衆議院議員の松平浩一氏が、自身のブログで「コンピュータ・ウイルス罪」について更新しました。「ITやAI等のプログラムを活用した先端技術は、日本が優位性を発揮できる大きな成長可能性のある分野である」として、同罪について、政府による対応が不十分な場合、「法改正を含めた議論を国会でも早急に進める必要がある」と提言しています。 ブログの全文は以下の通り。 1 コンピュータウイルス罪を取り巻く状況 (1)最近の摘発状況 2018年から2019年にかけて、「ウィザードバイブル(Wizard Bible)事件」、「コインハイブ(Coinhive)事件」、「アラートループ事件(無限アラート事件)」と「不正指令電磁的記録に関する罪」(いわゆる「コンピュータ・ウイルス罪」)に関する検挙が相次いだ。それらの事案の内容と結末は個々に異なるものの、共通しているのは、どの事件においてもその検挙範囲の曖昧さと拡大を懸念