と「見せない」 ~子どもに「見せたくない」TV番組をめぐって ●残虐ゲームもポルノも、大人が享受できる特権でいいじゃん。 そいで、その私の考えからいけば、この「グランド・セフト・オート3」というゲームは、子供には絶対させたくない。実際、このゲームにはまりまくった私としては、そう思うわけ。 とはいえ、じゃあ、この神奈川のやり口に納得するかと言えば、うんにゃと思う。何よりかにより、その考えかたも方法論も、とてもいや、ということに尽きる。 まず、この「GT3」(=グ
●国会議員18名、ゲーム業界から15名が出席 6月23日、東京、永田町の参議院議員会館において、国会議員とゲーム業界関係者との意見交換会が開催された。これは、民主党の樽井良和衆議院議員が発起人となって設立された"ゲーム・キャラクター・デジタルコンテンツ議員連盟"の呼びかけにより実現したもの。同連盟はゲームを日本のお家芸と定義し、ゲームについて議論、研究する集まり。その最初の活動として、ゲーム業界関係者との会合が実現したというわけだ。 会合には、民主党から18名の国会議員が、ゲーム業界から15名の代表者が出席。最初に、民主党団体交流委員長である樽床伸二衆議院議員が以下のように挨拶。 「政治と経済、業界団体の関係は、古い時代には確かにありました。これが時代が進んで経済環境が変わり、かつてとはちがう新たな政治の分野が出てきております。ゲーム業界はまさに、新規産業の雄です。私たち民主党は、新しい関
湯浅俊彦「『青少年条例』規制その後各地で・・・」『総合ジャーナリズム研究』第149号(1994年)および平成15年度第3回神奈川県児童福祉審議会社会環境部会資料「各都道府県における有害ゲームソフトの指定等の状況一覧表」をもとに作成。なお、神奈川県の資料では、宮崎県の指定実績が「無」になっている。 (2005/3/28 06:45) 規制するマスコミ人 では、神奈川県が規制を検討し始めたのはなぜだろうか。資料に記載された調査目的によると、「昨今の凶悪な少年事件については、有害(特に残虐性・粗暴性を甚だしく誘発・助長するおそれのある)ゲームソフトとの関連性がマスコミ等から指摘されている」ことから、「有害ゲームソフトの指定等に係る検討を行うに当たり、各都道府県における有害指定等の状況を把握するため調査を行」ったという。額面通り受け取るなら、マスコミが規制を誘発・助長したといえる。 もっとも、報道
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