【読売新聞】 北海道 西興部 ( にしおこっぺ ) 村の特別養護老人ホーム「にしおこっぺ興楽園」で昨年3月、施設職員が全入所者80人の全裸や下着姿を入浴や着替えなどの際に撮影していたことが分かった。直前に入所者の負傷を見落とす事案が
虐待を繰り返していたような親でも、子供であれば老後の面倒をみなければいけないのか。ノンフィクション作家の菅野久美子さんは「そんなことはない。老親を施設に預けたあと、家族の代わりに最期まで施設とのやり取りを代行してくれる業者もある。一人で苦しまないでほしい」という――。 介護施設にいる母から「呪いの手紙」を送られてくる 「家族じまい」として親を捨てたい人たちがいる。 私もその一人。3歳から母親に強制的にピアノを習わされ、理不尽な暴力、ネグレクトに苦しめられてきた、今振り返れば「教育虐待」の当事者だった。 そのため、近著『家族遺棄社会』では、「家族じまい」と称されるような日本を取り巻く親子の現状について取材した。 取材を通じて最も深刻だと感じたのは、就職や進学、結婚などで一度は親から離れたと思ってもそれはつかの間の安息であるということだ。親に苦しめられた人は、介護から親の死までのラストランで、
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寝たきりの夫(76)に食事を与えずに殺害したとして、大阪府警は6日、同府高槻市城南町1丁目のアルバイトの女(73)を殺人容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め、「介護に疲れ、死んでもいいと思って食事を与えなかった」と供述しているという。 高槻署によると、女は4月下旬から数日間、自宅で、寝たきり状態の夫に食事を与えずに殺害した疑いがある。 6日午前7時ごろ、女が高槻署を訪れ、「4~5日間、夫の面倒を見ていない。死んでいると思う」と自首。署員が女の家に駆けつけ、1階の洋間で仰向けに倒れて死亡している夫を発見した。女は「夫は認知症で、昨年から寝たきりになり、1人で介護していた」と話しているといい、府警は司法解剖して夫の死因を調べる方針。
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