香港(CNNMoney) 米ファストフード大手マクドナルドの中国法人が、社名をこれまでの「麦当労(マイタンラオ)」から「金拱門(チンコンメン)」に変更した。これに対して現地のソーシャルメディアでは、新しい社名を巡る冗談や酷評の声が飛び交っている。 金拱門は「金のアーチ」の意味で、マクドナルドのロゴに沿う。しかし短文投稿サイト「新浪微博(ウェイボ)」では、「家具店みたい。本当に食べられるの?」といった声が飛び交い、中国のお堅い国営企業のようで「外国ブランドにはふさわしくない」「ださい」などと切り捨てる意見もある。 一方で、マクドナルドの歴史を学ぶ必要があると説き、マクドナルド創業者の伝記映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を見れば金のアーチの重要性が分かると訴えるユーザーもいた。 同社広報によれば、社名は登記上で変更したにすぎず、チェーン店では今後も同じ名称を使い続ける予定だという