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歴史と漫画に関するDG-Lawのブックマーク (36)

  • 『ゴールデンカムイ』を描いた信念につながる1通の手紙…野田サトル1万字インタビュー#2 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

    【注意】このインタビューは、漫画ゴールデンカムイ』の完全なネタバレを含みます。ご了承いただける方はお読みください。 (#1の続き) 博物館が『ゴールデンカムイ』にもたらした功績 ――アイヌに関連する博物館が貢献した役目についても最終回で言及されていましたね。 はい。キラウシやチカパシのマキリを作って頂いた浦川太八さんという御年80歳以上の猟師兼、工芸家の方がいらっしゃいます。 浦川さんとは今でも交流があるのですが、若い頃、工芸を始めたときは博物館へ通って収蔵品から技術を学んだそうです。 「自分が作ったものを見れば、後のアイヌが真似して作ってくれるから」と、博物館にもたくさん作品を納品されています。 他のアイヌ工芸家さんも、皆さん博物館へ足を運んで刺激を受けているそうです。博物館は、アイヌ文化の保護に非常に重要な役目があるという一つの事例ですね。他にも例えば、アシㇼパの夏の。ブドウ蔓で作

    『ゴールデンカムイ』を描いた信念につながる1通の手紙…野田サトル1万字インタビュー#2 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
    DG-Law
    DG-Law 2022/10/05
    「チタタㇷ゚」と「ヒンナヒンナ」は随所で誤解を解いているので,漫画本編以外を読んでいる人には伝わっている印象。しかし本編だけ読んでると気づかないと思う。
  • 片喰と黄金 - 北野詠一 / 第1話 アイルランド | コミックDAYS

    片喰と黄金 北野詠一 19世紀中ごろ、アイルランドを大飢饉が襲った。痩せ果てた祖国で、アメリアと従者のコナーは、ある噂を耳にした。遠く海を隔てた北米の地、その西の果てで、湧くほどの黄金が出たという。この世のすべてを見返すため、黄金を求め、主従は西を目指す。格北米大陸放浪譚! ※作中には扱われている時代背景に則した表現(人種差別・児童虐待等)があります。ご注意ください。またこれらを助長する意図はありません。

    片喰と黄金 - 北野詠一 / 第1話 アイルランド | コミックDAYS
    DG-Law
    DG-Law 2021/10/22
    28話まで一気に読んだが,面白かった。アイルランド移民・大陸横断鉄道・黒人奴隷と1849年頃のアメリカをちゃんと辿っていて,歴史漫画の醍醐味である。先住民もそのうち出すのだろう。
  • 皇の器 - 織部匡 | 少年ジャンプ+

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    皇の器 - 織部匡 | 少年ジャンプ+
    DG-Law
    DG-Law 2021/10/13
    明朝を8割ベースにしつつ,微妙に他の王朝から持ってきた感じで,架空の王朝なのに”再現度”を感じる。話もベタだけどかえって史書にありそうな”逸話”感あるのよな。面白かった。
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの(マリー・アントワネット関連作品2つ)

    ・『傾国の仕立て屋ローズ・ベルタン』1〜5巻。 → 王妃マリー・アントワネット付のモード商となり,ルイ16世治世下のフランスのファッションの中心にいた人物マリー・ジャンヌ・ベルタンの伝記的な作品。 → 主人公のベルタンは「仕事しよ」が口癖の有能なワーカホリックで,内に男性社会への反発・ファッションへの激しい情熱・強い功名心を持った女性として描かれている。この点では典型的な,ともすれば陳腐な領域に入るかもしれない,前近代の女性の立身出世物と言えよう。ただし,かなり出世欲が強い人物として描かれているのはやや珍しいか。 → 主人公はあくまでベルタンであるが,同時期に活躍した髪結師レオナール・オーティエとは名コンビを組んでいて,ベルタンの出世に一役買う重要人物としてデュ・バリー夫人や,もう一人の主人公たるマリー・アントワネットも登場して,徐々に歴史の歯車が動いていく。ちょっと面白いのは作者すら予想

    DG-Law
    DG-Law 2021/07/29
    セルクマその3。『ローズ・ベルタン』と『悪役令嬢に転生したはずがマリー・アントワネットでした』。どちらもこの先の史実との付き合い方が楽しみ。
  • 「鬼滅の刃」と、置き去りにされた子どもたち|Marisa Okada

    ※きわめて個人的な感想です。ネタバレ(最終回について触れています)に溢れていますので、「鬼滅の刃」を未読の方には非推奨です。ぜひ原作を読了されてからご覧ください。また、参考文献から、残酷な描写を引用していますのでその点もご留意ください。 ※「鬼滅」と「日残酷物語」を関連づけたものについては、自分で調べた範囲では見つけられなかったのですが、もし既出のものがあればぜひご教示ください。間違いのご指摘も是非。 「鬼滅」と『日残酷物語』『鬼滅の刃』(以下、「鬼滅」)を読了した。「言葉」にすごく力があるなとか、伏線が回収されるスピードがすごいとか、煉獄さんと炭治郎のエピソードもっと長くてもいいんじゃないかとか、宇随さんは前髪下ろしてるほうがイイとか、いろいろ思うことはたくさんあるものの、印象に残ったのは登場人物の背負う運命の過酷さである。「鬼滅」は、家族の絆や愛情が物語の軸になっているが、同時に家

    「鬼滅の刃」と、置き去りにされた子どもたち|Marisa Okada
    DG-Law
    DG-Law 2021/01/25
    良い評論だと思う。それにしてもこう並べられてみると,登場人物の捨て子率の高さよ。
  • 『インノサン少年十字軍 全3巻』(古屋兎丸 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    中世ヨーロッパで十字軍運動の一環として行われたと伝わる少年十字軍の逸話をモティーフにして少年たちの残酷な運命を描いた歴史漫画の傑作の一つです。 「少年十字軍」は1212年、北フランスの都市ヴァンドームに近いクロイス・シュル・ル・ロワールに住む羊飼いの少年エティエンヌが神の啓示を受けて多くの少年少女を引き連れて聖地奪還に向かったが、マルセイユで奴隷商人に売られ、ことごとく悲劇的な最期を遂げたという逸話です。同時期にドイツでニコラスという少年が率いた少年十字軍もあったがやはり同様の結末であったと言われます。 この「少年十字軍」について、現在の研究では事実であったとは考えられておらず、少年少女に留まらず老若男女多くの民衆による大規模な移住、あるいは民衆たちによる聖地エルサレムを目指した巡礼のような民衆十字軍の一種であったと見られています。語り継がれるうちに「純粋無垢な子供たちの悲劇」という伝承に

    『インノサン少年十字軍 全3巻』(古屋兎丸 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 『ダンピアのおいしい冒険 1巻』(トマトスープ 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    17世紀イギリス政府はスペインとの対抗上、民間船に海賊行為を許可。 その乗組員ダンピアは博識かつ好奇心旺盛!航海で出会う未知の文化、 未知の動植物、そして未知のを好んだという。この人物は実在した… ウィリアム・ダンピアは若いころから船員としての経験を積み、1679年、ジャマイカ植民地へ渡って私掠船の船員となり、1715年に亡くなるまで生涯三度の世界周航を達成した人物です。1697年に、1679年から91年まで12年の航海記録「最新世界周航記」を出版してベストセラーになり、同書で描かれた各地の動植物や現地民の風俗と様々な発見は後世の博物学・自然科学の発展に少なからぬ影響を与えました。 ダンピアの著書「最新世界周航記」は岩波文庫から上下巻で日語訳が出版されていて、生の体験が鮮やかに描かれているので一緒に読むとより楽しめると思います。同書の翻訳を行った平野敬一氏はダンピアの姿勢について『右す

    『ダンピアのおいしい冒険 1巻』(トマトスープ 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー
    DG-Law
    DG-Law 2020/10/20
    これ本当に面白いので,『最新世界周航記』が出版されてダンピアが報われるところまでは続いてほしい。
  • 『こち亀』で「訪日外国人」の描き方が劇的に変わっていた…!(稲田 豊史) @gendai_biz

    漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(1976〜2016年、集英社『週刊少年ジャンプ』で連載)の40年の歴史において、「外国人」の扱いがかなり変化している。それは、平均的な日人が40年間にわたって外国人に抱いてきたイメージの変遷そのものだ──。 そう語るのは、『『こち亀』社会論 超一級の文化史料を読み解く』の著者である稲田豊史さん。日文化・世相を、警官である主人公・両津勘吉という“大衆の目線”から定点観測的に捉え続けた『こち亀』が描いてきた外国人像とは。 ※以下、△年△号=『週刊少年ジャンプ』掲載号、△巻=ジャンプ・コミックス収録巻として表記。 70年代、無邪気に「変なガイジン」をイジる 1970年代、日の多くの一般大衆にとって外国人は“ガイジン”であり、得体の知れない異星人も同然であった。映画テレビ番組で見たことがあっても、生の“ガイジン”は一度も目撃したことがない。そんな日

    『こち亀』で「訪日外国人」の描き方が劇的に変わっていた…!(稲田 豊史) @gendai_biz
  • まめ@史記人物大好きクリエイター on Twitter: "キングダムが流行しているのに、ネット上で、始皇帝についての記事が充実せず、史実の始皇帝たちの話題も特には活発ではありません。 匿名掲示板で歴史マニアが語る「ゲームや漫画のヒットでマイナーな時代を流行らせる」ことが絵空事であるのが… https://t.co/y9gy5vCXrY"

    キングダムが流行しているのに、ネット上で、始皇帝についての記事が充実せず、史実の始皇帝たちの話題も特には活発ではありません。 匿名掲示板歴史マニアが語る「ゲーム漫画のヒットでマイナーな時代を流行らせる」ことが絵空事であるのが… https://t.co/y9gy5vCXrY

    まめ@史記人物大好きクリエイター on Twitter: "キングダムが流行しているのに、ネット上で、始皇帝についての記事が充実せず、史実の始皇帝たちの話題も特には活発ではありません。 匿名掲示板で歴史マニアが語る「ゲームや漫画のヒットでマイナーな時代を流行らせる」ことが絵空事であるのが… https://t.co/y9gy5vCXrY"
    DG-Law
    DG-Law 2020/07/31
    『キングダム』は他の歴史漫画と微妙に客層がずれている感じがする。
  • フニャディ・ヤーノシュの前半生について : 巷にひとり在り

    前回のヤン・イスクラに続いて、『乙女戦争外伝Ⅱ 火を継ぐ者たち』の主役となるフニャディ・ヤーノシュについてまとめます。 フニャディ・ヤーノシュの生まれは1406年頃。 父親は皇帝ジギスムントに仕える一介の騎士で、トランシルヴァニアのフネドアラ城を与えられたのがフニャディ家の始まりです。 (ルーマニアのフネドアラ城。フニャド城、コルヴィン城とも。コルヴィンCorvinはカラスのことで、フニャディ家の紋章。) ヤーノシュはジギスムントの御落胤、つまり隠し子だという噂もありました。 (※この説はフニャディの政敵がスキャンダルとして流したものですが、息子マーチャーシュの代になるとむしろポジティブにこの説を喧伝したようです。フニャディ家は皇帝の血筋ということになりますからね。日武士が源氏の血筋を主張するような感じでしょうか?) フニャディ・ヤーノシュは若い頃からジギスムントの従者として側に仕え、

    フニャディ・ヤーノシュの前半生について : 巷にひとり在り
    DG-Law
    DG-Law 2020/07/25
    それはやめといて正解だと思うw>「シャールカの娘クラーラがヴラド3世の妻になるという展開も考えましたが、悲惨な最期になりそうなのでやめましたw」
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの(『戦争は女の顔をしていない』他)

    ・『戦争は女の顔をしていない』1巻。 → 言わずと知れたスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの名著の漫画化。読む機会がなく原典未読だが,どこかで隙を見つけて読みたいところ。 → 何より人からよく許可が取れたなということと,漫画の人選がかわいい絵柄の小梅けいとという点で二重に驚きがある。それに比べると監修が速水螺旋人なのは順当オブ順当であるが,その人が書いていたことが興味深い。 ・『戦争は女の顔をしていない』コミック版について、個人的補遺(MINITRUE) >ところで、発売前から「コミック版は『可憐な女性兵士のけなげなエピソード集』『泣けて感動する話』として『消費』されてしまうのではないか」と危惧するご意見がありました。発売後もよくお見かけします。これはまったく正当な懸念です。 → というのは私でさえ思いつくところで,この監修者の解説なしには全く成り立ち得ない企画であろう。以下に続く文章

    DG-Law
    DG-Law 2020/04/28
    こちらが『ヴラド・ドラクラ』3巻の感想。ルビは読み返して見つけて驚いた。/『戦争は女の顔をしていない』の感想も短く。
  • nix in desertis:『ヴラド・ドラクラ』1・2巻

    言わずとしれたワラキア公国のヴラド3世の伝記的歴史漫画。どうしても吸血鬼伝承寄りのファンタジックな展開になってしまいがちな素材であるが,作は非常に真っ当な歴史漫画をやっている。すでにCall of Historyでも書評があるが,ハンガリーとオスマン帝国という大国に挟まれ,国内は大貴族が専横を振るい,ドラクレシュティ家は父が建てたばかりの新興王朝で王権は未成熟と,考えうる限り最悪と言っていい状況から中央集権化を目指す若き英主の苦闘を描いているのが1・2巻の展開になっている。ここまではその描写が面白く,2巻末時点で国内統一の内戦がクライマックスに向かっている。これが終わればオスマン帝国のメフメト2世との大戦争になるが,期待が持てそうだ。結果がわかっていて不明点が多いだけに,創作の余地が多いことが作では上手く働いている。いかに不自然ではない創作を織り込むかが腕の見せ所になる。 時代は145

    DG-Law
    DG-Law 2020/04/27
    3巻の感想も書いたので(http://blog.livedoor.jp/dg_law/archives/52448197.html),自分の感想の掘り起こしブクマ。本シリーズの感想はKousyouさんのところと上手く連動できていると思う。
  • 「ヴラド・ドラクラ 3巻」感想~ワラキア公ヴラド3世の妻について | Call of History ー歴史の呼び声ー

    残虐の暴君か、国を護りし英雄か――。 15世紀中期。南にヨーロッパを席巻するオスマン帝国、西に大国ハンガリー。 ふたつの強国に挟まれた小国・ワラキア(現・南ルーマニア)にひとりの若き公が戴冠する。 その名は、ヴラド三世。 国内政治は貴族に支配され、外交は大国の情勢に左右される中、 ヴラドは故国・ワラキアを護るため、そ... 衝撃のラストだった二巻に続いて、三巻では大貴族アルブとの戦いが決着。ワラキアはヴラド3世の下で安定をみることになります。また、英傑フニャディ・ヤーノシュも回想で登場し、ヴラドに大きな影響を与えたエピソードが挿入されています。ついに巻で宿敵メフメト2世登場。若き日のヴラドとの出会いと友情、そして訣別の思い出が描かれています。そのメフメト2世率いるオスマン帝国がワラキア公国へと目標を定め、その対抗としてヴラドはハンガリー王マーチャーシュ1世の従姉妹イロナ・シラージとの政略

    「ヴラド・ドラクラ 3巻」感想~ワラキア公ヴラド3世の妻について | Call of History ー歴史の呼び声ー
    DG-Law
    DG-Law 2020/03/24
    アルブさんが意外とあっさり死んだけど,メフメト2世を早く書きたかったんだろうと思うと納得が行く。/奥さん含めて幽閉期間をどう処理するのかはずっと気になってる。
  • 『戦争は女の顔をしていない』コミック版について、個人的補遺 - MINITRUE

    スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』の小梅けいとさんによるコミック版、1巻が先日発売となりました。僕も監修という形でお手伝いしています。多くの方に買って頂いているそうで、当に嬉しいことです。 www.kadokawa.co.jp ところで、発売前から「コミック版は『可憐な女性兵士のけなげなエピソード集』『泣けて感動する話』として『消費』されてしまうのではないか」と危惧するご意見がありました。発売後もよくお見かけします。これはまったく正当な懸念です。 漫画というのは情動を刺激するメディアであり、まさにそこが強みです。強調するにせよ抑制するにせよ、ほぼ全ての漫画家はそこに自覚的です。おそらく誰が描いても感動物語になり得るでしょう。 そして、僕はこの作品で泣いたり感動したりエピソード集として楽しんでも別にいいのだろうと思うのです。自分の情動を止めることなどできますまい

    『戦争は女の顔をしていない』コミック版について、個人的補遺 - MINITRUE
  • 近代女性小説家誕生の歴史を描く意欲作『カイニスの金の鳥』(秦和生 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    あらすじとみどころ――「秘密」と「信頼」時代は十九世紀初頭、英国グロスターシャーの牧師の家に生まれた女性リア・ボイドは幼いころから小説を書いていたが、“女性が小説を書くなんて“”女性に小説は書けない“といった周囲の無理解から、架空の男性アラン・ウェッジウッドを創作してアランの作品と騙るようになった。十九歳になっても小説家の夢捨てきれず、自身の作品をアラン・ウェッジウッドの筆名で出版社に投稿、ついに出版の運びとなり、リアは長い髪を切り、男装してアラン・ウェッジウッドという男性になりきってロンドンへ上京する。ロンドンではマイルズ・キーツという作家の知己を得て、彼のアパートの隣室で、自身が女性であることを秘したまま共同生活を始めることになる――というのが1巻の大まかなあらすじです。 近代、女性に対する抑圧と無理解という逆境の中で自身の夢に向かって突き進む主人公という王道のストーリーラインがまずあ

    近代女性小説家誕生の歴史を描く意欲作『カイニスの金の鳥』(秦和生 作)感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 『ネオ・エヌマ・エリシュ 1巻』(マミー作)感想~アッシリア愛に溢れた歴史漫画開幕 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    簡単なあらすじカリスマ女子高生ギャル須藤英里(エリちゃん/エリ様)は姉のデートに付き合わされて博物館で見たバビロニアの創世神話「エヌマ・エリシュ」の原とされる粘土板から聞こえる声に誘われて、気付くと紀元前669年の古代オリエント世界にタイムスリップしてしまいます。 バビロニアの最高神マルドゥクの使いという翼を持った白いライオンの姿を持つパズズの背からエリちゃんが落下した場所は新アッシリア帝国とクシュ・エジプト王国(エジプト第25王朝)が争う戦場。そこでアッシリアの皇子アッシュールバニパルと運命の出会いを果たします。パズズはアッシュールバニパル皇子の庇護下に入ったエリちゃんに、元の世界に戻るためには、七つに割れた「エヌマ・エリシュ」の原を一つに集める必要があると語ります。 舞台となるアッシリア帝国の略史最近ではセミラミスの名とセットで覚えている人も多いであろう、古代オリエント世界に君臨し

    『ネオ・エヌマ・エリシュ 1巻』(マミー作)感想~アッシリア愛に溢れた歴史漫画開幕 | Call of History ー歴史の呼び声ー
    DG-Law
    DG-Law 2019/11/19
    作者の歴史への愛がとても濃そう。
  • 歴史 | ステンカとは、ロシアの白兵戦のマーシャルアーツです。

  • 『地獄の釜の蓋を開けろ~マビノギオン偽典~』(鬼頭えん 作)1~2巻感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    西暦1193年。主人公グウィンはイングランドの片田舎アーチャーフィールド(注1)で墓堀人として生計を立てる「異教徒」の少年。獅子心王リチャード1世の戴冠式で起きたユダヤ人迫害事件の生き残りで、村のおきてに反して処刑された娼婦イーニッドを埋葬したことで、村のごろつきドブソン一味の怒りを買ってしまう。ドブソン一味に襲撃され絶体絶命のピンチに陥ったそのとき、地中から姿を現したのが、「再生の大釜」を名乗る全裸幼女(割れ物注意)だった――というのが一巻の導入となるあらすじです。 最初からもう情報量がすごい。十字軍での活躍で勇名を馳せるリチャード1世(1189~1199)ですが、彼の戴冠式でユダヤ人迫害事件が起きたことは案外知られていないのではないでしょうか。 1189年7月6日、リチャード1世の戴冠式の日、王は騒ぎになることを危惧してユダヤ人の参列を禁止する触れを出していましたが、王の即位を一目見よ

    『地獄の釜の蓋を開けろ~マビノギオン偽典~』(鬼頭えん 作)1~2巻感想 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • nix in desertis:最近読んだもの・買ったもの(『アルテ』9巻)

    DG-Law
    DG-Law 2019/05/02
    令和最初の更新はこれ。
  • 女子高生と一緒にレッツ登城!『東京城址女子高生 1,2巻』(山田果苗 作)感想

    高校二年生の広瀬あゆりは交際中の彼氏の浮気疑惑から言い合いとなり、その腹いせにペットボトルをゴミ箱に投げ入れるが大きく外して、近くの女の子の後頭部にクリーンヒット!平謝りで負い目を感じるあゆりは彼女、持田美音(みおん)の言うがままに城址歩きに付き合わされることになる・・・という導入です。 現在二巻まで発売中で、第一巻で紹介されるのは世田谷城、石浜城、深大寺城、江戸城、稲付城、成宗城。第二巻では渋谷城、高幡城、平山城、郷城、松城が紹介されます。城のラインナップを見てもわかる通り、城として建物が健在なのは合宿として遠出することになる長野県松市の現存十二天守松城と現皇居として一部の建物が残る江戸城だけ、残りは遺構が残っていればいい方な城址揃いです。まぁ東京なので自ずとそうなるのですが。あゆりを半ば強引に連れまわす美音の好みはお城ファンの中でも比較的コアな部類に属する、「遺構すらなくても大

    女子高生と一緒にレッツ登城!『東京城址女子高生 1,2巻』(山田果苗 作)感想
    DG-Law
    DG-Law 2019/04/06
    またとんでもなくニッチなジャンルに切り込んだ漫画だな……w