AI(人工知能)に関するセミナーやお話をする機会が最近増えているのですが、いつも冒頭で「AIと法律・知財に関する問題領域の概観」をお話しするようにしています。「AIと法律」「AIと知財」は、とにかく論点が多いので、「それらの論点がどこの領域に関するものなのか」を意識しながら聞いて頂くと、より理解が深まるためです。 そこでいつも使っている図がこちら。 これは、各種パラメーターを選択して「生成」ボタンを押すと、AIが自動的に萌えキャラを生成するという無料のWebサービスです。 開発者のブログを見ると、深層学習の中でもGAN(Generative Adversarial Networks、敵対的生成ネットワーク)というフレームワークを利用して萌えキャラを自動生成しているようです。 実は、このサービスは「AIと法律・知財」に関する論点を理解するのに非常に適した題材です。例えば、このサービスを構築す