鹿児島県議選阿久根市・出水郡区(定数1)では前同市長の竹原信一氏(52)=無所属=が落選した。 選挙戦では「支え合う社会」を作るため官民格差の是正が必要だと主張。6選を目指した自民現職と無所属の前市議から「議会不要論を唱えて県議選に出るのは矛盾だ」と批判されると「議会は議員によってしか変えられない」と返した。 だが、「反竹原氏」勢力が二分される状況を生かせなかった。昨年12月の住民投票で市長を解職された竹原氏にとっては、1月の市長選に続く落選。ただ、2月の住民投票での解散を受け、統一地方選後半戦の出直し市議選で竹原氏派の立候補予定者は過半数を目指す。 2011統一地方選