タンザニア北部アルーシャ州にあるナトロン湖の南で発見された1万9100~5760年前のものとされる人間の足跡(撮影日不明、2020年5月14日公開)。(c)AFP PHOTO / COURTESY OF WILLIAM HARCOURT-SMITH / WILLIAM HARCOURT-SMITH 【5月19日 AFP】現在のタンザニアが位置する場所を数千年前、古代人の集団が歩いた。残されたその足跡からは、古代人たちの生活が見えてくる。 タンザニアにあるナトロン湖(Lake Natron)の南に位置するエンガレセロ(Engare Sero)と呼ばれる場所には、1万9000~5000年前の間に残された400を超える足跡の化石群がある。 アフリカで発見された人類の足跡としては過去最大規模で、いわゆる後期更新世時代の人類がどのような姿をしていたか、またどのように食料を集めていたかを垣間見ることが