民間初の月面探査を競う国際コンテストが、3月末の期限を延長せずに終了するとみられることが22日、分かった。米CNBCテレビが報じた。日本チーム「HAKUTO(ハクト)」を含め、参加する5チーム全てが期限内の月面探査が困難で、「勝者なし」で終わる見通し。 賞金を出資するIT大手グーグルはこれまで数回にわたり期限を延長してきた。だがグ… この記事は有料記事です。 残り251文字(全文418文字)
民間初の月面探査を競う国際コンテストに参加している日本チーム「HAKUTO(ハクト)」の探査車が、期限の3月末までに月面に到達できない見通しとなったことが10日、関係者への取材で分かった。チームが11日に会見して発表する。 探査車はインドチームが契約したロケットに相乗りして打ち上げる予定だったが、同チームの資金不足で打ち上げの見通しが立たなくなったとみられる。 コンテストは米財団が運営し、IT大手のグーグルが出資。ハクトやインドなど計5チームが月面着陸後に500メートル以上移動するなどの課題について最も早い達成を競う計画だった。優勝チームには賞金2千万ドル(約23億円)が贈られる。 ハクトの関係者は「期限に間に合わなくても、月を目指す方針に変わりはない」として、期限後に打ち上げるなどの代替策を検討する方針だ。
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