R06Aのポテンシャルを引き出す! 街乗り領域での走りも改善させるチューンドECUが発売間近 2021年12月に発売された現行型の9代目アルト(HA37S)。ワークスやターボRSといった走り系グレードが存在しないことから、社外のチューニングパーツは皆無に等しいが、そんなHA37SのECU解析をほぼ完了したというのが“ラインナップレーシング”だ。 「先代の36系に比べて協調制御が進んでおり、ひとつ間違えると即セーフモードに入るので厄介でしたが、データの抜き出しに成功して、今は整理整頓をしている段階です。ECUチューンの狙いは、先代モデルと同じく中速域のトルクアップとシャープに吹き上がるレスポンスの底上げが基本。日常域で扱いやすく、走らせて気持ち良いフィーリングを狙っていきます」とは代表の松山さん。 続けて「先代モデルは100km/h以降が厳しかったんですが、現行モデルは120km/hを超えて