オッペンハイマーをこれから観る人に伝えたいこと 「アインシュタインが部外者みたいな顔をしているが、量子力学の創始者といえる存在であり、原爆開発を促す手紙を大統領に送ってたり、アイツはバリバリの関係者だよ」 オッペンハイマーを観た人に伝えたいこと 「『この世界の片隅に』を観ろ!」 この世界の片隅に [Blu-ray] のん Amazon 以上!いろいろ書きたいことはあるけど、とりあえずこれを伝えたい作品でした。個人的感想はあとで追記しよう……
公開翌日7/15の20時から、『君たちはどう生きるか』を観てきました。 最近人生初トトロを観たおかげで「トトロで観たやつじゃん!?」という感動を得られたので良かった…… やはりジブリは観ておかないとね……配信頼むぜ ■総評︰おもしろいか?と聞かれるとうーんとなるけど、めちゃくちゃ「良かった」……子どもが思春期を迎えたら一緒に再視聴したい名作 作品の内容についていろいろ言いたいこと、言えることはあるけど、「解釈ゲーム」は他の人に任せたい 主人公は宮崎駿本人だとかいや宮崎吾朗だとか、大叔父は高畑勲だとか、アオサギは鈴木敏夫だとしたら仮にも盟友をひどく描きすぎやろ(CV菅田将暉でも中和できてないw)とか言いたいことはありすぎるくらいある。……がそういうのは海燕さんとか渡辺由美子さんとかノラネコさんの記事を読めばええんや! 家族の死という人生における避けられないものをどうにか受け入れようとあがいた
今日4/28の9時から、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を観てきました。 ■総評:めちゃくちゃ「楽しい」映像作品!子どもと再視聴したい!怖い要素もちょっとあるけど未就学児でも問題ないと思う。最高のファミリームービーになるかも 以降はネタバレなので……と思ったら、天下の朝日新聞がタイトルでめちゃくちゃ明示してるんだよなあ ■マリオは異世界転生ものだった!という驚き 冒頭、脱サラ?して配管工の個人事業を現実世界っぽいニューヨークのブルックリンで立ち上げたマリオ&ルイージ兄弟、清水の舞台から飛び降りる覚悟で作成したテレビCMを前の会社の上司であるブラッキーにバカにされるが、早速洗面台の修理依頼が。 しかし修理はうまくいかず、自信を失うマリオ…… 母親は優しいが、父親からは無謀な独立に弟を巻き込んだことを責められ…… え、なに?マリオでジョーカーやるの?? という困惑も束の間、ブルックリ
昨日3/18の土曜7時から、IMAXで『シン・仮面ライダー』を観てきました。早起きはツラいが、キッズが寝てるうちに観に行くことで気持ちはラクなのでこれからデフォルトになる予感がする ■総評:みんな同じことを言ってる気がするが、「私は」好きな映画だよ! 1960年生まれで62歳の庵野秀明監督が、幼少期にリアルタイムで観ていたであろう仮面ライダー、そのときの感動をそのまま伝えたいという思い……庵野秀明作品直撃世代であるけして若くはない世代の私のようなオタクには、今ひとつピンとこないというのが正直なところではないか。 オタクとして庵野秀明監督が真に偏愛しているのはウルトラマンらしいという知識があるため、仮面ライダーについては一歩引いて作ってくれるのではないか、庵野秀明らしい傑作が拝めるのではないかという淡い期待をしていたが、見事裏切られた感がある。 「庵野秀明、仮面ライダーもめちゃくちゃ好きだな
昨日11/13の日曜日に、IMAXで『すずめの戸締まり』を観てきました。育児でなかなか映画に行けない中で、公開直後に行かせてくれた家族に感謝……! せっかくなので感想をメモしておきたいと思います。 ■総評:いい映画でした 終わり良ければすべて良し 『すずめの戸締まり』というタイトル、一見すると後ろ向き、ネガティブなイメージになりえるものを、外=未来に向かっていくために必要な行為としてポジティブなイメージへとひっくり返すラストシーン、その演出とアニメーションが本当に素晴らしかったです!作品の構造的な美しさとぴったりとハマっていて、非常に良かった。あのシーンを観るためにもう一度劇場に行きたいですわ! 気になる点もある 一晩経って感想を読んだり考えたりして気になる点も出ているので書いておきますが、その前にネタ的なメモも書いておきます。 ■諸星大二郎原作という捏造された記憶 前作『天気の子』ではP
藤本タツキ先生の読み切り『ルックバック』読みましたか?読んでない?143ページだけど一瞬だから!すぐ読んで!!! ……読んだ?私はこの作品は紛れもない傑作だと思います。 その説明は別で書くとして、とりあえず「『ルックバック』で並行世界とかいうやつはアホ」であるという理由を説明します。 大前提として並行世界と妄想は基本的に区別がつかない 昔からのSFではおなじみの並行世界もかなり人口に膾炙したため、安易に並行世界という言葉を使う人が多い気がします。 ブックマークとかにもうじゃうじゃいますね。 並行世界もので重要なのは、基本的に交わらない世界同士が、どう関わりあうのか?ということです。 なぜなら「別の世界」なんてものはそもそも「妄想」の一言で済むものですから、そうではなく作中世界や我々の世界と同じくらいの存在の重さ、影響力がある、ということがあえてそれを物語のテーマにするには重要なのです。 そ
先週は西野亮廣エンタメ研究所の話題で持ちきりで、自分もブコメでヒートアップしてしまったので、超久々に記事を書く。 まず結論からいうと、タイトルの意味は 「西野亮廣エンタメ研究所は宗教っぽいのではなくて、宗教そのもの」 ということです。以下はその理由と、関連して伝えたいことを書きます。 理由 自分は宗教とは“昔の人がみんなで集まるために作った方便”だと考えています。 研究者でもない素人の戯れ言ですが、根拠は以下の経験です。 自分自身は具体的な宗教を信仰していませんが、大学時代に宗教学を勉強したときに、フィールドワークで新宗教に潜入したことがあります。 宗教団体の信者が何をしているか、一般的なイメージとしては以下のようなものではないでしょうか。 ・信者は教祖にお金を貢ぐ ・信者は教祖の言葉や本を研究し、信者同士で信仰について語り合う ・信者以外の人間を見下している もちろんそういう宗教もあるで
「バカダークファンタジー」としての聖書入門 作者: 架神恭介出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2015/04/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 神は気まぐれに人を惨殺し、キリストはチンピラのリーダー、モーセは十戒の石板を叩き割る! キリスト教の教典『旧約聖書』『新約聖書』は、慈愛にあふれた聖典と思われているが、 実際は、神も預言者も一般人も、殺す・すねる・嫉妬する・陥れる・後悔すると、 理不尽で血腥いエピソードのオンパレードだった……! そんな矛盾と残虐行為の向こうに見えるもの。 それは古代の人々の「原罪」──そう、どうしようもない人間臭さなのだ。 衝撃的な“聖書”の真実を、古典解説の鬼才・架神恭介が書き尽くす! 【主な内容】 Ⅰ 旧約聖書 ヤハウェの天地創造/アダムとエバの追放/昼ドラ創世記/ヤハウェのドキドキ義人実験/
イスラーム国の衝撃 (文春新書) 作者: 池内恵出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/01/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (19件) を見る 『イスラーム国の衝撃』、しばらく前に読み終わっていて、何か書こうかと思っていたものの、内容の深刻さに筆が進まなかった。 浅学上等で自分用のメモとして書いとこうと思う。 ※概要が知りたい方は冬木さんの書評が適切にまとまってると思うのでどうぞ イスラーム国の衝撃 (文春新書) by 池内恵 - 基本読書 宗教って悪なのかな 多少宗教を勉強してきた身としては、宗教には良い面も悪い面もあって、精神の救済もするけど十字軍みたいに虐殺略奪を正当化したり、オウムみたいなものも生み出すよね、なんて知ったふうなことを思っていたわけだ。それでも十字軍は過去のものだし、オウムはまあ例外、と。 それがイスラム教という三大宗教の一角が現在進行形で虐殺略
ゆうちゃん事件ことパソコン遠隔操作事件 - Wikipedia、自分は特に興味はなく、ゆうちゃんこと片山祐輔被告の自白にびっくりしたのだが、finalventさんの記事(パソコン遠隔操作事件、雑感: 極東ブログ)を読みつつ思ったことをメモしておく。 finalventさんが繰り返し言う『シナリオ性』ってやつをこの事件には確かに感じる。 それは陰謀論って意味ではなく、なんというかフィクションのストーリーをキャラクターとして演じているような違和感、があるという意味だ。 犯罪というやつは恨みやら金目当てやらついカッとなったとか、内発的な動機で自分の利益になるようなことをするもんだと思うと、この事件はよく意味がわからない。愉快犯ってやつかもしれないし、これからまた検証されていくのだろうが。 これは人生格差犯罪こと 黒子のバスケ脅迫事件 - Wikipediaのときも感じた。 あの事件も別に作者に個
「引っ越しが趣味」って人は健全な気がする - (チェコ好き)の日記 おもしろかった!自分も身軽な生活というのには憧れる。どのような環境でも生きていけるというのは、人間として自立している感じがあり憧れる人は多いのではないか。 俺もスタバでMBAを広げてノマドワーキングしてみたい。場所や地域にしがらみなく生きていく……カッコイイ! ただ……地方に居続けること、同じところに住み続けることがことは悪いことなのか?とも思う。 これについてつらつら考えてみたい。 特に最近『マイルドヤンキー』なるものが話題になっているようで、この辺の記事もホッテントリになってたが、使われ方はどうも批判的だ。 マイルドヤンキーには選択肢がないという話 - 価値のない話 しかし自分には『地元から出ない』彼らにこそ担われているものがあるような気がしてならない。 -文化を定着し、維持するのは引っ越ししない人たちなんじゃないか?
現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇 (ちくま新書) 作者: 大田俊寛出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/07/10メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る 目次 はじめに 第一章 神智学の展開 1.神智学の秘密教義―ブラヴァツキー夫人 2.大師のハイアラーキー―チャールズ・リードビーター 3.キリストとアーリマンの相克―ルドルフ・シュタイナー 4.神人としてのアーリア人種―アリオゾフィ 第二章 米英のポップ・オカルティズム 1.輪廻転生と超古代史―エドガー・ケイシー 2.UFOと宇宙の哲学―ジョージ・アダムスキー 3.マヤ暦が示す2012年の終末―ホゼ・アグエイアス 4.爬虫類人陰謀論―デーヴィッド・アイク 第三章 日本の新宗教 1.日本シャンバラ化計画―オウム真理教 2.九次元霊エル・カンターレの降臨―幸福の科学 おわりに 主要参考文献一覧 ■まとめ 端的に
炎上気味のブックマークについて はてなブックマーク - 暮らし - 採用活動をしていて思ったこと - 同人日記 人事屋としてちょっと感じたことをメモ書き。 まず言っておくと、人事という仕事はこういう面接とかで対外的な窓口になることもあれば、査定や人事異動を通じて人の一生を左右しかねない仕事であり、プライドを持ってやらなければならないと思ってる。 また人事は、経営者だって数年で交代するせいで短期目標だけしかみていなかったりする中、上記の仕事や育成の施策とかを通じて会社の10年後20年後に影響を与えられる重要な仕事だと自分では考えているし、そうあるべきだろう。 その中で心の中に留めておくべき『愚痴』をペラペラ公開した以上叩かれてしかるべき。 これについてフォローする気はないし、言語道断。 それを踏まえて以下感想 ・スターを集めてるコメントの要旨は『勝ち組気取り正社員が調子に乗るな』『ブルーカラ
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