およそ想像通りの結果。前回の記事で書いた比例全国区の「質問主意書」提出者5人の方たちは全員当選していた。比例全国区は有名人でなければ、現職が強くなるだろうとは思うけれど、ひとまず「何らかの形で障害児者支援のために尽力した議員」に一定の票が集まったことは、自分の立場からすれば喜ばしい(選挙区のほうで「障害」関係者に落選を残念がられている議員はいる)。 「障害者分野」が国政選挙の大きな争点に浮上することはこれまでもこれからもないだろう。社会保障の全体的な方向性に対するなんとなくのイメージ形成には関係するかもしれないが、単独で大きなテーマとして扱われるようになる可能性は限りなくゼロだ。 そんな中で、個々の政党が障害者関連の公約を詳細にわたって掲げることは考えにくく、ましてや政権与党に近づけば近づくほど、具体的な目標は設定されなくなる。無難なことしか書かれない。しかし、だからと言って、現実の政治が