甲子園初出場を決めた鳥栖工業(佐賀代表)。バイクに乗ったヒーローが名前の由来となった兄弟バッテリーを中心に、「聖地での1勝」から上位進出を目指します。 初めての優勝を果たし、甲子園への切符を手にした鳥栖工業。学校はJR鳥栖駅から直線で1キロほどの場所にあります。県立の学校で、駅伝部は全国高校駅伝に47回の出場経験を持つなど、部活動が盛んです。 野球部には、59人の部員が所属。一戦必勝で、まずは聖地での初勝利を目指します。 高陽章主将「まずは1勝して、その流れで勝ち進めれば。一戦必勝で公立校らしく粘り強くやっていければいいかなと思う」 鳥栖工業独自の練習の一つが、「タイヤ引きノック」下半身の強化のために、主に冬場に行っているトレーニングで、約5キロのタイヤを引きながらノックを受けます。 「やばいです、全体的にやばいです」「一番きついです」 過酷なトレーニングを積み重ね、ノーシードから勝ち上が