米国防総省はF-35量産機(TR3構成機)の納入停止問題について「仮に保管中の80機が顧客に引き渡されても頻繁なソフトウェアの修正パッチが必要だ」「予定されている2024年7月の引き渡し時期ですらリスクがある」と明かした。 参考:Even After F-35’s TR-3 Software is Approved, Frequent Patches May Be Needed 下院軍事委員会は長引くTR3構成機の納入停止に憤慨し、軍が要求するF-35を大幅に削減すると言い出しているTech Refresh3(TR3)が組み込まれたF-35量産機の問題が日本国内で認知されているのかは不明だが、TR3を取り巻く状況は悪化する一方で、戦闘能力を除外した暫定バージョン(訓練飛行にしか対応していないTR3のソフトウエア)の提供時期ですら怪しくなってきた。 F-35の量産は「Tech Refresh