喧嘩は男の花道。芸の道を突き詰めていけば、どこかで拳で決着をつけなければならなくなる。芸能界にはとんでもない男たちがいる。果たして誰が一番強いのか。まさに男のロマン。本誌が勝手に決定する――。 「いも」呼ばわりされて 芸能界は我が強い人間の集まり。舞台ウラや撮影の合間におのれの芸を貫くために、共演者やスタッフと衝突することは日常茶飯事。そこではより強いヤツが生き残る。その土壌は昔も今も変わっていない――。 「強面のタレントから『お前、強いんだろ?』と、喧嘩を売られたこともありますよ。もちろん無視するんだけど、あまりにしつこいと、芸能界の序列なんて関係なくなる。やむなく喧嘩を買ったこともありました。名前は言えないけど(笑)」 そう語るのは、メガネとおかっぱ頭がトレードマークのタレント・大木凡人。ワイドショーでの新聞一気読み紹介で知られる大木だが、実は空手の心得があり、芸能界におけるステゴロ(