これまで、アプリマーケットが管理されておりウイルスに感染する可能性は低いとされてきたiOS。だがここ最近、そのiOSを狙ったマルウエアが増加しており、しかも誰もが感染する形で広まっていることから、注目が集まっているようだ。そうしたマルウエアは、安全とされていたiOSにどのような手口で侵入するのだろうか。 iOSは本当にマルウエアに感染しないのか? スマートフォンのセキュリティに関する問題は、スマートフォン黎明期から高い関心が寄せられており、中でも一度感染すると大きな被害を受ける可能性があるマルウエアに対する注目度は高い。その多くは、グローバルで見るとシェアが大きく、オープン度が高いAndroidを狙ったものと見られている。Androidの公式アプリマーケットであるGoogle Play上では、多くのセキュリティアプリが提供されている(写真1)。 写真1●8月18日に開催された360モバイル