テープによるサーババックアップをオススメしない理由 テープという切り離された媒体に保存できるということは、外部へ保管することが容易です。さらに、ハードディスクと違ってテープ自体が故障するという可能性は極めて低いのでこの点でも大きなメリットがあります。 また、テープ単位で世代管理ができるので、「1週間前の状態に戻したい」とか「1年前の状態を復元したい」という時にも便利です。しかし、実運用上、そんなケースがあるのかは疑問ですね。 かつてはサーババックアップの主流だったこのテープバックアップですが、今後はあまりオススメできません。その理由をまとめました。 日々の運用が大変 シングルのテープドライブだと、毎日のテープの入れ替え作業が発生します。 出社して、バックアップが正常に終わっているかログの確認をして、テープを入れ替えて、テープに日付を記入して、ドライで定温の保管場所に移動させる。数分で終わる