解説『しんぶん赤旗』(2023年6月9日)によると、共産党の山添拓議員(現在は政策委員長)は、自衛隊の内部のハラスメント問題について、参議院の質疑で「自衛隊組織の問題だ」と強調し、被害者が安心して相談できる第三者機関の設置など抜本的な対策をとるよう訴えています。 大山奈々子神奈川県議が、田村智子委員長から1月の党大会でパワーハラスメントを受けたとして、第三者委員会による検証を求める意見書を党中央委員会に送付している以上、共産党の指導部は第三者委員会を設置して調査するなど、きちんとした対応をとるべきです。 パワハラという深刻な問題に関して、自衛隊など他者を厳しく追及する一方、自分に甘ければ、どんな素晴らしい主張をしても信用してもらえません。言行不一致を続けていれば、例えば日本共産党はソ連共産党や中国共産党とは違うといっても、誰も信じてくれなくなります。そのぐらい重大な問題です。