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【園田耕司】防衛省は自衛隊の運用について、文官(背広組)からなる内部部局の運用企画局を廃止し、幹部自衛官(制服組)からなる統合幕僚監部に一元化する方針を固めた。制服組の権限を強めるもので、来年度の実施を目指す。 日本では先の戦争への反省から、戦後は文民の首相や防衛相が自衛隊を指揮する文民統制を敷いた。さらに背広組が、軍事中心の制服組とは違う立場から自衛隊を管理し、首相や防衛相を支えることで、文民統制をより強く働かせている。 運用企画局は部隊の活動や訓練を担当する。制服組も同様の組織を持ち、双方が防衛相に提言できる仕組みになっている。運用企画局は機能が統合幕僚監部に移管される形で廃止され、自衛隊の運用はすべて制服組の管轄となり、背広組の役割は大きく後退する。 続きを読む関連記事自衛隊運用、制服組に移管 文官部局廃止へ 来年度にも7/18防衛省へ改革圧力 自民、国防軍創設も意識3/23レコ
スティーブ・マハリッジは良き父親であろうと努力を重ねていた。しかし彼の心の中には常に二人の男が存在した。良き父になろうとする平凡ではあるが愛情深い男と、心の奥に潜む野獣のように凶暴な男。父が見せる怒りの発作に著者の家族はたびたび苦しめられた。家庭の中には常に張りつめた空気が存在した。戦争に行く前の彼はこうではなかったとスティーブの姉は語る。戦争が彼を変えてしまったのだと。著者は父が戦場で何を目撃し経験したのかを探る旅に出る。 アメリカでは第二次世界大戦を「良い戦争」と表現することがある。しかし、本書で戦場経験を語る海兵隊第六師団L中隊(ラブ中隊)の旧兵士たちの話はそのような幻想を吹き飛ばす。 太平洋戦争を通して、日本軍の捕虜は驚くほど少ない。日本兵は戦陣訓の教えを叩き込まれ、玉砕か自決を選んだように言われているが、どうもそれだけではないようだ。多くの元兵士の証言を読んでいくと、アメリカ軍が
【ソウル=加藤達也】韓国の聯合ニュースは17日、朝鮮半島有事の際、事実上米軍が韓国軍を指揮する現在の戦時作戦統制権の米軍から韓国軍への移管の時期について、韓国の金寛鎮(キム・クァンジン)国防相が最近、米国のヘーゲル国防長官に、予定されている2015年末から延期するよう提案したと報じた。 これについて韓国国防省は17日、「北朝鮮の核問題などの安全保障状況を重要な条件として考慮して移管準備をすることを提案し、両国で論議している」と発表した。 戦時作戦統制権の移管をめぐって米韓は当初、12年4月としていた。だが10年3月に韓国哨戒艦撃沈事件が発生するなど北朝鮮の軍事的脅威が高まったことを受け、15年12月に延期。韓国の朴槿恵大統領も5月の訪米時、オバマ米大統領との会談で「15年に移管を実現する」と強調していた。 だが、韓国内では移管が実現すれば現在北朝鮮の侵攻に対抗する強力な抑止力として機能して
6月26日、日米共同統合訓練「ドーンブリッツ」が終了した。この訓練は平成25(2013)年6月10日(月)~6月26日(水)の間、米国カリフォルニア州キャンプ・ペンデルトンおよびサンクレメンテ島ならびに周辺海・空域にて実施されたものである。 訓練の狙いは「島嶼侵攻対処に係る自衛隊の統合運用要領及び米軍との共同対処要領を演練し、その能力の維持・向上を図る」ことを目的にしたものであり、ヘリコプターや揚陸艇を使った上陸作戦が公開された。 ドーンブリッツ、2つの特筆すべき意義
菅官房長官は東京都内で講演し、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題で冷え込んでいる中国との関係について「さまざまな折衝をしており、お互いの間合いは狭まってきている」と述べ、政治レベルの対話の再開に向けた環境整備は進みつつあるという認識を示しました。 この中で、菅官房長官は、中国との関係について「日中間でさまざまな折衝をしているが、お互いの間合いは狭まってきている。安倍総理大臣の外交姿勢は間違っておらず、冷静に毅然と外交を進めていく」と述べ、政治レベルの対話の再開に向けた環境整備は進みつつあるという認識を示しました。 また、菅官房長官は、金融市場の混乱などに備えて、日本と韓国が最大で30億ドル分、円とウォンを融通し合う仕組みの打ち切りを決めたことについて「韓国側から要請がないので政治判断で延長することをやめた。いろいろな問題を指摘されたが、結果として日韓の外相会談が早まったのではないかと思っている」と
南北を隔てる臨津江周辺の鉄条網を点検する韓国陸軍の兵士たち。少子高齢化で兵員が減り、北朝鮮に対する防衛態勢を維持するのが負担になっている=2012年10月撮影、東亜日報提供中国や北朝鮮などの人口や総兵力の規模アジア成長の限界 【ソウル=牧野愛博】昨年10月2日深夜、朝鮮半島を南北に分断する非武装地帯(DMZ)。日本海の近くに位置する韓国軍哨戒所の窓ガラスを、何者かがノックした。音のした方角を見た韓国軍兵士は仰天した。すぐ外に北朝鮮軍兵士が立っていたからだ。 中国軍「わがまま兵」が増加 この北朝鮮軍兵士は9月29日未明、50キロ以上離れた場所で、駐屯していた部隊を抜け出した。10月2日午後8時ごろ、DMZ内に張り巡らされた北朝鮮側の2重鉄条網を越えた。地雷原を通り抜け、韓国側の3重鉄条網も突破したという。 韓国軍は東西248キロ、南北4キロにわたるDMZ内に約100カ所の哨戒所を置く。
いよいよ参院選だ。前哨戦と位置付けられた東京都議選は自民、公明両党の圧勝に終わった。日本共産党は大健闘した。 その一方、惨敗を喫したのは民主党である。いったい民主党はどうなってしまうのか。 そんな折、たまたま民主党議員たちが集まる勉強会に招かれた。民主党について「思うところを忌憚なく語って欲しい」という。そこで、出かける前に民主党の綱領とその解説、参院選に向けた「重点政策」というパンフレットを読んでみた。 そこで今回は、民主党についてあらためて考えてみる。 まず、民主党とは何か。綱領は「私たちの立場」として次のように書いている。 《我が党は、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つ。同時に未来への責任を果たすため、既得権や癒着の構造と闘う改革政党である。私たちは、この原点を忘れず、政治改革、行財政改革、地域主権改革、統治機構改革、規制改革など政治・社会の変革に取り組む》 民主党
米ニューヨーク(New York)の国連(UN)本部で開かれた国連安保理(UN Security Council)の会合で、紛争下における性的暴行について語る米女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さん(2013年6月24日撮影)。(c)AFP/Stan HONDA 【6月25日 AFP】米女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さんが24日、国連安全保障理事会(UN Security Council)で突然のスピーチを行い、シリア問題やその他の紛争を引き合いに出して安保理が戦時下のレイプへの対応を怠っているとして非難した。 ジョリーさんは、シリア内戦で対立の溝が埋まらない露・中・米・仏・英の各国の大使が耳を傾ける中、紛争下で性的暴行の犠牲者が数十万人に上る事実を安保理が深刻に受け止めていないと批判した。 5月に乳腺切除手術を受けたことを告白し
自民党の岩屋毅・安全保障調査会長が11日、首相官邸を訪れ、政府が年末に取りまとめる新たな防衛大綱への提言を安倍首相に提出した。 提言は、自衛のため相手国の基地などを攻撃する「敵基地攻撃能力」について「我が国独自の打撃力の保持について検討を開始し、速やかに結論を得る」と求めている。岩屋氏によると、首相は敵基地攻撃能力について「研究はするべきだ」と応じたという。
およそ250名の陸上自衛隊員を伴った海上自衛隊“水陸両用戦隊”がハワイのパールハーバーに寄港した後、5月31日、カリフォルニア州サンディエゴのアメリカ海軍基地に到着した。 6月11日から28日(現地時間)の間、アメリカ海軍・海兵隊が中心となり、日本、カナダ、ニュージーランドが参加してサンディエゴ周辺で繰り広げられる水陸両用戦合同訓練「ドーンブリッツ(Dawn Blitz:夜明けの電撃戦) 2013」に参加するためである。 陸・海・空の能力を併用する水陸両用戦のための訓練 現代の水陸両用戦は、陸上戦闘部隊が洋上の艦艇から海と空を経由して陸に達し、陸上での各種作戦を実施する陸・海・空の軍事力を併用する軍事作戦である。陸上戦闘部隊が海岸線に到達するまでの間、それに陸上での作戦実施の間、いずれも海と空、とりわけ航空機による近接戦闘支援や補給活動が欠かせない。したがって陸上戦闘部隊と海上部隊と各種航
(2013年6月4日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界は今週、米中首脳会談で交わされるボディーランゲージに注目することになる。もしバラク・オバマ大統領と習近平国家主席が友好的な関係を築くことができれば、中国と米国は対決する宿命にあるという運命論的な見方に異を唱えることになるだろう。 この悲観的な見方は、米国人が不愉快に感じる経済の変化によって補強されている。オバマ大統領の任期の最終年に当たる2016年までに、中国の経済規模は米国のそれを上回る公算が大きいのだ。 近づいてきた米中経済逆転の日 6月7、8日両日の米中首脳会談に注目が集まる〔AFPBB News〕 この予測は国際通貨基金(IMF)と、先進国クラブと称される経済協力開発機構(OECD)がそれぞれに出しているものだが、非常にデリケートな内容であるため、米国でそのまま提示すると、そんな馬鹿なという否定の声が数多く上がる。 確かに
【6月5日 AFP】フランスは4日、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権が化学兵器サリンを使用した証拠を入手したと発表した。これを受け、軍事介入も含む「あらゆる選択肢」を検討しているとも表明している。 ローラン・ファビウス(Laurent Fabius)仏外相はテレビ放送された発言の中で、シリア国内で採取された血液と髪をフランスの研究所で検査した結果、サリンの使用が示されたことに言及し、「サリンガスが使用されていることについては疑いの余地がなくなった。研究所での検査で、明らかな結果が出た」と述べた。 シリアで化学兵器が使われたことを確認したと発表した国は、フランスが初めて。またファビウス外相は、サリンを使用しているのは「政権とその支持者ら」だとも付け加えた。 さらに同外相は「一線を越えてしまったことは明白。今後の対応について他国と協議していく予定だ」とし、「軍
自衛隊と米軍が今月10日から米カリフォルニア州で行う離島奪還訓練について、中国が日米両政府に中止するよう要請していたことが4日、日本政府関係者への取材で分かった。 訓練は尖閣諸島をめぐり日本との対立が続く中国を念頭に置いているが、日米は公式には「特定の国を想定したシナリオはなく、過去にも日米の離島奪還訓練は行っている」として、予定通り実施する方針だ。 小野寺五典防衛相は4日の記者会見で「自衛隊や日米の運用能力向上のため、訓練を予定通り進める」と述べた。 関係者によると、中国側は訓練直前に習近平国家主席が訪米し、米中首脳会談が開かれる事情から、中国を意識した訓練が行われることに強い拒否感を示し、訓練自体を中止するよう外交ルートを通じ要請してきた。米側は中国の意向に配慮し、訓練期間中に予定されている報道陣への公開中止も一時検討した。F35は日米ほぼ同時に配備へ “完成機種”は間に合わず
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