柔軟性のある新しい電子ペーパー技術を使った電子書籍リーダーを、米出版社Hearst傘下のSKIFFが発表した。年内に米国で発売予定で、1月7日から米ラスベガスで開催の2010 International Consumer Electronics Show(CES)で展示する。 SKIFFの「Skiff Reader」は厚さ6.8ミリと、これまで発表された電子書籍リーダーの中で最薄という。解像度1200×1600ピクセルの11.5インチのフルタッチディスプレイを搭載し、重さは約500グラム程度。 同製品の大きな特徴となっているのが、ステンレススチールホイルを基盤とする次世代電子ペーパーディスプレイだ。この電子ペーパーは薄くて柔軟性があり、多くの電子書籍リーダーで使われているガラス基板の電子ペーパーと比べて、耐久性に優れるという。この技術はLG Displayとの協力で開発した。 Skiff
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 今年の米国の新聞雑誌産業は、ネット上での課金をいよいよ実行に移し、キンドルをはじめとする電子ブックリーダー上での課金及び広告料金の設定にも取り組む年になる。アップルが発表するタブレット型コンピューターに対する期待も高まっている。 課金がどの程度成功するかにより、米国の新聞雑誌産業がどの程度の規模で生き残るのか、とりあえずの答えが今年から来年にかけて見えてくるのではないかと私は考えている。 テレビ・映画産業も、タイムワーナーやコムキャストが提唱する、ケーブルテレビの視聴料を支払った人はネット上でも同様の動画を見ることができるTVエヴリウェア、広告収入に依存してきた動画サイトのフールーでの課金の可能性など、新たな展開が見られる。 既存メディアがデ
Googleは電子書籍市場に参入するつもりのようだ。 NYTimes.comによると,先週末ニューヨーク市で開かれた年次 BookExpo会議で,Googleは電子書籍市場に参入する意向をほのめかした。パブリッシャー(出版社)がデジタル版書籍を,Googleを介して消費者に直接販売できるようにしたいという。 電子書籍市場は,Amazonが電子書籍端末Kindleを武器に主導権を握りつつある。そこでGoogleが待ったをかけたいのだろう。Amazonは攻撃的な価格戦略で,Kindle対応の電子書籍の普及を図ろうとしている。書店で26ドルで販売されているようなハードカバーの書籍を,AmazonはKindle版を9.99ドル近辺で売るようなことをしている。これに対して,Goggleはデジタル版書籍の販売価格を,出版社が自由に設定できるようにする。このため,Amazonの価格戦略に不安を抱いている
(これはPlastic Logic社の大型画面E-Reader) アマゾンが大型画面のKindleを今週の水曜日(6日)に発表するようだ。電子新聞や電子雑誌をターゲットにしたE-Readerであると、米国のマスメディアサイトやブログが一斉に伝えている。 大型画面なので、紙媒体の新聞や雑誌と同じようなレイアウトのコンテンツを表示できるのだろう。記事だけではなくて広告コンテンツも同じ画面に表示できそうなので、一部の新聞社や雑誌社は乗り気である。アマゾンCEOのJeffrey P. Bezosは、苦境に立たされている新聞を救済したいと発言しており、その願いを込めて新Kindleを世に送り出すとアピールしたいのだろう。 NYtimes.comの記事も、新聞を救う騎士のようだと、大型画面のE-Readerに期待を膨らませている。その記事では、新Kinjdleの開発プロジェクトのパートナーとしてNYT
ニューヨーク発--Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏は米国時間5月6日、待望の大画面の電子書籍リーダー「Kindle DX」を市内中心部のペース大学の講堂にて公開した。Kindle DXは、パーソナルおよびプロフェッショナルドキュメント、新聞、雑誌、さらには潜在的に非常に大きなターゲット市場となる教科書など、多彩な読者層が対象となっている。 より大画面のKindle DXの発表は、必ずしも秘密のベールに包まれていたわけではない。これまでしばらくの期間、Kindleに大画面モデルが追加されるとのうわさが流れており、今週に入ってからは、もっと具体的な報道も出回り始めていた。 AmazonのKindle DXに関する製品ページによれば、以下のような情報が明らかになっている。 16階調グレースケール表示の9.7インチディスプレイを搭載(現行の「Kindle 2」には
米Amazon.comは米国時間2009年5月6日,画面サイズを9.7インチに大型化した新たな携帯型電子書籍リーダー「Amazon Kindle DX」の予約販売を開始した。新モデルはPDF文書の表示が可能になったほか,表示方向の自動回転機能を追加し,メモリー・サイズを3.3Gバイトに増やした。予約は同社のWebサイトで受け付ける。価格は489ドル。出荷開始は2009年夏の予定。 また米New York Times紙,米Boston Globe紙,米Washington Post紙は宅配地域外の居住者限定サービスとして,2009年夏よりKindle DXの割り引き販売とKindle DX版紙面の長期契約をセット提供する。 Kindle DXの画面は白黒16階調表示の電子ペーパー。既存モデル「Kindle 2」の6インチに比べ面積が2.5倍に広がった。紙に印刷した文字と同じように反射光で読め
うわさ通り,アマゾンが大型画面のKindleを発表,米国で予約販売を開始した。出荷は今年の夏から。 画面サイズは9.7インチ。価格は489ドル。PDFをサポート。 新Kindle(Kindle DX)と現Kindle(Kindle 2)との比較は次の通り。 NYTの人気ブログBitsでも,アマゾンのKindle DXの発表の模様をライブで送り続けている(Live Blogging Amazon’s Kindle Event) そのブログ記事で,次のような文章が。 10:55 a.m. | On to Newspapers: Three newspapers will offer a reduced price on the Kindle DX in exchange for a long-term subscription: The New York Times, The Boston G
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(ソース: Life/Google archive:1962年のNYCの新聞ストライキ日に、米コロンビア大の学生が学生新聞を売っていた) "NEWSPAPERLESS"とは「新聞が消える」ことなのか? 実際には、「新聞(newspaper)が消える(less)」でなくて、「newsを載せた紙が消える(paperless)」なのかもしれない。でも新聞紙にこだわってばかりいると、本当に新聞社(新聞紙社)が消えてしまうかもしれないが・・・。 そのNEWSPAPERLESSの流れの中で、新聞社の活路として一部の新聞関係者の間で期待が集まるのが「電子ペーパー」リーダーである。新聞コンテンツを紙にプリントして物理的に配達するのではなくて、デジタルの形でまるごとネットで配信し、Kindleのようなリーダーで閲覧してもらう方法である。新聞紙の印刷や配達が要らなくなるので、大幅な経費カットが期待できるかもし
アマゾンが華やかにキンドル(Kindle 2)を発表した同じ9日に、Plastic Logic はFinancial Times(FT)やUSA Todayの有力新聞と契約し、近く同社リーダーを利用した電子ペーパー・サービスに着手することを明らかにした。2009年後半からテストを開始し、2010年から本格サービスに入る予定だ。 Plastic Logicリーダーは 見た目は上の写真のように、Kindle 2と似通っている。Kindle 2と同様薄いが、サイズが11.5 x 8インチ(E-Ink display)大きくしている。これはビジネスユースをターゲットにしているため。新聞や雑誌を読むためだけではなくて、 Word, Excel , Powerpoint, PDFsなどのビジネスドキュメントも閲覧できるのが特徴である。 以下は、昨年秋のDEMOにおける紹介ビデオである。 また、Plas
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