インタビューに応じた米モデルナのフランチェスカ・セディアCMO 米モデルナは今年、日本でmRNAベースのRSウイルスワクチンを承認申請する方針です。ほかにも、冷蔵保管の新型コロナウイルスワクチンやサイトメガロウイルスワクチン、インフルエンザと新型コロナの混合ワクチンなどを順次、日本市場に投入していく考え。来日したチーフ・メディカルアフェアーズ・オフィサー(CMO)のフランチェスカ・セディア氏に、日本での開発方針などを聞きました。 コロナは終わっていない ――日本では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの特例臨時接種が3月末で終了し、4月から定期接種・任意接種へと移行しました。COVID-19ワクチンにとっては1つの大きな節目となりますが、これまでのワクチンの開発・供給を振り返っていかがですか。 COVID-19のパンデミックは非常に恐ろしいものだった。製薬業界、アカデミア、
米製薬大手モデルナは17日、同社が新型コロナウイルスワクチンに使った技術の特許について、欧州特許庁が有効性を支持する決定を下したと発表した。米製薬大手ファイザーおよび独バイオ医薬品企業ビオンテックとの係争における勝利となる。写真は米マサチューセッツ州の同社ロゴでで2022年4月撮影(2024年 ロイター/Brian Snyder) [17日 ロイター] - 米製薬大手モデルナ(MRNA.O), opens new tabは17日、同社が新型コロナウイルスワクチンに使った技術の特許について、欧州特許庁が有効性を支持する決定を下したと発表した。米製薬大手ファイザー(PFE.N), opens new tabおよび独バイオ医薬品企業ビオンテック(22UAy.DE), opens new tabとの係争における勝利となる。
【ニューヨーク=吉田圭織】米製薬モデルナが2日発表した2023年7〜9月期決算は、最終損益が36億3000万ドル(約5400億円)の赤字(前年同期は10億4300万ドルの黒字)だった。新型コロナウイルスのワクチンの販売減速で、2四半期連続の赤字となった。同社の唯一の製品である新型コロナワクチンの需要が減った影響で、7〜9月期の売上高は18億3100万ドルと前年同期比46%減った。ワクチンの販売
米バイオ医薬品大手モデルナは13日、開発を進めているメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づく季節性インフルエンザワクチンについて、後期臨床試験でA型とB型を合わせた全ての株に対し、従来のインフルエンザワクチンと比較してより強い免疫反応を引き起こしたと発表した。写真は2021年11月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration) [13日 ロイター] - 米バイオ医薬品大手モデルナ(MRNA.O), opens new tabは13日、開発を進めているメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づく季節性インフルエンザワクチンについて、後期臨床試験でA型とB型を合わせた全ての株に対し、従来のインフルエンザワクチンと比較してより強い免疫反応を引き起こしたと発表した。 モデルナによると、このワクチンの有効性は高齢者を含むすべての年齢層で示されるとともに、安全性と忍容
米モデルナは6日、新型コロナウイルスの最新版ワクチンの臨床試験(治験)で、多数の変異があり警戒されている新たな変異株「BA.2.86(通称ピロラ)」に対して「強い免疫反応」が確認されたと発表した。以前の治験では、米国などで急速に広がっている変異株「EG.5(通称エリス)」や「FL.1.5.1(通称フォルナックス)」にも同様の有効な反応が示されている。 モデルナによると、治験の初期データから、ピロラに対する中和抗体を8.7倍増加させることが確認された。ピロラは米国など一部の国で検出されている。 免疫システムによって生み出される中和抗体は、新型コロナウイルスのように体内に侵入してくるウイルスを標的とし、その複製を阻止できる。治験でみられた血中での増加は、感染や重症化に対する防御の程度が上昇することを示唆する。 このワクチンに関する以前のデータでは、エリスやフォルナックスなど現在広まっているほか
7月28日、厚生労働省は、新型コロナワクチンの追加購入で、米製薬大手ファイザーとモデルナの両社と合意したと発表した。写真はファイザーのワクチン。フランスのニースで昨年12月撮影(2023年 ロイター/Eric Gaillard) [東京 28日 ロイター] - 厚生労働省は28日、新型コロナワクチンの追加購入で、米製薬大手ファイザーとモデルナの両社と合意したと発表した。
今年の秋冬シーズンに向けて政府が購入する新型コロナウイルス予防用mRNAワクチンを巡り、厚生労働省がファイザー製ワクチンへの一本化を検討していることが分かった。モデルナ製ワクチンの購入量をゼロにする... この記事は会員限定です。会員登録すると最後までお読みいただけます。 ログインIDとパスワードを お持ちの方はこちらからログイン 会員登録がまだの方は こちらから会員登録
本Webサイトでは、エムスリー株式会社が保有する医療リアルワールドデータであるJAMDAS(日本臨床実態調査)をベースとした国内患者数に関する推計値と、厚生労働省または国立感染症研究所(NIID)による公表値を掲載しています。 JAMDASデータは、統計処理された集計データとして個人と紐づかない形で医療機関から提供されており、一切の個人情報を含みません。 新型コロナウイルス感染症新規陽性者全数報告に関する厚生労働省からの公表が2023年5月8日をもって終了したため、本Webサイトにおける新型コロナウイルス感染症新規陽性者の公表値の更新も、2023年5月8日分をもって終了しています。 JAMDASは国内約4,100医療機関(2022年12月時点)由来の臨床データに基づくデータベースで、検査結果等も含んだ前々日までの臨床データをリアルタイムに反映しています。 JAMDAS推計値は、医療機関の受
ことし秋以降の新型コロナウイルスワクチンの供給について、アメリカの製薬会社「モデルナ」の幹部は、流行している変異ウイルスに対応したワクチンを柔軟に製造し、日本政府に提供できるという考えを示しました。 ワクチンの供給体制について日本政府と協議するため来日しているモデルナのCMO=最高医療責任者、ポール・バートン博士は、12日、NHKのインタビューに応じました。 この中でバートンCMOは、「いまは『XBB』系統の変異ウイルスが拡大していて、今後、新たな流行の波がやってくると考えられる。50歳以上になると重症化リスクは高まり、若い人でも後遺症のリスクがある。みずからを守るためにワクチンの接種を考えてほしい」と述べました。 そして、ことしの秋以降の新型コロナワクチンの供給体制について「新型コロナウイルスは変異し続けていて、日本で別の変異ウイルスが拡大する可能性ある。日本政府が新たな変異ウイルスに対
米バイオ医薬品大手モデルナは11日、開発を進めているメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づく季節性インフルエンザワクチン「mRNA─1010」について、後期臨床試験で早期成功の基準は満たせなかったと発表した。写真は2022年4月、マサチューセッツ州ケンブリッジで撮影(2023年 ロイター/Brian Snyder) [ボストン 11日 ロイター] - 米バイオ医薬品大手モデルナは11日、開発を進めているメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づく季節性インフルエンザワクチン「mRNA─1010」について、後期臨床試験で早期成功の基準は満たせなかったと発表した。 同ワクチンが、承認済みのワクチンに匹敵する予防効果があるかどうかを検証する試験を行っているが、ワクチン成功の可否を判断するデータが不十分で、現在のインフルエンザ流行期中に十分な情報を蓄積できるかどうか不明だと説明した。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するmRNAワクチンの実用化に成功した米Moderna社は、がんに対するmRNAワクチンや希少疾患に対するmRNA医薬の開発にも力を入れている。希少疾患領域では現在、主に肝臓を標的として、代謝性疾患を対象にmRNA医薬を開発しているが、今後は肺などを標的としたmRNA医薬の開発も進める計画だ。2022年12月1日、医師であり、Moderna社で希少疾患領域のmRNA医薬の開発を担当している、Ruchira Glaser Senior Vice President、Therapy Area Head Therapeutics(Rare, Autoimmune Disease, and CV/Emerging)に聞いた(掲載内容は、インタビュー時点での状況です)。
【ニューヨーク=吉田圭織】米製薬モデルナが23日発表した2022年10〜12月期決算は、純利益が前年同期比70%減の14億6500万ドル(約1970億円)だった。新型コロナウイルスの感染が落ち着き、同社が販売している唯一の製品であるコロナワクチンの売り上げが減少した。需要減に伴い評価損も膨らんだ。22年10〜12月期の売上高は前年同期比29%減の50億8400万ドルと、2四半期連続で減少した。
米バイオ医薬品大手モデルナは16日、開発を進めている、メッセンジャーRNA(mRNA)テクノロジーに基づく季節性インフルエンザワクチンについて、臨床試験がまちまちだったと発表した。写真はモデルナ本社に掲げられた同社ロゴで米マサチューセッツ州で2020年5月撮影(2023年 ロイター//Brian Snyder) [16日 ロイター] - 米バイオ医薬品大手モデルナは16日、開発を進めている、メッセンジャーRNA(mRNA)テクノロジーに基づく季節性インフルエンザワクチンについて、臨床試験がまちまちだったと発表した。A型では強い免疫反応を引き起こしたが、B型については承認済みワクチンと同等の効果が見られなかった。 モデルナが現在販売しているのは新型コロナウイルス向けmRNAワクチンのみ。同社は呼吸器疾患を引き起こすRSウイルスとインフルエンザ向けのmRNAベースのワクチン市場で大きなシェアを
1月18日、米バイオ医薬品大手モデルナのステファン・バンセルCEOは、中国への新型コロナウイルスのワクチン供給で積極的に議論していると述べた。写真は同社のロゴ。米マサチューセッツ州ケンブリッジで昨年4月撮影(2023年 ロイター/Brian Snyder) [ダボス(スイス) 18日 ロイター] - 米バイオ医薬品大手モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は18日、中国への新型コロナウイルスのワクチン供給で積極的に議論していると述べた。 同CEOは世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)でロイターの取材に応じ、生産工場やがん治療薬などについても中国側と協議していると明らかにした。 「医療の観点で中国政府にどのようなニーズがあるか、われわれがどのように中国政府を支援することができるかということを理解したい」と説明した。さらに、今年中国を訪問することを望んでいると語っ
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