ニセ科学批判を見てると強くそう感じます。例えばカルト問題や消費者問題なんかでは、問題に取り組む人たちは加害者の問題を明らかにし批判や予防を組み立てる。被害者をバカになんかしない。でもニセ科学批判やる人って、ニセ科学煽ってる側と信じ込まされてる側を区別せずにバカにするよね。
悪意をもって科学を装うものや、不安につけこむ科学まがいものが平然とはびこるようになりました。一見、かんたんに滅ぼせそうなものばかりですが、そうはいかない世の中に……。 それはなぜなのか、すこし考えてみたいと思います。 飛行機を信じる 東京に住んでいると、東京駅までだいたい30分~1時間あれば行けます。そこからバスで成田空港まで1時間。そこから新千歳空港まで2時間。ぜんぶで4時間あれば北海道まで行けることになります。 飛行機って便利ですよね。なんであんなものが飛ぶんだろうと思うし、やはりまれに墜落することもあります。でも安全性は保たれていて、だから私たちは飛行機に乗るのですが……なぜ飛行機は安全なのでしょうか。 それを詳しく書くと10万字あってもまったく足りないのですが、肝心なところは「10万字あっても書ききれない」ほど、そこに人力・知恵・知識(実験)・意識・資金があるということがわかるから
「Y染色体が」とか「万世一系」とかいう話には決して突撃しないキクマコ率いるゆかいなニセ科学バスターズ— PS4デストロイヤー (@tatu_k76) 2017年7月29日 「Y染色体が」とか「万世一系」とかいう話には決して突撃しないキクマコ率いるゆかいなニセ科学バスターズ との主張です。 以下、菊池さんが運営していたブログの kikulog の記事にリンクを張ります。 ※今はコメント欄が閉鎖されていて、アーカイブとして記事本文が参照できるだけなので、Wayback Machine 上でサルベージしてリンクしました。ページ重いです。 Y染色体 敵味方概念の遍在について ↑引用:ところで、天皇制をY染色体で論じることの愚を何度か書いたところ、「天皇制男系絶対維持」派のかたがたのホームページでは僕は敵扱いである。 え、ついにY染色体が主役に? ↑引用:「Y染色体が一番大事」ってことなら、それはも
ニセ科学批判は結構なんだけど、何故それと同じくらいの情熱をニセ歴史批判に傾けない人が多いのだろうか。どちらも膨大な時間、金、人を費やして蓄積された学問を蔑ろにするという意味では同根のものだと思うのだが…。
「安倍昭恵、反社会的勢力との接点 元組長と原発20キロ圏内侵入、いわくつきビルでゲストハウス運営」(週刊新潮) - kojitakenの日記 単に「叩けば埃が出まくる」程度のにとどまらず、その埃がことごとく真っ黒な色をしていることが安倍昭恵という人間の大きな特徴の一つだろう。もう一つの大きな特徴は「トンデモ」人士であることだが、菊池誠を筆頭とする最近の「右傾したニセ科学批判人士」たちが安倍昭恵のトンデモぶりに言及したがらないことは不思議でならない。 ※本記事では、強調は全て引用者による 昨日採り上げた例より、少し複雑ですね。主張を分解してみると、 菊池誠を筆頭とする最近の「右傾したニセ科学批判人士」たち 安倍昭恵のトンデモぶり 言及したがらない これを、 誰が菊池誠を筆頭とする最近の「右傾したニセ科学批判人士」たち 何を安倍昭恵のトンデモぶり どうしているか言及したがらない このように整理
「どす黒い天然ボケ」安倍昭恵をめぐるスキャンダル報道が止まらない。右翼誌ながら皇室の人間や右翼人士のスキャンダル報道をもためらわないことで知られる『週刊新潮』より。 http://www.dailyshincho.jp/article/2017/04121700/?all=1(註:リンク切れ) 安倍昭恵、反社会的勢力との接点 元組長と原発20キロ圏内侵入、いわくつきビルでゲストハウス運営 大麻常習者との親しい関係が明らかになった安倍昭恵夫人(54)に、今度は反社会的勢力との複数の接点が浮上した。 *** 総理夫人が名誉顧問を務める「J-Taz’s」は、福岡県朝倉市でドッグシェルターを運営する団体。その代表理事の細康徳氏は、全身に刺青を持つ元暴力団組長である。 2013年2月、昭恵夫人はこの細氏と共に福島第1原発20キロ圏内の視察に赴いた。その際、警官に止められると、“安倍昭恵です”と、水戸
「言及してない批判」。 えーっと、こういう状況だと理解しているのですが。 ↓ ↓ ……どうなんですかね。 (そもそも問題の発端は、AKB欅坂46の「ナチっぽい衣装」らしくてよくわからないのですがそこまで話を遡って追う気力はないです) もちろん、私自身は、歴史修正主義批判の方を含め、疑似科学と戦うあらゆる方々を心から応援するのですが。 しかし、どの分野であれ、疑似科学(歴史修正主義含む)を腰を据えて批判するには、その分野の専門家であることが必要になってくると思うのです。 ……疑似科学を「支持する」ことには、なーんにも専門知識はいらないのですよ。 疑似科学は、まっとうな学術的根拠、専門知よりも、「自分が納得できるか」=「自分にとって気持ちいい結論であるか」を重視するので。 しかし、だからこそ、それに対抗する側には専門知が重要なのでは。 そりゃまあ、例えばホロコースト否定論や反相対論がトンデモで
よくわかる気がする優生学 先の記事、ブコメ等で「議論がすれ違っている」「争点が明らかでない議論は不毛」といった指摘をいただき、反省しました。 そもそも、私の「優生学」という語についての認識が不勉強だったのが不毛さの始まりだったと思います。 そこで、優生学とその周辺について、下図のように整理してみました。(なお参考資料はWikipedia)*1 黄色い長方形のエリアが、古典的な意味での優生学です。 その中央にいるのが、「優生学(eugenics)」の語を提唱した19世紀の学者、フランシス・ゴルトン。 図の上の方が自然科学寄り、下の方は人文科学・社会科学寄りであることを示します(……が、レイアウトの関係でわりと適当です)。 Wikipediaによれば、優生学とは 「生物の遺伝構造を改良する事で人類の進歩を促そうとする科学的社会改良運動」 とのこと。 つまり、具体的な政策・行動を主張する社会運動
はてブのニセ科学批判がひどい。 政治的な問題と違い、科学的な問題にはいちおう絶対的な真理とされるものがあって、いわばそれが錦の御旗になるのだが、それに寄りすがって冷静な視点を失っている。もはやハイエナのように、叩くために叩いている状況だ。 ニセ科学の誤謬について啓蒙こそすれ、それを嘲笑の題材にすることはむしろ忌避されるべきである。科学的な真偽の追及は、科学的な言葉で行われるべきである。 (追記) http://anond.hatelabo.jp/20160220212149 (追記2) >id:ublftbo 「いちおう」「とされるもの」というようにクッションを置いた表現としていることに留意していただきたいのと、「絶対的」「真理」は日常語の範疇で用いており、哲学的意味は含んでいない。
学び 「ホメオパシー」とかいう疑似科学をどうにかしたい。 - Yukibou's Hideout on Hatena
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