2023年も実に多くの「先生」たちが、あろうことか教え子にわいせつ行為をはたらき、逮捕や免職に追い込まれた。 文部科学省が12月、公表した「公立学校教職員の人事行政状況調査」によれば、児童生徒らへの性犯罪・性暴力(わいせつ行為)や同僚らへのセクハラで2022年度に処分された公立学校教員は、10年連続で200人台の242人(前年度比26人増)にのぼる。この内、児童生徒、18歳未満の子どもへの性暴力で処分を受けたのは119人だった。また、被害者全体のうち45.1%(109人)が「自校の児童・生徒」となった。 児童生徒への性暴力の詳細は多いものから「性交」(42人)「体に触る」(32人)「盗撮、のぞき」(21人)「接吻(せっぷん)」(13人)「裸体等の撮影」(5人)と並ぶ。 この統計は昨年度(2022年度)のものだが、報じられたケースをもとに今年(2023年)、どのような性暴力が明らかになったの