[CEDEC 2011]AIに命を。「ぽかぽかアイルー村」のアフォーダンス指向によるAI事例と「ARMORED CORE V」の三次元的な移動経路検索 ライター:箭本進一 CEDEC 2011で,「AIに命を吹き込むには」と題されたショートセッションが行われた。 このセッションでは,PSP用ソフト「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」(以下,アイルー村)と,「ARMORED CORE V」(PS3/Xbox 360)以下,ACV)のAIに,どんな工夫が凝らされているのかが解説された。 アイルー1匹当たり1500行のAI フロム・ソフトウェア制作二部,並木幸介氏 最初に登壇したのは,アイルー村のAI開発を担当したフロム・ソフトウェア制作二部のプログラマーである並木幸介氏。 本作は人気キャラクターであるアイルーが,狩りや採集などを行い,村を発展させながら仲間を増やしていくという内容のゲーム。いか
スーパーコンピューター並のシステムすら構築できる強力なハードとソフトオープンソースで開発、誰でも99ドル(約7700円)から利用できるようにしよう、というプロジェクトが「Parallella」です。 Parallella: A Supercomputer For Everyone by Adapteva — Kickstarter 「今、私たちは1つのプロセッサーが1つのタスクを行うというシングルスレッドコンピューターを使っています。それはそれですごいことなのですが、処理頻度の限界やメモリーのボトルネックという問題に直面し、近年パフォーマンスの改善は望まれているレベルに達していません。この状況が続けば、過去30年間我々が経験してきた、毎年毎年コンピューターのパフォーマンスが向上するという状況は終わります。そして、その問題を解決するための答えがパラレルコンピューティングです」と語るのがこのプ
グリー株式会社を退職しました。昨日が最終出社日でした。 最終日の昨日はちょうど四半期の〆の日ということもあって、開発本部全体での納会 (飲み会) の中で盛大に送り出していただきました。いただいた花束が自分の身長の半分もあろうかというくらい大きさで、徒歩で帰宅途中、通行人にまじまじと見られるという、なかなか得難い経験をさせていただきました。 在職期間は一年半とちょっとと短かったのですが、その中でもたくさんのことを経験することができました。iOS / Android のスマートフォン版の立ち上げに始まり、SNSの開発、直近では US に出張したりしつつグローバル化の推進ですとか。何より、入社当時3名だったチームを一年半で 50人強まで拡大させる中、その人事権をまるごと任せてもらえたのは大きかったです。一緒にやっているメンバーには、自分の試行錯誤で振り回してたくさん迷惑をかけました、ごめんなさい
「電話番号、覚えなくなった」――3日で登録9万人、Twitter通話アプリ「OnSay」にみる通話の未来(1/3 ページ) Twitterの相互フォロワーと電話番号不要で通話できるiPhoneアプリ「OnSay」は、配信3日で9万ユーザーを獲得する人気作となった。リリースから2カ月、Androidアプリの配信も決め、さらなるユーザー拡大に開発者らは意気込んでいる。 「番号知らないと電話できないって、不便じゃないですか」 Twitterで相互フォローしている友人や知人と通話ができる、iPhoneアプリ「OnSay」。同アプリをプロデュースした、ライフツービッツのファウンダー 片山崇さんには、そんな素朴な思いがあった。8月31日に公開された同アプリは、WebメディアやTwitterを介して瞬く間に話題となり、リリース3日で9万ユーザーを獲得。予想以上の人気に、片山さんら開発メンバーは手応えを感
生体をゼリーのように透明化=浸すだけ、試薬を開発−理研 生体をゼリーのように透明化=浸すだけ、試薬を開発−理研 浸すだけで生体の組織を透明化する試薬の開発に理化学研究所の研究グループが成功し、30日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンスに発表した。組織内部の3次元的構造を壊さずに詳細に観察することができ、さまざまな研究への応用が期待される。 多くの動物の身体は、外から入ってきた光を散乱させるため、表面から内部を透かして見ることはほとんどできない。有機溶媒で透明化する技術もあるが、溶媒がたんぱく質を変性させるため、緑色蛍光たんぱく質(GFP)などを使った可視化はできなかった。 理研脳科学総合研究センター細胞期脳探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダーと浜裕研究員らは、保湿クリームなどに使われる尿素を主成分にした試薬「Scale」(スケール)を開発。ホルマリン漬けにしたマウスの胎児や
食品を加熱せずに無害で殺菌できる技術を、還暦を過ぎて起業した大阪のベンチャー会社社長が開発し、特許を出願した。「高電界」と呼ばれる環境を常温で安全に作り出す仕組みで、牛乳なら風味を損なわずに賞味期限を数カ月に延ばせるという。年内の実用化を目指し乳業メーカーなどと装置を共同開発中で、賞味期限の短い食品の輸出機会が拡大するなどの効果が期待できそうだ。 大阪市此花区の機能性セラミック製造業、アキュサイト=井川重信社長(71)=が開発した。井川さんは中山製鋼所の元取締役で、定年退職後の61歳で起業。製鉄の経験と知識を生かしセラミックを用いた浄水器などを製造しており、ミネラル水の自動販売機をこれまでにスーパーなどへ約150台販売している。 井川さんは既存の殺菌・滅菌技術に対し、「水道水の塩素は人体の免疫自体を弱め、プラズマは高価なうえ、有害なオゾンを発生する」などと懸念していたという。そこで大きな電
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構の陳明偉教授の研究グループは、3次元ナノポーラス金属/酸化物ハイブリッド電極を用いた高性能電気化学キャパシタの開発に成功したことを発表した。同研究成果は2011年2月20日(英国時間)、英国科学雑誌「Nature Nanotechnology」のオンライン速報版に掲載された。 電気二重層キャパシタ(もしくはスーパーキャパシタ)は、高出力と長寿命を併せ持ち、ボータブル機器からハイブリッド電気自動車まで幅広く応用されるようになってきている。スーパーキャパシタは高電力供給元ではあるが、それらのエネルギー密度は従来の電池や多くのアプリケーションで必要とされる値には届いておらず、例えば、従来のスーパーキャパシタの貯蔵エネルギー密度は約100F/cm3(もしくは150F/g)程度であった。これは、マンガン酸化物(MnO2)のような擬似容量金属酸化物をスーパーキャパ
致命的な構造欠陥を引き起こすコンクリートの亀裂を修復する目的で、遺伝子改造された枯草菌(こそうきん)(Bacillus subtilis)が、英ニューカッスル大学で開発された。iGem主催の合成生物学のコンテストに応募された制作物で、BacillaFillaと命名されている(2010.igem.org)。 以下は修復過程の顕微鏡写真(io9)だが、ちょっとづつ埋まっているように見える。 BacillaFillaは、コンクリートの亀裂に深く侵攻し、炭酸カルシウム(CaCO3)とレバンスクラーゼ(levansucrase)の接着剤を生成し、細長いフィラメント状になる。炭酸カルシウムは、コンクリートと同じ割合になるため、理想的な充填材になるそうだ。フィラメント状のBacillaFillaは、繊維強化コンクリートの化繊と同じ伸張力があり、炭酸カルシウムを強化する。レバンスクラーゼは炭酸カルシウムと
(CNN) 米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループが宇宙飛行士の骨密度低下を防ぐ宇宙服の試作品を開発し、学術誌に論文を発表した。 宇宙飛行士は低重力の環境に長期間滞在すると骨密度が低下し、特に体重を支える両脚の骨密度は1カ月で1~2%も低下する。さらに、背骨が最大で7センチ近く伸びることもあるという。 これを防ぐためにMITの研究グループが開発した「重力負荷対策スキンスーツ(GLCS)」は、肩から足首までをゴム製のスーツで覆い、骨に圧力をかけて重力を再現した。バンドを何本も編みこんで体を締め付ける仕組みだが、圧力は体全体に均等に行き渡らせて快適性を高めている。 国際宇宙ステーションでは現在、ロシアが開発した「ペンギンスーツ」が使われている。こちらもゴムバンドと革ベルトで骨に圧力をかけているが、張力が強いため着心地が悪く、耐えられないほど高熱にもなる。 これに対してGLCSは着心
NASA「火星に移住する人募集。地球には二度と帰ってこれません」 1 名前: わくわく太郎(愛知県):2010/10/29(金) 20:29:40.59 ID:c8YDcUqQ0 ?PLT NASAが二度と地球に帰ってこれない火星植民地プロジェクトを計画中 基本的に、宇宙飛行士が宇宙に行く場合は地球に帰還することを前提として旅立っている。映画『アポロ13』では、宇宙空間でトラブルに巻き込まれながらも奇跡的な地球への帰還を遂げた、実在するアポロ13号が感動的に描かれている。 しかしNASAは、宇宙飛行士が二度と地球へ帰還することがない火星植民地プロジェクトを計画中だという。火星に行ったっきりで、あとはそこで一生を過ごすのだ。このプロジェクトは火星から地球に帰還するための時間と費用を節約できるだけでなく、 火星での開発を最速で進めることができる合理的なプロジェクトだという。 イギリスの
今年6月に発売されたAppleの「iPhone 4」には、人間の目では1つ1つのピクセルを識別できないほど超高精細な「Retina Display(3.5インチ、解像度は960×640)」が搭載されていますが、それを圧倒する、さらに超高精細な液晶ディスプレイが登場しました。 世界最小サイズであるにもかかわらず、フルHD表示が可能となっています。 詳細は以下から。 2010年4月1日に凸版印刷とカシオ計算機を株主として設立された、中小型ディスプレイの開発および製造、販売会社のオルタステクノロジーから送付されたプレスリリースによると、同社は本日、世界最小サイズのフルハイビジョンTFTカラー液晶パネルを開発したそうです。 新たに開発された液晶パネルは、高精細・高開口率を実現する当社独自のHAST(Hyper Amorphous Silicon TFT)技術をベースに、微細加工技術、液晶配向技術、
営業運転で世界最高の時速350キロで走る高速鉄道「和諧号」=広州、小林写す 【広州=小林哲】新華社通信によると、中国が時速500キロ以上のスピードで走る超高速列車の研究開発を始めた。実際に乗客を運ぶ列車が実現すれば、営業運転で中国の高速鉄道がもつ世界最高の同350キロを大幅に上回るスーパー列車が登場することになる。 中国鉄道省の何華武・首席エンジニアが18日、湖北省であった国際フォーラムで明らかにした。今年9月、中国が独自開発したとしている次世代高速列車が、上海―杭州(浙江省)間の試運転で時速416.6キロを達成。同氏によると、さらに性能を高めた時速400〜500キロで走る超高速列車の開発がすでに始まっており、500キロ以上で走った際の振動制御の研究などが進んでいる。 中国の高速列車は、もともと日本や欧州の技術移転を受けて開発された。9月末現在で同国内の高速鉄道網は7千キロを超え、2
2002年、当時設立したばかりの会社に入り、何もない状態から、コンテンツとシステムを作り続け8年が経った。日々、試行錯誤しながら、それなりに会社も大きくなり、まだ、大成功とは言えないけど、それなりにうまくやってきたつもりだ。 しかしながら、その8年という短くはない時間の中で、色々な課題や問題が発生し、その時々正しい選択をしてきたつもりだったけど、反省点も多い。もう一度スタートアップに参加するとしたら、やり直したいところや、もっと早くこうしていれば良かったというところがたくさんある。 そんなわけで、次の挑戦のときに忘れないように、また、もしかして誰かの参考くらいになればと思い、メモっておくことにした。1 まず、反省点の前に、何をやっているのかというのを簡単に。 ビジネスとしては、英語e-learningのWebサービス(ネットを使った英語のお勉強)をASPな形で、企業や大学などに提供している
ホタテ入りあんかけ舌の上で崩すと、なめらかに 味も見た目も「すき焼き」や「焼き魚」。口の中では、マシュマロのように溶ける――。病気の後遺症や高齢で普通の食事が取れない人向けに、画期的な食事が誕生した。酵素の力で通常の食事の1千分の1に軟らかくなった。病院の臨床研究で口にした患者から「家でも食べたい」との声が相次ぎ、今月22日からの市販が決まった。 この商品は、イーエヌ大塚製薬が開発した「あいーと」。「I eat(私は食べる)」から名づけた。藤田保健衛生大の東口高志教授(消化器外科)らと開発、現在、17医療機関で臨床研究中だ。 軟らかさの秘密は、細胞を切り離す酵素。食材ごとに最適な酵素を選び、圧力を変えながら注入する技術を開発し、形が崩れないギリギリの軟らかさで食感も残した。筑前煮は、100〜1千分の1に軟らかくなった。栄養素もほぼ、変わらない。 主に病院での販売を考えていたが、臨床
[読了時間:1分] 「いい度胸だ」情報処理学会がトッププロ棋士に挑戦状という記事を書いたのは2010年4月3日。日本将棋連盟は挑戦状を受け、清水市代女流王将との対戦を約束していたが、その対局詳細が判明した。対局日は10月11日、東京大学本郷キャンパスを舞台に13時から始まる。 情報処理学会が準備するのは、なんとIntel Xeon(4コア)プロセッサ搭載のマシン計169台から構成されるクラスターマシン。しかも、最強クラスの「Bonanza」「激指」「GPS将棋」「YSS」という名だたる強力プログラムが合議制で棋士に挑むというのだ。 そのクラスターマシンの名前は「あから2010」。10の224乗という数を表す漢数詞の「阿伽羅」から取った名前。情報処理学会によれば阿伽羅(10の224乗)は「将棋の局面の数がこの数に近い」とのこと。そのハードウェア構成は以下の通り。 【あから2010のハードウェ
アブドゥルファター・ジャンダーリ(実父) ジョアン・キャロル・シーブル(実母) ポール・ジョブズ(養父) クララ・ジョブズ(養母) スティーブ・ジョブズ(英語: Steve Jobs、1955年2月24日 - 2011年10月5日)[12]は、アメリカ合衆国の起業家、実業家、工業デザイナー。正式な氏名はスティーブン・ポール・ジョブズ(英語: Steven Paul Jobs[12][13])。アメリカ国家技術賞、大統領自由勲章を受賞している[14][15]。 Appleの共同創業者の一人であり、同社のCEOを務め[16]、一切の妥協を許さないカリスマ的変革者として知られる[17][18][19]。NeXTやピクサー・アニメーション・スタジオの創業者でもあり、ウォルト・ディズニー・カンパニーなどの役員を歴任した。AppleⅡなどによりパーソナルコンピュータ(パソコン)の概念を市場に普及させ[
健康 英国インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)の研究チームが、体表上で硬化して再利用出来る服となる、液状の「服スプレー」を開発した。Manel Torres博士とPaul Luckham教授が、微小な繊維とポリマーを混合した物と、それを溶けた状態に保つ溶媒が入ったスプレーを開発した。 溶媒は、スプレーが体表に触れるとすぐに蒸発し、洗ってまた着られるスムースな服の素材を形成する。このスプレーは、将来、服や医療用の包帯、家具のカバーの作成などに使われることになりそうだ。 引用元:テクノバーン
カドミウムに汚染された水田の水に塩化鉄を混ぜて土中のカドミウムを洗い出し、収穫するコメのカドミウム濃度を3割以下に下げる技術を、独立行政法人農業環境技術研究所(茨城県つくば市)と「太平洋セメント」(本社・東京都港区)が共同で開発し、19日発表した。改正食品衛生法が来年2月に施行されるのに伴い、コメのカドミウム含有基準が厳しくなり、政府による買い上げ補償も廃止される。研究チームは「汚染された水田の浄化に役立つ」としている。 同研究所の牧野知之主任研究員らは06~07年、カドミウム濃度が高い水田に塩化鉄を1アールあたり約100キロ投入。まる1日置いて水中にカドミウムが溶け出した後、その水を抜いた。その後、塩化鉄を入れない水だけでの「すすぎ洗い」も2日間実施した。 こうした処理を済ませた水田で収穫したコメのカドミウム濃度は約0.2ppmと、新しい基準値(0.4ppm)以下だった。同程度の汚染を受
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