【読売新聞】 2020年7月の九州豪雨で被災したJR肥薩線の復旧を巡り、熊本県とJR九州が、鉄道での復旧に月内にも合意することで最終調整に入った。JR九州は持続可能性の観点から鉄道での復旧に慎重な姿勢だったが、被災から4年近くが経過
【読売新聞】 2020年7月の九州豪雨で被災したJR肥薩線の復旧を巡り、熊本県とJR九州が、鉄道での復旧に月内にも合意することで最終調整に入った。JR九州は持続可能性の観点から鉄道での復旧に慎重な姿勢だったが、被災から4年近くが経過
1月23日、さいたま市で新幹線の停電の復旧作業中、線路上で起きた作業員の感電事故。イット!が新たに入手した5本の動画には、“助けたくても近づくことができない”という緊迫の救助の瞬間が映し出されていた。 目撃者「肩が燃えているのは衝撃だった」 線路の上に倒れているのは、感電した作業員の男性。その足と肩部分には火がついている。 ペットボトルの水で消火を試みると、倒れている男性自身も手でもみ消そうとするが… この記事の画像(9枚) 別の作業員2人がペットボトルの水で消火を試みると、倒れている男性自身も手でもみ消そうとする。 しかし、隣の線路を電車が通り抜ける頃、作業員たちは火がついたままの男性から離れていったのだ。 なぜすぐに火を消そうとしなかったのか。目撃者はこう証言する。 目撃者: 「離れろ」とか言われて、(消火を)対応した方がそのあと離れていった。 男性がどのように感電したのか、確認できて
黒部峡谷に架かる鐘釣橋が能登半島地震によるとみられる落石で破損していることが分かりました。この影響で、今年の春のトロッコ電車の運行再開は遅れる見通しです。 落石の被害にあった鐘釣橋は、トロッコ電車の宇奈月駅からおよそ14キロ上流にある鐘釣駅の近くにあります。 黒部峡谷鉄道によりますと、被害は1月5日に分かりました。枕木が壊れて線路を敷く鉄骨の橋げたがゆがみ、橋を支える橋台にも被害がみられたということです。 このため、5月1日に予定している鐘釣駅までの運行再開と、5月10日に予定している終点欅平駅までの全線開通は遅れることが濃厚ということです。 トロッコ電車の終点・欅平駅は、今年6月30日に一般開放される黒部宇奈月キャニオンルートの起点になっています。県観光振興室では「調査結果を待ちたい」としています。 黒部峡谷鉄道は現在、全区間を調べていて、状況をまとめ次第公表する予定です。また、宇奈月駅
豪雨被災の肥薩線復旧費、熊本県が地方分全額を負担へ 財政規模が小さい地元自治体に配慮 熊本日日新聞 | 2023年11月10日 05:00 2020年7月豪雨で被災したJR肥薩線の全線再開に向け、復旧費の実質的な地方負担分約12億7千万円の全額を熊本県が負担する方向で検討に入ったことが9日、分かった。これまで県と、地元の12市町村が折半する案が示されていたが、財政規模が小さい市町村の負担を軽減する必要があると判断したもようだ。 JR九州が試算した復旧費は概算で約235億円。これまでに示されていた枠組みによると、国土交通省が球磨川の河川整備や道路復旧事業などとして実施する分を引いた約76億円について、JR九州と国、地方(県と地元市町村)が3分の1ずつ負担。地方負担分は特別交付税措置の対象となるため、半額の約12億7千万円を地方側の実質負担分とし、これを県と地元12市町村が半分ずつ負担すると想
2023年は、関東大震災の発生から100年という節目にあたる。関東大震災は帝都・東京を壊滅させたが、東京はその後の復興事業で繁栄を極めていく。復興を果たした理由をひとつに絞ることはできないが、地味ながら再建に大きな役割を果たしたのが、茨城県西山内村(現・笠間市)の稲田だった。 稲田は江戸時代から採石業・石材業が盛んな地として知られ、産出する花崗岩は人を魅了するような光沢と耐久性を兼ね備えていた。そうした理由から建材として人気になり、その花崗岩は産地の名称から稲田石と呼ばれるようになる。 「稲田石」水戸線開業で全国区に 当時の稲田石は地元民でも知る人ぞ知る建材だった。その評判が全国区になるのは、1889年に水戸鉄道(現・JR水戸線)が開業したことがきっかけだった。同鉄道の開業を機に、地元の有力者が笠間石材会社を設立。このとき稲田石は、笠間石の名称で採掘・販売された。 当時、稲田駅は開設されて
この度の台風により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 今回の大雨被害により運転見合わせが生じており、お客様にはご迷惑をお掛けしております。当社の路線では複数の箇所で道床の流出など被害が発生しており、復旧にはかなりの時間を要する見込みです。お客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解くださるようお願いいたします。 現時点における、当社路線の被災状況についてお知らせいたします。 主な被災状況 (1)大原~大多喜間 大多喜~城見ヶ丘間 大多喜~城見ヶ丘間 9月8日の始発列車から、大雨により運転を見合わせました。城見ケ丘~大多喜間において、道床の土砂流出が発生しました。早期の運転再開を目指して復旧に向けた工事を実施する予定です。 なお、お客様の交通確保のため、バスによる代行輸送を実施いたします。 (2)大多喜~上総中野間 総元~西畑間 西畑~上総中野間 上総中野構内 西畑~上総中野間
台風13号の大雨の影響で大多喜―上総中野間の運休が続くいすみ鉄道で14日、国土交通省から派遣要請を受けた独立行政法人「鉄道・運輸機構」(JRTT)が被災箇所を調査した。調査隊によると、工事が始まれば2、3カ月で復旧が見込まれ、同鉄道の古竹孝一社長は「年内の全線復旧を目指す」と話した。 本年度発足した早期復旧を支援する「鉄道災害調査隊」の10人が総元―上総中野間4・6キロで、線路下の土砂流出や線路への土砂流入、倒木があった8カ所の状況を調べた。西畑―上総中野間では土砂が約40メートルにわたり最大15メートルほど下へ流れ出ているのを確認。近くを走る国道465号から流れ下った水の勢いで土砂が押し流されたとみられるという。 調査隊は被災箇所の復旧方法などを検討して15日に同鉄道へ助言する。同じく一部運休区間がある小湊鉄道でも調査を予定している。 いすみ鉄道は8日から全線で運休し11日からバスによる
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 6月末から九州地方を襲った大雨により、鉄道にも大きな被害が発生した。山を抜け、川を渡りながら九州を横断する路線は、橋梁や路盤の流失、土砂崩れなどで、過去にもたびたび長期の運転見合わせに追い込まれている。
※輸送密度および増減率は、JRが発足した1987年と、コロナ禍前の2019年を比較しています。 ※赤字額・営業係数については、2017年から2019年までの平均値を使用しています。協議会参加団体美祢市、山陽小野田市、長門市、山口県、JR西日本 美祢線をめぐる協議会設置までの経緯2010年7月、美祢線の沿線地域に記録的な豪雨が襲います。この豪雨で、増水した厚狭川にかかる鉄道橋梁が流失したほか路盤流出も各所でみられ、美祢線は全線で長期不通になりました。 被害総額は約13億円。山口県は、JR西日本に対して早期復旧を要望しますが、復旧には河川改修も必要です。そこで、河川改修の事業費として国と山口県が約6億8,000万円を負担。それ以外の工事費はJR西日本が出すことで合意し、美祢線の復旧に向けて動き始めます。 一方、美祢線は利用者の減少に歯止めがかからず、復旧したからといって安泰とはいえません。そこ
山口県美祢市を走るJR美祢線は記録的な大雨で橋と線路が崩落し、復旧の見通しが立っていません。地元の人からは不安の声も聞かれました。 美祢市では30日からの大雨の影響で厚狭川が増水し、JR美祢線の南大嶺駅と四郎ケ原駅の間で川をまたぐ橋と線路が崩落したほか、複数の箇所で線路の盛り土が流出して線路が浮いた状態になっています。 復旧の見通しが立っておらず、JRは今後、バスによる代行輸送を検討しているということです。 JR美祢駅には運休を知らせる貼り紙もなく、駅の周辺はいつもと比べて閑散とした様子でした。 駅前で家族の迎えを待っていた高齢の女性は「鉄道を利用している学生さんは困ると思う」と話いてました。 また、駅の様子を見に来た男性は「復旧まで時間がかかり、路線の存続が危ぶまれる可能性もあるのではないか」と話していました。 美祢線は平成22年7月の大雨でも線路の盛り土が流されるなどの被害があり、1年
山口県で線状降水帯発生情報が発表されるなどした記録的な大雨の影響で、JR美祢線の線路が川に崩落したことがわかりました。現場は、山口県美祢市の四郎ヶ原駅ー南大嶺駅の間の厚狭川です。詳しい被害の状況や、いつ流されたかは不明ですが、現在美祢線は厚狭駅から長門市駅の全線で列車を運休していて、復旧の見通しは立っていません。 【線路が崩落したJR美祢線】 JR西日本は去年、ローカル線の見直しに向けて、収支率が厳しい路線を公表しました。県内では4路線が対象で、美祢線も含まれています。一日に平均何人運んだかを示す「輸送密度」が2000人に満たない路線について、かかった費用に対する収入の割合を公表していて、美祢線は15.9%。100円の収入を630円の費用を掛けて得ている計算となります。 JR美祢線は2010年7月の豪雨災害で鉄橋2本が流されたため運休。翌2011年9月に運転再開されています。 JR美祢線は
JR東日本新潟支社は25日の定例記者会見で、昨年8月の豪雨で被災した新潟、山形両県を結ぶ米坂線について、復旧に約86億円の工事費と約5年の工期を要する見込みだと発表した。着工時期は未定で5月以降、沿線自治体に復旧や工事費などについて説明していくとしている。 小川治彦支社長は「86億円という額は非常に大きい。われわれが単独で復旧を判断するには少し大きすぎる額。沿線自治体の皆さんとの相談が必要」「ご説明をしていく中で何らかの協力をお願いしたいということは申し上げることになると思う」と述べ、費用分担の在り方を協議したい考えを示唆した。 同社によると、新潟県の坂町駅と山形県の米沢駅を結ぶ米坂線は昨年8月の豪雨で被災。山形側68カ所、新潟側44カ所の計112カ所の橋梁や通信ケーブル、盛り土などが被害を受けた。山形県側が約55億円、新潟県側で約31億円を復旧に要する見込み。
2021年3月6日に開通した、宮城県気仙沼市の気仙沼湾横断橋 今回は「震災10年つれづれ」の2つ目ということで、三陸沿岸道路の話です。 前回は、気仙沼市に整備された復興祈念公園の独自性について書きました。 a-train.hateblo.jp それまでも整備が進められていた三陸沿岸道路(三陸自動車道、三陸北縦貫道路、八戸久慈自動車道の総称。仙台市宮城野区~青森県八戸市の沿岸部を直結する高速道路)は、東日本大震災を機に復興道路と位置付けられ、さらに内陸側と沿岸部を接続する何本かの道路を復興支援道路とし、2020年度末の完成を目指して工事が進められてきました。 いくつかの箇所で工事の遅れはあるものの、2021年度中には全線開通となる予定です。 tohoku-fukkoudouro.jp そんな中、3月6日には宮城県気仙沼市内で気仙沼港IC~唐桑半島ICが開通となりました。 2021年3月6日に
大谷まち~陸前階上間の専用道を進む気仙沼線BRTのバス JR気仙沼線、JR大船渡線の鉄道線・BRT・旧鉄道線のルートや駅の位置を、「Googleマイマップ」を利用して1つのマップにまとめたものを作成しています。 本記事はJR気仙沼線BRTのまとめになります。 大船渡線BRTについては下記をご覧ください。 a-train.hateblo.jp 前回作成したのは2021年3月時点になりますが、今回は、2022年3月12日のJRグループダイヤ改正、およびこの1年間の変化点を反映しています。 大谷海岸-陸前階上間の専用道への移行 陸前階上駅のバス出入口設置 大谷まち駅、東新城駅の開業 また、区間ごとの詳細図では、前回に引き続き、現時点で私が確認できている限り(2019年以降に経由していることを確認)の迂回路を記載しています。 はじめに 全体概要図 前谷地~柳津 柳津~陸前戸倉 陸前戸倉~清水浜 清
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