欧州競馬での大差での逃げ切り勝ちが大きな波紋を呼んでいる。アイルランドで行われた長距離戦で、伏兵が道中一人旅。後方の馬の仕掛けが遅れ、15馬身差の逃げ切り勝ちを収めた。レース後に優勝馬以外の全ジョッキーが騎乗停止になるという衝撃の裁定が下されたと、英紙が報じている。 【動画】まさかの15馬身差逃げ切り圧勝→12人騎乗停止 驚きの裁定が下った実際のレース映像 現地1日にアイルランド・ダンダーク競馬場で行われた一般戦(AW3200メートル)。先頭に立った単勝19倍の伏兵・レッキングボールポール(騙6・マリガン)は逃げ足を伸ばし、大きなリードを持って最終コーナーを回った。手応えが楽なレッキングボールポールを捕まえようと後方の馬たちもずらりと横並びになって追い上げたが、時すでに遅し。ケビン・ヒーリー騎手に導かれた逃げ馬は、2着馬に15馬身差をつけて入線した。 長距離戦での逃げ切りはそう珍しいもので