Appleは、2013年中にも「iPhone 5S」と第5世代の「iPad」を発売するとみられている。これらには、プロセッサ「A7」「A7X」が搭載されるという見方がある。ここでは、これまでのiPhone/iPadに搭載されてきたプロセッサが、どんな進化を遂げてきたのかを振り返る。 Appleが「iPhone 5S」と第5世代の「iPad」を2013年内に発売する可能性が濃厚になってきた。 うわさによれば、iPhone 5Sと第5世代iPadには、それぞれ「A7」と「A7X」のプロセッサが搭載されるという*1)。ただし、Appleが、カスタムチップの自社設計をやめてIntel製のチップを搭載した場合、話は別だ。Appleがチップの自社設計から手を引くのではないかといううわさは、米国のウォール街でも広まっている。 *1)「A7」については、TSMCが2013年5~6月頃に試験生産に入るとみら
Imagination,PowerVR Series6の実動デモを公開。MIPS買収後,次の一手は? ライター:西川善司 Imagination Technologies(以下,Imagination)は,2012年11月13日,都内にある英国大使館で報道関係者向けイベントを開催し,2012年の総括と,2013年に向けての製品戦略説明を行った。 本イベントにおける目玉は,Imaginationの主力製品である組み込み向けグラフィックスIPコアの新製品で,開発コードネーム「Rogue」(ローグ)と呼ばれていた「PowerVR Series6」と,先頃発表された,CPUメーカーMIPS Technologiesの買収の件だ。 Imaginationの製品戦略全体について語ったDavid Harold氏(Director of PR, Imagination Technologies) 各プロセ
Ivy Bridgeレビュー,CPUコア編。消費電力の低減が最大の見どころに Core i7-3770K Text by 宮崎真一 Core i7-3770K(の性能評価用エンジニアリングサンプル)。性能は製品版と同じとされるが,ヒートスプレッダ上の刻印は異なる 2012年4月24日11:00,Intelは,開発コードネーム「Ivy Bridge」(アイヴィブリッジ)として知られてきた新世代CPUを,第3世代Coreプロセッサとして正式発表した。 「Tick-Tock」(チクタク)戦略における「Tick」に位置づけられるIvy Bridge世代では,3次元トライゲート・トランジスタを用いた22nmプロセス技術で製造されるようになったのが,最大のトピックだ。マイクロアーキテクチャは,Sandy Bridgeと同じ「Intel Microarchitecture(Sandy Bridge)」を
Intel Formally Introduces Core i-Series "Ivy Bridge" Microprocessors.(X-bit labs) Intel Announces 22nm Ivy Bridge Processors!(Legit Reviews) Intel announces Ivy Bridge processors(DigiTimes) Intel Announces 3rd Generation Core "Ivy Bridge" Processor Family(techPowerUp!) Intel announces Ivy Bridge desktop and mobile CPUs(CPU World) Embedded Ivy Bridge processors announced(CPU World) インテル、「Ivy Bridge
2011年10月、英ARMは次世代アーキテクチャであるARMv8を発表した。ARMv8は、64bitアーキテクチャだが、現在のARMv7との互換性を保つため、2つの動作モードを持つ。これは、パソコン用のIntel CPUが32、64bitの両動作モードを持つのと同じだ。ARM社の発表などによれば2012年後半に命令セットなどが発表され、実際のプロセッサの登場は2014年頃と言われている。 基本的に64bitプロセッサの利点は、利用できるメモリーサイズにある。32bitプロセッサでは、アドレス空間が32bitで4Gバイトしかない。また、マルチコアプロセッサの開発も容易になっており、簡単に複数のプロセスを同時に動かせる。 アプリケーション1つから見ると4Gバイトの仮想メモリー空間は十分かもしれないが、オペレーティングシステムでは、4Gバイトの「物理」メモリー空間は今では小さすぎる。さらに、仮想
プロセッサ単体で製品の性能を予測するのは難しい 少し前の話になるが、2012年1月中旬に筆者と知人のTwitter上での会話がTogetter上にまとめられてフィーチャーされ、にわかに周囲が騒がしかったことがあった。やりとりそのものは2011年9月にされたもので、どちらかと言えば、街中で知人と会ったときに、カフェに立ち寄って世間話をしていた……という程度のものだ。 それが4カ月を経過し、急にTogetterへのリンクが多数SNSで流れた理由は、海外メディアでNVIDIA Tegra 3のあまり芳しくないベンチマークテスト結果が公表されたのが理由だった。 PCに投資をしてきた人たちの一部が、ハイエンドのタブレットへと興味を移し、クアッドコア+高性能GPUの組み合わせで高性能が期待できる(言い換えれば、高性能以外にはあまり期待することがない)Tegraの最新版に注目。ところがスペックの高さを感
ARMが日本で行った「ARM Technical Symposia 2011」では、“ARMのGPU”こと「Mali-T658」などARMの最新技術が紹介された。省電力に優れるARMで高性能を実現する秘策とは! “2020年に6倍”と急拡大するARMプラットフォーム ARMの組み込みプロセッサは、ここ数年におけるスマートフォンやタブレットデバイス市場の拡大に伴って採用デバイスが急増している。同社によれば、現在の携帯電話市場における台数シェアで9割がARMベースのSoC(System on Chip)だという。実際、iPhoneやAndroid搭載デバイスなど、多くのユーザーが持つ端末のほとんどがARMベースのプロセッサを搭載している。また、Microsoftが2012年のリリースを予定しているWindows 8でARM対応を表明しており、このことでARMがさらなる拡大を遂げる可能性は高い。
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