Googleは5つの「Chrome」向け拡張機能について、ユーザーのオンライン活動をひそかに追跡しているとする外部のセキュリティ研究チームからの指摘を受け、削除した。これらの拡張機能のダウンロード数は計140万件にのぼる。 McAfeeの研究チームは米国時間8月29日、で、Netflix番組の共同視聴、小売サイトでのお買い得情報チェック、ウェブサイトのスクリーンショット撮影などの機能を持つとうたう5つの拡張機能について公式ブログで説明した。問題は、うたわれている機能に加えて、ユーザーのブラウザー上での行動を追跡していた点にある。 McAfeeによると、この拡張機能をダウンロードしていると、ユーザーが訪問するすべてのウェブサイトの情報が拡張機能の作成者に送信されていたという。そのため、ユーザーが訪れたEコマースサイトにコードが挿入され、ユーザーが買い求めたすべてのアイテムについて、拡張機能の