09年度から標準授業時数が徐々に増える。 これへの対応を各学校は始めている。 昨日の新聞報道によると、授業時数の増加を世間は、70%以上が支持しているというアンケート結果だという。しかし、学校教師と子どもはそう簡単には支持できない。教師にとっては勤務時間の内容が過密となり、子どもにとっては拘束時間が長くなるからである。 例えば、小学校1年生の一年間で、45分を一単位時間として以下のように増える。 現在 782時間(週あたり時数23) 09〜 816時間(週あたり時数24) 11〜 850時間(週あたり時数25) 小学校6年生の場合は、 現在 945時間(週あたり時数27) 09〜 980時間(週あたり時数28) 標準授業時数は、学校教育法施行規則の別表で定められる。 今回の改訂で影響がより大きいのが小学校の低学年だ。週2回あった午後の授業時間が週4回に増えるからだ。この負担増は大変なこ