北京五輪が終わった。「これでもか、これでもか」と大国・CHINAをアピールした開・閉会式。計算し尽くした「見せ場」に息をのんだ。メダル授与式に登場する、欧米人顔負けの長身セクシー美女軍団にも驚かされた。金メダルの数もアメリカを抜いた。力の限り力の限り、中国は世界に「超大国になる準備は整いました!」と胸を張った。欧米や日本に対するコンプレックスから、自国民を解放した。 中華料理のフルコース?で幾分、食傷気味ではあるが、ともかく中国は頑張った。お祝いしたい。「お祭り」は派手であればあるほど感動的である。 でも、そんな「お祭り」に場違いな人もいた。開会式で、我が宰相は自国の選手団が入場するのに立ち上がって手を振ることをしなかった。(もう一人、立たなかった北朝鮮の代表・金永南最高人民会議常任委員長は将軍様に「おれより目立ってはいけない」と言われたのだろうか?)なぜ、我が宰相は立ち上がらなかったのか