日本IBMは2008年7月2日,社内外のWebサービスを手軽にマッシュアップする開発ツール「IBM Mashup Center」を発表した。IT部門がデータベースやWebアプリケーションをWebサービスとして部品化し,それらの部品をエンドユーザーが“お絵描き”感覚でつなぎ合わせるマッシュアップ環境を提供。「場合によってはExcelより簡単にアドホックな業務アプリケーションを構築できる」(ロータス事業部の澤田千尋事業部長,写真1)。 Mashup Centerは,さまざまなデータソースを変換してマッシュアップする「InfoSphere MashupHub V1.0」,WebアプリケーションにREST形式のWeb APIを持たせるマッシュアップ・ツール「WebSphere sMash V1.0」,エンドユーザー向け開発環境の「Lotus Mashups V1.0」で構成する(写真2)。 Inf