事件現場となった派出所があった場所は路線バスの折り返しスペースとして使われている=埼玉県熊谷市妻沼で2023年8月18日、隈元浩彦撮影 関東大震災(1923年9月1日)下で繰り広げられた朝鮮人虐殺。千葉県福田村(現在の野田市)では、朝鮮人と間違えられた9人の日本人が惨殺された。これを題材にした森達也監督の新作映画「福田村事件」(9月1日公開)が話題である。だが、県内で起きた同じような事件は忘れられている。舞台は同じ利根川沿いの小さな町だ。【隈元浩彦】
KHJ全国ひきこもり家族会連合会副理事長の池上正樹さん=東京都千代田区で2021年6月4日、内藤絵美撮影 ひきこもる中高年の子を養ってきた親が、高齢で亡くなる。その時、さまざまな対応を迫られるのが、その子の兄弟姉妹だ。「支えたい。でも、自分にも生活がある」。NPO法人「KHJ全国ひきこもり家族会連合会(家族会)」副理事長の池上正樹さん(60)も、そうした葛藤を抱えてきた一人。今まで見過ごされてきた「8050問題」の先にある課題に向き合おうと、家族会が動き出した。 扶養義務はなくても 内閣府によると、半年以上にわたり家族以外と交流せず、自宅にいる40~64歳のひきこもりの人は全国に84万人と推計される。80代の親が50代の子を養う様子を例えた「8050問題」はかねて指摘されてきた。問題の長期化で、高齢の親の死後、残された子の生活をどう支えるかが社会課題になっている。家族会には、ひきこもりの人
一橋大学大学院社会学研究科准教授 加藤圭木 一橋大学名誉教授 吉田裕 はじめに 2023年1月15日(日)に毎日新聞「政治プレミア」に有料記事として、政治部記者の大貫智子氏のコラム「韓国文化を楽しむなら加害の歴史に向き合うべきか」(現在は削除。以下、「大貫コラム」とします)が掲載されました。 「大貫コラム」は、加藤圭木監修、一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナール編『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(大月書店、2021年、以下ゼミ書籍とします)、および同ゼミの学部生が2022年11月19日(土)に開催した学園祭のイベント「モヤモヤ本のその先へ〜みんなで話し合う「日韓」のモヤモヤ」(於一橋大学、オンライン配信併用、以下学園祭イベントとします)をとりあげたものです。 以下で述べるように「大貫コラム」は加藤ゼミ側への取材をしていない上に内容面でも不適切な点がありましたので、毎日新聞社に対してその旨
6月6日に行われたツイッタージャパン社前での抗議活動について毎日新聞社が同日夜、抗議活動の趣旨について実際とは異なる内容を報道した。これについて筆者が抗議活動の主催者に事情を確認の上、毎日新聞社に取材を申し入れたところ、同社は翌日に問題の記事と動画を削除。こちらの質問に対して具体的な回答を一切せず、「取材の過程で行き違いがあることが判明しました。このため、該当記事はウェブサイトから削除しました」とだけ回答した。 実際の抗議活動は、Twitterにおける差別投稿やヘイトスピーチの放置といった「差別投稿問題」と、差別を批判する側のアカウントへのツイッター社による「不当凍結問題」に抗議する趣旨だった。しかし毎日新聞の記事は、先月亡くなったプロレスラー・木村花さんをめぐって現在問題されているネット上での誹謗中傷についての抗議であったかのような内容になっている。 現地でのスピーチやシュプレヒコールで
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