テクノロジーの進化によるワーク・シフトやライフスタイルの多様化から、昨今、働く場所や時間にとらわれない「働き方」が受け入れられるようになってきました。今回のインタビュー連載では、パラレルキャリアの中でも、本業以外に仕事を持つ「複業」を実践している方々に登場いただき、実例を通して、どのようにして自分に合った働き方、生き方を見つけていくかを探っていきます。 今回は、20代で会社を辞めて、鳥取県隠岐郡海士町で株式会社巡の環を設立以来、都市と田舎を行き来しながら、その新しい関係性をめざす活動を続ける信岡良亮さんにお話をお伺いします。前編はこちら。 連動することで時間の区分が消える――複業時の時間の使い方 ――現在は、東京に拠点を置きながら、株式会社巡の環取締役、株式会社アスノオト代表取締役をつとめ、海士町の仕事である「AMAカフェ」の運営から、地域プロデューサーを育成する「地域共創カレッジ」主催や