6月8日未明に発生したニコニコの障害は、KADOKAWAグループへのサイバー攻撃の影響だったようだ。KADOKAWAは9日午前中、グループ内の複数Webサイトで障害が発生していると報告した。 KADOKAWAによると、6月8日の未明、グループの複数のサーバにアクセスできない障害が発生。データ保全のため、関連するサーバを緊急シャットダウンした。ニコニコも同時に障害が発生し、8日午前6時から緊急メンテナンスに移行していた。 KADOKAWAは社内で分析調査を行い、8日中に「サイバー攻撃を受けた可能性が高い」と判断。9日午前の時点で「ニコニコサービス」全般、「KADOKAWAオフィシャルサイト」「エビテン(ebten)」などに影響があったという。また、N高等学校を運営する角川ドワンゴ学園も10日、学習アプリ「N予備校」が利用できないと明らかにした。 現在は外部専門家や警察などの協力を得て調査を進
ドワンゴが運営する動画配信サービス「ニコニコ」で発生している大規模障害について、ニコニコの栗田代表がX(旧Twitter)で状況を報告した。障害の原因はサイバー攻撃だとしており、「少なくともこの週末中での復旧は困難な状況です」と明かした。 この障害は6月8日早朝から発生し、午前6時にメンテナンス状態へ移行。ニコニコ動画、ニコニコ生放送、ニコニコチャンネルなどのニコニコファミリーサービスの他、外部サービスでのニコニコアカウントログインが利用できない状態となっている。この措置について同社は「大規模なサイバー攻撃を受けており、影響を最小限に留めるべく、サービスを一時的に停止しています」と説明する。 また、「復旧作業と並行して、攻撃の経路および情報漏洩の可能性を調査中」としているものの、サイバー攻撃の影響を完全に排除し、安全が確認されるまで復旧に着手できないとのことから「少なくともこの週末中は復旧
2023年はサポート詐欺が急増――ソフトバンクグループで、ネット詐欺専用のセキュリティソフト「詐欺ウォール」を提供するBBソフトサービスは、同ソフトで収集した2023年のデータを分析した結果を公表した。 サポート詐欺は、「PCがウイルスに感染した」などの警告を出し、表示した電話番号に電話をかけさせて偽のサポート窓口に誘導して金銭を請求するなどの手口。実数で17倍以上に増えたという。 また、NTTドコモやau、ソフトバンクといった携帯キャリアをかたった偽アプリのサイトも前年比3倍に増加。Webページを閲覧中に「ウイルスが見つかりました」といった警告を表示し、偽アプリをインストールするよう誘導する手口で、インストールしてもウイルス駆除などの効果はないという。 フィッシングサイトに悪用されたブランドでは、イオン銀行が最も多かった。2023年の6~7月に短期集中的に多く確認されたという。2番目に多
2024年5月に情報通信研究機構(NICT)がバッファロー製の無線ルーターのボット感染を観測したと発表し、注目を集めた。 発表を受けバッファローは対象機種や打つべき対策を公表した。対象機種は全18機種。同社は2024年5月29日以降、それらの機種について「ボット感染に関して完全に対策したものではない」としながらも、既知の脆弱性を解消した新しいファームウエアを順次配信している。 バッファロー製無線ルーターについて、NICTは50台以上のボット感染を確認したとする。ただしNICTの発表以降徐々に感染数を減らしており、事態は収まりつつある。 だが問題なのは、ボットに感染している家庭用無線ルーターはバッファロー製に限らないことだ。バッファロー製以外にどのメーカーの機器がボットに感染しているのか、どう対策すべきかを解説する。 ロジテック製やTP-Link製も感染 NICTの久保正樹サイバーセキュリテ
急増しているインターネット上での「サポート詐欺」 インターネット閲覧中にパソコンに問題が起きたかのように見せかけ、偽のサポート窓口へ誘導する“サポート詐欺”が増加しています。なかには100万円をだまし取られた事例もあり、注意が必要です(国民生活センター「パソコンで警告が出たらサポート詐欺に注意! 」2024年3月27日)。 国民生活センターによると、全国の消費生活センターに寄せられた2023年度の相談件数は7441件。ここ数年は5000件台を推移していましたので、急に増えたと見ていいでしょう。 お金を奪い取るまでのやり口は本当に狡猾です。いったいどんな手口で、どんな人が被害に遭いやすいのでしょうか。国民生活センターに取材をしました。どうやって人をだましているのか、実態を見ていきましょう。 ※消費生活センターは、商品の購入やサービスの利用に関する契約トラブルの相談を受け付ける都道府県・市区町
2024年6月3日、夢展望は子会社であるトレセンテの公式サイトで使用しているドメイン名の移管処理が何者かによって行われ、ドメイン名が乗っ取られた可能性が高いと公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 レジストラ提供の管理画面に不正アクセスか 被害にあったのはトレセンテが公式サイトで使用をしていたドメイン名trecenti.com。第三者が海外のドメイン管理会社へこのドメイン名の移管処理を行ったことで、同社の公式サイトに接続できない状況が生じた。 同社公式サイトでは、来店予約の際に顧客情報*1の取得をしているが、データは別サーバーで管理しているため、同社の顧客情報の流出は確認されていない。また同社が運営するECサイトも別のドメイン名(trecenti.net)で運営しているため、こちらにも影響はないとしている。 同社が被害に気付いたのは問題の移管処理から2日後の31日9時15分頃で、
最高裁判所は6月3日、メールの送信時にBCCとTOを誤り、メールアドレスなどが漏えいしたと発表した。司法試験に合格した司法修習生に貸し出す修習資金を借りている人に向け、住所変更がある場合は届け出てほしい旨を通知するメールでミスがあったという。 間違えがあったのは3日に送信したメール。2件のメールで間違え、各450人(計900人)の氏名、メールアドレス、修習資金に関するIDが、メールを受け取った人同士で確認できる状態だったという。 最高裁は「関係者にはご迷惑とご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。今後の対応につきましては、できる限り速やかに原因を分析した上で、その分析結果を踏まえ、再発防止策を検討するとともに、情報が漏えいした方への御説明についても、迅速に検討し、対応していきたい」と謝罪している。 また、最高裁は今回の事案を「修習資金の被貸与者に対する不要な個人情報の送信につい
たまにショートメールでこんなのが来る。 ああ...いかにもツリだなと判る書き込みなのだが、文字をよく見ると...。 左肩に毛虫みたいなゲジゲジが見て取れる。 こりゃなんなんだと調べてみたら、世界中の文字を1つの文字コード体系で扱えるように作られた、、いわゆるユニコードの規格なのだそうな(「U+0749」「SYRIAC MUSIC」という文字コードセット)。 なので、文字列をコピペすると「お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉た」とちゃんと反映される。 なるほどねぇ...と思うと同時に、いかにも怪しいメッセージなんですよ〜と自分で言っちゃってる感じがするねぇ...(^_^;
同日の午後1時26分ごろに流出を検知したという。事態を受け、新規口座開設の審査や暗号資産の出庫処理といったサービスを一時停止した。原因など被害状況の詳細は調査中としている。 関連記事 流出NEM「完売」 資金洗浄完了か 販売サイトに金正恩氏の写真と「Thank you!!!」 「Coincheck」から流出したNEMの全額が、3月22日までに他の仮想通貨に交換されたようだ。犯人が開設したとみられるNEM販売サイトの在庫がなくなり、金正恩氏が札束に囲まれたコラージュ写真が掲げられている。 コインチェックから盗まれた「580億円分のNEM」今どこに? ブロックチェーンで“一目瞭然” コインチェックが運営する仮想通貨取引所「coincheck」から1月26日、580億円相当の仮想通貨「NEM」が盗まれた。このNEMは今、どこにあるのか――その“ありか”は実は、誰でも簡単にたどることができる。 コ
【読売新聞】 生成AI(人工知能)を悪用してコンピューターウイルスを作成したとして、警視庁に不正指令電磁的記録作成容疑で逮捕された無職の男(25)(川崎市幸区)が、自作したウイルスをSNSで知人と共有していたことが捜査関係者への取材
クレジットカードの暗証番号やスマートフォンのパスコード、PCのロック解除コードなど「4桁の暗証番号」を使う機会は日常にあふれています。いずれも他人から推測されにくい4桁の数字を使うべきものですが、自分が覚えやすかったり、入力しやすかったりする数字を使ってしまうという人も多いはず。イギリスのデータサイエンティストであるニック・ベリー氏が2012年に書いた「4桁の暗証番号でよく使われている数字をまとめたブログ」は、2024年になってもなお通じる興味深い内容となっています。 PIN number analysis http://www.datagenetics.com/blog/september32012/index.html 「0~9」の数字を組み合わせて作られる4桁の暗証番号は全部で1万通りであり、すべての人々がランダムに数字を選んでいる場合、ランダムな数字を入力してロックを解除できる可能
A good friend of mine, Ian, recently forwarded me an internet joke. The headline was something like: “All credit card PIN numbers in the World leaked” The body of the message simply said 0000 0001 0002 0003 0004 … Ian’s messages made me chuckle. Then, later the same day, I read this XKCD cartoon. The merging of these two humorous topics created the seed for this article. I love Randall’s work. My
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