祝「竜と祭礼」の2巻刊行!ということで、今回はシリアスな展開が魅力のラノベファンタジーを15作品紹介したいと思います。この手の重厚なファンタジーは自分の大好物なジャンルなんですが、近年はたくさん刊行されている中では敬遠されがちで、読んでみたら面白くても苦戦する傾向が少なくありません。危惧していた「竜と祭礼」も無事2巻目も刊行されましたし、この手のジャンルがもっと盛り上がることを期待しています。 1.竜と祭礼 (GA文庫) 竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― (GA文庫) 作者:筑紫一明 発売日: 2020/01/11 メディア: 文庫 師の遺言により少女ユーイの杖を修理することになった、半人前の魔法杖職人・イクス。姉弟子たちの助けも借りてどうにか破損していた芯材を特定した彼が、1000年以上前に絶滅した竜の心臓を求めて旅する物語。夏の終わりまでを期限とした竜の伝承を求めての探索、ユーイが抱