【ラスベガス=中西豊紀】米国雇用を優先させるトランプ次期米大統領の介入戦略が日本企業にも及んできた。同氏は5日、トヨタ自動車のメキシコ工場新設について自身のツイッターに「ありえない!。高い関税を払え」と投稿した。米有力製造業にとどまらず日本を代表する企業までもが名指しで狙われた形で、米産業政策の不透明感がさらに高まっている。この日、トランプ氏は唐突に「トヨタはメキシコのバハ・カリフォルニア州に
「上司と戦え」「模範となれ」「言い訳はするな」――。 トヨタ自動車のディディエ・ルロワ副社長は、同社初の外国人副社長だ。日本や北米、欧州などの先進国事業を統括する。役員報酬が豊田章男社長の約2倍となる6億9600万円に上ることも話題となった。 そのルロワ氏が、仏自動車大手のルノーからトヨタへ転じた経歴を交えて自らのリーダーシップ論を熱く語った。10月25日、ルロワ氏は慶応義塾大学の三田キャンパスで、500人ほどの大学生や大学関係者を前に講演を行ったのである。題して「The Power of Leadership, Passion and Fighting Spirit―トヨタの挑戦―」だ。 日本自動車工業会が若者に車への関心を高めてほしいという狙いで、大手メーカーの首脳が各大学で行っている「出張授業」の一環だ。 ルノーからトヨタへ引き抜かれる ルロワ氏はフランス出身。大学卒業後、1982年
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