WebAssemblyランタイム「Wasmer」がPHPに対応 Wasmerで「WordPressを3倍高速に動かす」手法とは:サーバレスプラットフォーム「Wasmer Edge」でも利用可能に Wasmerは、同社のWebAssemblyランタイム「Wasmer」とサーバレスアプリケーションプラットフォーム「Wasmer Edge」で、PHPを完全に実行できるようになったと発表した。 WebAssembly(Wasm)ランタイムを開発するWasmerは2024年5月24日(米国時間)、同社のWasmランタイム「Wasmer」とサーバレスアプリケーションプラットフォーム「Wasmer Edge」で、PHPのサポートがオープンβ段階に入り、これらの環境でPHPを完全に実行できるようになったと発表した。 オープンソースの汎用(はんよう)スクリプト言語であるPHPは、Web開発に広く利用されてい
As discussed on Mozilla Connect, Firefox 130 will introduce an experimental new capability to automatically generate alt-text for images using a fully private on-device AI model. The feature will be available as part of Firefox’s built-in PDF editor, and our end goal is to make it available in general browsing for users with screen readers. Why alt text? Web pages have a fundamentally simple struc
WebAssembly Type Reflection JS APIと呼ばれるAPIのPolyfillを書いたので、その紹介です。WebAssemblyでスレッドを扱う際に少し便利になります。 WebAssembly Type Reflection JS APIとは WebAssembly Type Reflection JS APIは、WebAssemblyモジュールからimport/exportされる関数のシグネチャやメモリサイズの情報を取得するためのJavaScript APIです。 WebAssemblyモジュール自体にはそのような情報がもともと含まれており、処理系の中でも使っていたのですが、JavaScriptからその情報を取得するためのAPIが無かったため、新たにAPIが提案されました。 const module = await WebAssembly.compile(buff
こんにちは、 @t0yohei です。 ruby.wasm は、Ruby のコードを Wasm に変換しブラウザー上で実行できるようにする技術です。 今回は、この ruby.wasm を使用してちょっとした web アプリを作成したので、そのことについて記載してみようと思います。 ※ この記事は、RubyKaigi 2024 のクラウドワークス社ブースにて展示するクイズアプリの解説記事です。 目次 目次 作ったもの クイズアプリの解説 大まかな仕組み 使わせてもらったライブラリ i18n 対応 問題について デプロイ先 難しかったこと タイマーの部分の実装 Ruby のコード規約、JavaScript のコード規約の使い分け サンプルコード探し 感想 作ったもの Ruby に関するクイズを出題して、それに答えてもらうクイズアプリを作成しました。 RubyKaigi でのクラウドワークス社ブ
こんにちは!sugitaniと申します。 Black Cat Carnival という新型SNSを開発中です。 リリースはまだ先なのですがティザーサイトを先日公開しました Black Cat CarnivalはiOS/Androidアプリで、Compose Multiplatformを使って開発をしています。ティザーサイトではWasmを使い、サービスを体験できるBlack Cat Carnival Simulatorも公開しています。是非お試しください このシミュレーターはシミュレーターとして作ったものではなく、一人で開発してる都合で先に作り込まれたクライアントにダミーデータを埋め込んだ、という代物で正真正銘の正規クライアントです。 wasm活用までふくめてここまでやるのは他にはまだなさそう…と思うので"日本一レベルで"と大きく出たタイトルをつけさせていただきました。 本稿ではクライアント
次のLTS版となる「Node.js 22」正式リリース。WebAssembly GCがデフォルトで利用可能に JavaScriptランタイム「Node.js」の最新バージョンとなる「Node.js 22」正式版がリリースされました。 Node.jsは偶数バージョンがリリースされてから6カ月の後に、30カ月の長期サポート期間(LTS:Long Term Support)に入ります。Node.js 22も、6カ月後の2024年10月にLTSとなる予定です。 Node.js 22 is here Featuring: require()ing ESM graphs, WebSocket client, updates of the V8 JavaScript engine, and more. Big thank you to @_rafaelgss and @satanacchio for t
こんにちは、CyberFight DX 事業本部で web フロントエンドエンジニアをしている久保です。CyberFight DX 事業本部は複数のエンタメサービスを開発、運用するFANTECH本部に所属しています。今回は、管理画面を対象に WebAssembly ( Wasm ) を導入した事例をご紹介します。 FANTECH 本部では技術ブログでの発信を強化しており、最近では下記のような記事を投稿しています。ぜひご一読ください。 Cloud Run サイドカーで Fastly の Prometheus Metrics を収集して Grafana で可視化する reminder-lintでFeature Flagsの削除漏れを防ぐ マルチリージョンで稼働する内製Feature Flagsの実装 私たちのプロダクト WRESTLE UNIVERSE では、ユーザー対象のキャンペーンを実施す
色々あって WebAssembly の component model を調べていたら、未来が見えた気がしたのでここに書いておきます。 「今の WebAssembly」 とは何か WebAssembly の Web の部分は忘れてください。これは単に JVM version 20xx です。ポータブルなバイナリ仕様です。 実行にあたっては今はホスト言語として JS が使われていますが、実際にはホストがJSである必要すらなく、なんならホストが不要なスタンドアロン環境すらあります。(wasmtime/wasmer) じゃあ WebAssembly は何かというと、サンドボックスで実行される VM の仕様です。比較的高水準なバイナリで、 V8 や Spider Monkey に付属する WebAssembly Runtime や、 Wasmtime や Wasmer といった WebAssemb
PythonコードをWebAssemblyにコンパイルする「py2wasm」がWasmer社から発表された。WebAssembly版CPythonよりも約3倍高速だ。PythonコードをCPythonのAPIコールに変換するトランスパイラがベースになっている。 WebAssemblyランタイムの開発と提供を行っているWasmer社は、PythonのコードをWebAssemblyバイナリにコンパイルする「Py2wasm」を発表しました。 Announcing py2wasm – A #Python to #WebAssembly compiler that speeds up by 3x your Python apps!https://t.co/0v4YLZC7lY — Wasmer (@wasmerio) April 18, 2024 WebAssembly版CPythonよりも3倍高速
前回までのあらすじ: cargo-componentを使ってWebAssemblyコンポーネント(Wasmコンポーネント)を作りました Wasmtimeで実行しました wasm-toolsを使って作成したコンポーネントのワールドを出力しました 今回の内容: WebAssembly Interface Type(WIT)を使ってWasmコンポーネントのインターフェースを定義します wit-bindgenの力を借りつつ、インターフェースをRustで実装します 実装したWasmコンポーネントをコンポーネントレジストリーに登録します。 用意するもの Rustのツールチェーン cargo-component Wasmtime wasm-tools 前回作成したhello-wasm-cliプロジェクト hello-wasm-cliプロジェクトは次のようなフォルダー構成をしています: . ├── Car
WASI 0.2 was recently stabilized, and Rust has begun implementing first-class support for it in the form of a dedicated new target. Rust 1.78 will introduce new wasm32-wasip1 (tier 2) and wasm32-wasip2 (tier 3) targets. wasm32-wasip1 is an effective rename of the existing wasm32-wasi target, freeing the target name up for an eventual WASI 1.0 release. Starting Rust 1.78 (May 2nd, 2024), users of W
TL;DR cargo-componentを使うと、Wasmコンポーネントを作成するためのRustプロジェクトを作成できます 作成したWasmコンポーネントはWasmtimeを使って実行できます 作成したWasmコンポーネントはwasi:cli/runインターフェースを実装しています 必要なツール 必要なツールは次の4つです。 Rustのツールチェーン cargo-component Wasmtime wasm-tools Rustのツールチェーンはこちらに説明があります。 cargo-component cargo-componentは、Wasmコンポーネントの管理を行うためのRustのパッケージ管理ツールであるCargoのサブコマンドです。今回はプロジェクトの作成とビルドに利用します。 cargo-componentはCargoを使ってインストールできます: Usage: cargo
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