原発の安全神話ができあがった責任は、反対派にも等しくある。故障や不備が報告されるたびに「それみろ危険じゃないか、原発なんか廃止しろ」と言いつのると、推進側は「絶対安全です」と答えるしかなくなる。安全文化とは建設的なやりとりを維持すること。
原発の安全神話ができあがった責任は、反対派にも等しくある。故障や不備が報告されるたびに「それみろ危険じゃないか、原発なんか廃止しろ」と言いつのると、推進側は「絶対安全です」と答えるしかなくなる。安全文化とは建設的なやりとりを維持すること。
前代未聞の事件だ。 関電 八木会長859万円相当 岩根社長150万円相当を受領 | NHKニュース 関西電力の経営幹部らが、原発立地地域の元助役の森山氏から3億円を超える金品を受領していた問題だ。幹部らは現金や商品券のほか小判型の金貨や金杯、アメリカ・ドルなどを受け取っており、常務と元副社長の2人は受領額がそれぞれ1億円を超えていたことが明らかになっている。 令和のこの世に、関電ほどの大企業の役員が 個人から億を超える現金同等物を受け取るなど考えられず、しかも社長は会見で現実に受け取ったことを認めながら、「一時的に預かっただけ」、「返そうと思ったが、返そうとすると森山氏が激昂し恫喝するので返せなかった」などと子供の言い訳のような釈明を繰り返したのも印象的だった。 こんな多額のお金を受け取って、もし外部に露見したらおしまいなのはわかっていただろうに、怒られたぐらいで返却を諦めたなどという釈明
日韓関係が悪化する中、韓国のオリンピック委員会にあたる組織は東京オリンピックの大会組織委員会に対して福島第一原子力発電所の事故による影響について問題を提起したことを明らかにしました。 具体的には、野球やソフトボールの競技が福島市で行われることを念頭に選手の安全が確保されているかや、選手村で提供される食事について放射性物質による影響があるかどうかについて質問し、これに対し、日本側は問題ないとの考えを示し否定したということです。 また、韓国のパク・ヤンウ(朴良雨)文化体育観光相は21日ソウルで開かれた国会の委員会で原発事故による東京オリンピックへの影響について問われると「オリンピックに出場する韓国選手団の安全のため別途方策を講じる」と述べました。 韓国は福島の原発事故当初から安全性に対し、懸念を示していますが、日韓関係が悪化する中、日本にきぜんとした態度で厳しく臨む姿勢を強めています。
FB上にあった小泉細川の脱原発新法人の面々。本当にこの面々なのかな?ただネット上では『胡散臭い』『信じられない』『竹中がいるからアウト』『維新や結いはダメ』との声。『胡散臭い奴』まで『脱原発』って言い出すことが大事じゃないの?#脱原発 http://t.co/JjxY4hZ5Fz
こっちの方がよっぽど「ご乱心」だ。 森喜朗元首相(76)が細川護煕元首相(76)への“バッシング”をエスカレートさせている。 東京五輪組織委員会会長に決まった途端、「原発を人質にしている。卑怯だ」と細川を“口撃”していたが、先週18日のテレビ番組では「原発ゼロなら五輪返上」とさらに踏み込んだ。原発の有無と五輪が、なぜ結び付くのか理解不能だが、歴代首相の中でも最低といわれる「サメの脳みそ」の頭では合点がいくらしい。しかし、森が本気で「五輪返上」を思っているなら、この男はやはり五輪組織委のトップは「失格」だ。 ■招致委は「原発ゼロでもOK」と資料作成 「東京五輪招致委が作成した立候補ファイルで、電力供給のくだりが出てきます。今のような原発稼働ゼロの状況でも大会運営が可能なのか――というIOCの懸念に答えた内容で、招致委は<火力発電所の増設や、火力発電所の新設>などを挙げ、<既存の配電シ
安倍晋三首相は7日夜(日本時間8日午前)、ブエノスアイレスでTBS番組に出演し、国際オリンピック委員会(IOC)総会で東京電力福島第一原発の汚染水漏れを解決できると説明したことについて、「自信があるからそう言った。海外の不安は払拭(ふっしょく)できた。だからこそ、日本が招致を勝ち得ることができた」と語った。 特集:2020夏季五輪招致 そのうえで、「あとはしっかりと(汚染水対策を)実行していきたい。今の段階でも、原発の港湾の0・3平方キロメートルの中に完全に汚染水はブロックしている」と強調した。IOC総会の招致演説でこうした考えを説明した結果、「会場から拍手が起こった。その瞬間、みなさんに説明を理解してもらえたと確信した」と述べた。 関連記事首相「汚染水漏れ抜本解決プログラムに責任もつ」9/8「ヘッドラインではなく事実みて」汚染水巡る首相発言9/8汚染水「現在も将来も問題ない」 プレゼン
橋下氏の原発をめぐる発言の変遷 【京谷奈帆子、染田屋竜太】脱原発依存を掲げてきた大阪市長の橋下徹・日本維新の会代表代行が、「原発ゼロ」の目標を衆院選公約に明記しないと表明した。原発推進派の石原慎太郎代表ら旧太陽の党との合流を受けた方針転換で、「ルール強化で結果的にゼロは可能」と主張する。しかし、橋下氏に期待を寄せていた専門家や… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら ※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事嘉田滋賀知事「原発政策の仲間失った」 維新合併で批判(11/20)〈マイタウン〉解散、決意新たに街へ/乱流 総選挙(11/19)維新公約素案「稚拙」 橋下代表、国会議員団を批判(10/26)鳩山氏「政治家として幸せだった」〈乱流総選挙〉(11/22)T
首相官邸前の原発再稼働反対デモに参加、もみくちゃにされる鳩山由紀夫元首相(左)=20日午後、東京・永田町(酒巻俊介撮影) 民主党の鳩山由紀夫元首相は20日夕、毎週金曜日に東京・永田町の首相官邸前で行われている関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働に反対する抗議デモに参加した。 「皆さんの新しい民主主義の流れを大事にしなければならない。思いは同じです。流れを変える役割を果たしたい!」 鳩山氏はマイクを握り、声を張り上げた。何を思ったか、「今から官邸に思いを伝えてきます」と唐突に宣言。参加者から拍手で送られ官邸の門をくぐったが、野田佳彦首相は九州視察のため不在で、藤村修官房長官が応対。鳩山氏は「再稼働への反対意見を首相に聞いてもらいたい」と訴えるのがやっとだった。 政権与党の首相経験者が官邸前でデモに参加する異例の事態に、党内の多くはあぜんとするばかり。鳩山氏に近い議員も「鳩山氏の
さすがだぜ東電 福島第一原発4号機の使用済み燃料プール冷却システムダウンの原因は「予備の方も同じ電源だったからバックアップできなかった」 福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの冷却装置が止まった。 一体何が起きてるのかと思ったら、テレ朝が非常に淡々と とっても間抜けな理由 を報道している。昨夜遅くのテレ朝のニュースより。 冷却装置が自動停止 福島第一4号機燃料プール(06/30 23:26) 東京電力は、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの冷却装置が自動停止し、予備の装置も起動しなかったことを明らかにしました。プールの温度は急上昇していないということです。 東京電力によりますと、30日午前6時25分ごろ、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの冷却装置で異常を知らせる警報が鳴り、装置が自動停止しました。さらに、予備として動くはずの冷却装置も起動しませんでした。30日午後4時現在で、燃
二十日に成立した原子力規制委員会設置法の付則で、「原子力の憲法」ともいわれる原子力基本法の基本方針が変更された。基本方針の変更は三十四年ぶり。法案は衆院を通過するまで国会のホームページに掲載されておらず、国民の目に触れない形で、ほとんど議論もなく重大な変更が行われていた。 設置法案は、民主党と自民、公明両党の修正協議を経て今月十五日、衆院環境委員長名で提出された。 基本法の変更は、末尾にある付則の一二条に盛り込まれた。原子力の研究や利用を「平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に」とした基本法二条に一項を追加。原子力利用の「安全確保」は「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として」行うとした。 追加された「安全保障に資する」の部分は閣議決定された政府の法案にはなかったが、修正協議で自民党が入れるように主張。民主党が受け入れた。
第233回 勝手に「共犯」にするな! 大飯原発再稼働に思う。の巻 ご存知の通り、16日、大飯原発の再稼働が正式に決定された。 この国に住むすべての人が当事者であるだけでなく、福島第一原発事故で明らかになったように、ひとたび事故が起きれば世界中の海に空に放射能をまき散らす「原発の再稼働」という大問題が、ものすごく少数の人たちによって、勝手に「正式」に「決定」されてしまった。 野田首相は、会見で何度も「国民の生活を守るため」と言った。 ずるい、と思う。お前らのために再稼働してやるのだ、というような、勝手に「国民」を共犯にするような言い方。だけど、その言葉の前に「そうだよなぁ、確かに自分も原発によって快適な生活を享受してたしなぁ・・・」なんて素朴に思ったお人好しもいるかもしれない。 しかし! それは相手(というか野田)の罠に完全にハマっていると思う。 なぜ、うっすらと「罪の意識」的なものを持たさ
政府の再稼働決定に抗議して、首相官邸前に集まった人々。「再稼働を撤回しろ」「安全宣言はでたらめ」と怒りのシュプレヒコールを上げた=16日午前、東京・永田町で(圷真一撮影) 政府は十六日午前、野田佳彦首相と枝野幸男経済産業相ら関係三閣僚による四者会合を開き、関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決めた。これに先立ち、福井県の西川一誠知事は官邸で首相と会談し、同意する考えを伝えた。政府は十分な安全対策を取らないまま、裏打ちのない首相の「安全宣言」によって再稼働を強行した。 首相は四者会合で「立地自治体の理解が得られた今、再稼働を政府の最終的判断とする」と表明。「政権として、原子力行政と安全規制の信頼回復に向けさらなる取り組みを進める決意だ。新たな規制機関の一日も早い発足に向け、一丸となって努力を続けたい」と強調した。記者会見はしなかった。
もはや死語となったが、かつて「同情するなら金をくれ」という流行語があった。これは簡単に言って「カネを出さないおまえに同情なんかされたくねえよ」という非常に甘えきった、拗ねた物言いなんだが、この語と前後してはやった「反対するなら代案を出せ」にもまた同様の腐臭を感じざるを得ない。 「反対するなら代案を出せ」というイデオロギーは、1992年のPKO法案のときに言われはじめたように記憶している。 PKO反対派は《「国連の下での和平」に日本が自衛隊で介入する》という枠組み自体に反対していたのに、代案を強要されることによって、安保理で作られた既存のカンボジア和平の土俵にまんまとのせられた。のせられたのは、これまで平和運動をひっぱっていた社会党(当時)・共産党で、彼らはズブズブと「国連の下での和平」を認めることとなった。「国連中心主義」とかと言い訳しながら、ね。(その結果、映画『ブラックホーク・ダウン』
「野ダメ」こと野田佳彦首相が8日、大飯原発再稼働の方針を表明した。昨日(10日)放送されたTBSテレビ『サンデーモーニング』では、野田首相が就任した時から規定の方針だったのではないかとか、再稼働を明言することがリーダーシップだと勘違いしているのではないかなど、司会者やコメンテーターたちからさんざんな非難を浴びていた(昨日は悪名高い原発推進派の寺島実郎は出演していなかった)。 しかし、金子勝氏のTwitterを見ると、『サンデーモーニング』のような番組はむしろ例外で、「大飯再稼動問題は国民的関心事なのに多くの番組も回避」しているのだそうだ。 再稼働そのものにもまして問題なのは、野田首相が「原発政策の道筋を示していない」ことだ。たとえば朝日新聞編集委員(元論説委員)の竹内敬二記者は、「すべての原発を動かさないのも、多くの原発をなし崩しで再稼働するのも現実的ではない」とする立場をとるが、「事故の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く